[naku-yoru] :: DIARY: thom-kitten: 2009年6月アーカイブ

thom-kitten: 2009年6月アーカイブ

yolatengo-band.jpgYo La! Yo La! Yo La!
なんてグッド・タイミング! ちょうど今週、Yo La Tengoの2000年のアルバム「And Then Nothing Turned Itself Inside-out」を聴きたい気分になって、整理したばかりのCD棚から引っ張り出して聴いていたところだったのです!(CD棚はアーティスト名順から、ジャンル別に並べ替えました) これも虫の知らせってやつなのでしょうか。

Yo La Tengoの新作アルバムのタイトルは「Popular Songs」。
所属レーベルのMatador Recordsでは、このアルバムから「Periodically Double Or Triple」のMP3音源が公開されています。
(source : CD Journal.com)

[MP3]
Yo La Tengo 「Periodically Double Or Triple」

[関連したサイト]
■ Yo La Tengo(公式ウェブサイト)
■ Yo La Tengo - MySpace
■ Matador Records

[ミュージックビデオ]
こういうアホなビデオは大好き。

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icon 関連したブログ記事:2件

以前お伝えした、スティーヴ・ライヒとRadioheadのギタリスト、ジョニーとのコラボレーション。
両者の熱烈なファンとして夢にも思わなかった話ですから、「Radioheadがスタジオ入り」というニュースの後は、実現するの?しないの?と真相を一刻も早く知りたい気持ちでホント落ち着きません。

このコラボ話、実現するとすれば、ちょうど一ヵ月後のManchester International Festival
フェスの公式ウェブサイトによると、ライヒ先生はKraftwerkのステージに特別ゲストとして出演する予定で、そこで「2x5」という新曲のワールドプレミアを披露する予定だとか。演奏はBang On A Can。ここまでは元ネタのインタビュー記事と相違なし。この新曲にジョニーが絡んでいるのでしょうか?
Kraftwerkといえば、3月にRadioheadの南米ツアーに同行したばかり。うーん気になる。
ちなみに、5月22日のDiaryでお知らせしたピューリッツァー賞受賞を記念して、「Double Sextet」のコンサートが今月22日にニューヨークで開催されるそうです。

■ Steve Reich - MySpace
■ Steve Reich on Twitter

クラシック音楽に造詣が深く、自らビオラを弾き、バンドの中で唯一正規の音楽教育を受けたジョニーくんですが、ライヒの音楽とはやっぱり結びつかないですね。彼のソロ作品「Popcorn Superhet Receiver」や「There Will Be Blood」を聴いてもそうだし、Radioheadの楽曲の中で例を挙げると、彼が作曲やアレンジをメインで担当したという「A Wolf At The Door」や「The Tourist」、「Faust Arp」などを聴いてもライヒの音楽とは正反対のトーン。ソロアルバム「Bodysong」に収録された「Convergence」などは近い感じもしますが、・・・ああ、一体どうなるんだ!

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今月23日に発売されるTortoiseの7枚目となる最新アルバム「Beacon Of Ancestorship」の追加情報です。

現在、Thrill Jockry RecordsでCD、レコードの予約注文をすると、いろいろ特典が付いてきます。
まず、全ての予約注文購入者に17インチ×24インチの「Beacons Of Ancestorship」オリジナルポスター。
加えて、CDの予約には4種類のジャケットパネル、LPの予約にはMP3ダウンロード用のクーポンとアートワークがおまけで付いてくるそうです。
また、定価に15ドルを上乗せして、ベルトバックルがおまけで付いてくるタイプもあり。Totroiseファンはジーンズ好きの男しかいないって?! 
■ Beacons Of Ancestorship by Tortoise - Thrill Jockey Records

インディーズレーベルは経済恐慌の波をうけて、例に漏れず厳しい状況にさらされているところが少なくなく、今年に入ってだと、シカゴの名門レーベルのTouch&Goが人員削減のうえ、今後は新作のリリースを中止し、バックカタログ専門レーベルに転向。最近ではこのブログでも2度ほど紹介した、Stereo Test Kit Recordがオンラインストアのみの営業になるなど、地味にショックなニュースが続けてありました・・・。 Thrill Jockeyは大丈夫かな。

バンドのライヴスケジュールによると、先週末はNYでBang on a Canのイベントに参加。7月はPitchfork Music Festival、そしてその後は来日してFRFで亀祭り。己は今年もWOWOWで参加か~、カナチイ >< 。

beconsofancestorship.jpg「Beacons Of Ancestorship」/ Tortoise
release : 23 June, 2009
label : Thrill Jockey Records

[ミュージックビデオ]
公開されたばかりの新曲のビデオ。日本の風景も出てきますね。

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sweetbillypilgrim-band.jpg休日は恒例の「記事にするかも」フォルダの棚卸し。

このブログでは滅多に登場しないイギリスはロンドン出身である3人組バンド、Sweet Billy Pilgrim。 3月に2ndアルバム「Twice Born Men」をDavid Sylvianのレーベル、Samadhisoundからリリースしています。公式ウェブサイトではこのアルバムから「Truth Only Smiles」の音源がフリーで公開されています。

2007年にリリースされた1stアルバムは、国内盤がすでにP-Vineから発売されていたようで、この公式サイトも丁寧に日本のユーザーのために一部パッチがついています。

メロディラインの展開や小奇麗にまとめられたミックスはいかにもUK。優美でしっとりとした音景が魅力的。デイヴィッド・シルヴィアンのレーベルからというのも納得がいきます。曲によってはバンジョーがあったり、リズムや音色の使い方がUS音楽を思わせるところも。
全体の印象としてはSparklehorseあたりが近いかな。最近は「もうイギリスには帰らん!」とアンチUKを公言していますが、こういうのは嫌いじゃない。

[MP3]
Sweet Billy Pilgrim「Truth Only Smiles」

[関連したサイト]
■ Sweet Billy Pilgrim - MySpace
■ Sweet Billy Pilgrim(公式ウェブサイト)
■ Samadhisound

Twice Born Men.jpg「Twice Born Men」/ Sweet Billy Pilgrim
release : Mar, 2009
label : Samadhisound

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June 2, 2009

The Wooden Birds「Magnolia」

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thewoodenbirds.jpgUSインディーズロック・ファンには御馴染み、American Analog Setのシンガー Andrew Kennyが立ち上げた新バンド、The Wooden Birds。先月にBarsuk Recordsからデビューアルバム「Magnolia」をリリースしています。メンバーはAndrewのほか、Chris Michaels, Leslie Sisson, Sean Haskins, Jody Suarezの計5人。

アコースティックギターがメインの、素朴なメロディライン。ミディアムテンポで流れて実に柔らかな印象。AASから継承される、肩の力の抜けた優しい歌声は包容力があって、うーん癒されます。
MySpaceのアーティストページでは新作から2曲が公開、4月30日に放送されたNPRの番組「World Cafe」では「False Alarm」と「The Other One」の2曲を高音質で聴く事が出来ます。

[ストリーミング]
The Wooden Birds「False Alarm / The Other One」Stream on NPR, World Cafe

[関連したサイト]
■ The Wooden Birds - MySpace
■ The Wooden Birds(公式ウェブサイト)
■ Barsuk Records

magnolia.jpg「Magnolia」/ The Wooden Birds
release : Apr, 2009
label : Barsuk Records

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