thom-kitten: 2009年3月アーカイブ
I'm an unpersonable man.
例の一連の騒動(一部の人たちにとって)に関連して、Pitchforkの12日付け最新ニュースでは、「Did Radiohead Really Respond to Miley?」と題した記事をアップしています。
■ Did Radiohead Really Respond to Miley? - Pitchfork: News
US Weeklyにおける「彼女が成長すれば、無用な特権意識に気付くだろう」という旨の発言はバンドからではなく、事実は関係者のものだったとか。裏付け取ってこういう記事を書いたり、また末尾は以下のような文で締め括られていて、Pitchforkのなかの人が真のR好きだということが決定付けられたような気がします。
~ 実際、トム・ヨークのことを本当に大好きなら、彼が正確には地球上で最も親しみのある男ではないということをわかっていただけないでしょうか?~
(source : Pitchfork)
ところで当事者のマイリー嬢。会えなかったことを「ムカつく」とか、めちゃくちゃにしてやる!と息巻くあたり、その激しい気性だけは窺い知ることが出来ました。詳しくはこちら。
DASの最新の投稿はトムくんによる南米旅行用のオフィス・チャートですが、皮肉めいた最後の文はいかにも確信的な彼らしい。南米ツアーの予定は15日から27日の日程で計7公演の予定。お気をつけて~。
(having washed me smalls and sort of packed)
Champion Sound by Jaylib from Champion Sound
So Scientific by Dabrye from One/Three
Monday Massacre by Mr Oizo from Flat Beat Ep
Don and Sherri by Matthew Dear from Asa Breed
You & Me by The Bug from London Zoo
Space Beatle by The Beta Band from Heroes to Zeros
Silence by Pj Harvey from White Chalk (hi Polly!)
Rinaldo: Aria: "Augellette, che cantate" by Academy of Ancient Music from Handels Rinaldo (1711 version)
Lilac Wine by Nina Simone from Diva: Nina Simone
wish us all a safe journey if you still like us and you're not one of those people i have managed to offend by doing nothing xx
村下春樹のある本に、ジャマイカに行ったあとしばらく「んちゃ、んちゃ」のリズムが体のなかでしつこく続いた、というくだりがありましたが、南米ツアーの後にスタジオ入りが決まってるらしいRadiohead。次のアルバムにはサンバのリズムにボサノヴァの旋律が浸透しちゃったりして。 ラジオ番組でお気に入りの曲として紹介したり、ウェブキャストで踊ったりするほどジョルジ・ベンジョール好きをアピールしてたエドがリーダーシップを発揮するとか?
<SUMMER SONIC 09>の第二弾アーティストが発表。
都市型音楽フェス <SUMMER SONIC 09>の第二弾出演アーティストが先日発表されております。今年は初めての3日間開催ですが、総勢何組が参加するのでしょうか。もうすでにお腹一杯膨満感。
Kasabian / Elvis Costello / Joan Jett and the Blackhearts / Mastodon / Tahiti 80 / The Ting Tings / Tom Tom Club / Gogol Bordello / Iglu&Hartly / Never Shout Never / The Qemists / School of Seven Bells / Tame Impala / The Temper Trap / The Veronicas
Dark Was The Night のスペシャル・ライヴがPitchfork.tvで公開中。の続き
11日にお知らせしたPitchfork.tvの「Dark Was The NIght Special Presentation」は、事前にサイト上のアドで告知されていたとおり、The Nationalに続いて、YeasayerとDirty Projectorsの動画が2本公開されています。
■ SPECIAL PRESENTATION Dark Was The Night Yeasayer - "Tightrope"
■ SPECIAL PRESENTATION Dark Was The Night Dirty Projectors - "Knotty Pine"
イギリスのレーベル、Stereo Test Kit Recordsから発売されるコンピレーション・アルバム「Records Make Great Pets Volume 2」はスウェーデンのインディーズ系ミュージシャン21組が参加し、計21曲が収録されています。現在、特設サイトがオープンしていて、先日から視聴用のプレイヤーが登場しています。
■ Stereo Test Kit Records / Records Make Great Pets
ちなみに参加したのは、Alarma Man, Audrey, Band in Box, Björn Kleinhenz, Convoj, Dag för Dag, Dear Euphoria, Foreign Slippers, Hajen, Lassus, Lowood, Norma, Park Hotell, Rickard Jäverling, Scraps of Tape, Testbild!, The Medalist, The Social Services, Two White Horses, we are soldiers we have guns, Winter Took His Life。
Stereo Test Kit Recordsについては以前記事を書いたと思っていたら、実はDear Euphoriaのアルバムのことをちょろっと書いただけでした。今は10組ほどのアーティストが在籍しているようで規模は小さいながら、良質のポップ・ミュージック~アコースティック・ソングがそろっています。女性の歌手が多いのも特徴。ウェブサイトではそれぞれのアーティストのフリーMP3が公開されています。Dear Euphoriaの「Falling Behind」はやっぱり何度聴いても涙腺に来る。
we are soldiers we have guns 「November」
Band in Box「Leaving Smears」
Dear Euphoria「Falling Behind」
Audrey「Mecklenburg」
Dark Was The Night のスペシャル・ライヴがPitchfork.tvで公開中。
リニューアルした音楽ニュースサイト、Pitchforkの動画チャンネル Pitchfork.tv で、4ADからリリースされたチャリティアルバム「Dark Was The Night」に参加したThe Nationalのライヴ映像(約7分)が公開されています。
[試聴する]
■ MySpace.com - Dark Was the Night
■ FMusic (MP3) : Dirty Projectors + David Byrne - Knotty Pine
「Dark Was The Night」/ Various Arists(A Red Hot Compilation Album)
release : Feb, 2009
label : 4AD(US)、ベガーズ・ジャパン(日本)
4ADがSXSW 2009出演者の5曲入りフリーサンプラーとMP3ファイルを公開中。
Aqualungできれいにしめた後にこんなニュースが入ってきました。
レーベル、4ADのウェブサイトで、同レーベルからSXSW 2009へ出演するアーティストの楽曲を無料で配信中。ダウンロードにはEメールアドレスの入力が必要で、ZIPファイルで送られてきます。また、ブログへ貼り付けるためのコードも公開されています。紹介されているのは、Camera Obscura、St,Vincent、Department Of Eagles、M.Ward、Anni Rossiの5組。
Aqualung「Words & Music」(SXSW 2009)
今日紹介するのは、イギリスのシンガーソングライター、Aqualung。彼の音楽についてはもう説明は不要でしょうか。2003年にヒットした2ndアルバム「Still Life」でAqualungをはじめて知りました。AqualungことMatthew Hales(マット・ヘイルズ)は72年生まれで、写真を見ると少年のような可愛い顔立ちの人です。ハスキーだけど高い音域も出ている声、情感豊かに歌い上げる歌唱力に平伏。ピアノがメインに使われた穏やかな曲調の音楽が心地よく、当時はヘビーローテーションでした。
昨年、自身の4枚目のオリジナルアルバム「Words & Music」をリリースしています。
SXSW 2009では18日、19日のステージに出演予定。さて、今回の記事で「SXSW 2009特集」は終わりです。特集はまだまだ続きます! 未知の音楽の発掘はやっぱり楽しい。
[関連したサイト]
■ AQUALUNG | OFFICIAL WEBSITE
■ Aqualung - MySpace
「Words & Music」/ Aqualung
release : Oct, 2008
label : Verve Forecast
Tiny Masters of Today「Bang Bang Boom Cake 」(SXSW 2009)
今日は休日なのでまとめて投稿。本番まであと2週間を切っております、SXSW 2009。
今回紹介するパンク・バンド、Tiny Masters of Today(タイニー・マスターズ・オブ・トゥデイ)はおそらくこのイベントで最年少の出演者ではないでしょうか。ギター&ボーカル担当のIvanは1994年生まれの15歳、ベースとボーカル担当のAdaは1996年生まれの13歳の兄妹。1994年?! 1996年?!! これは驚きを通り越してサブイボが立っちゃうくらいです。96年つったらRadioheadの「The Bends」が出た後ですよ。
兄妹はブルックリン在住。テレビは週末だけ、プレステもない毎日で退屈していたところに、音楽好きの両親の影響で楽器と宅録を始めたのがきっかけ。2004年から曲を書き始めて、2007年にはMute Recordsからデビューアルバム「Bang Bang Boom Cake」をリリースしました。13曲が収録されたこのアルバムではプロデューサーとドラムスをBlues Explosionのメンバー、Russell Siminsがつとめ、ゲスト・ボーカルでYeah Yeah Yeahsのカレンが参加した他、「Hey, Mr.DJ」という曲のリミックスではCSSとThe Liarsが参加したりと、とても羨ましい環境。
MySpaceのプロフィールにある「影響を受けた音楽」というのがまた恐ろしい。The Clash, The White Stripes, The Yeah Yeah Yeahs, Green Day, The Stooges, Blondie,The Velvet Underground, Devo, The Kinks, The Shangri-las, Belle and Sebastian, Nirvana, Abba, AC/DC, The Strokes, Sex Pistols, Gorillaz. ..10歳そこそこでこんなに良い音楽をたくさん経験できて、親御さんの英才教育が想像できます。
SXSW 2009では21日のステージに出演予定。
[MP3を再生する]
Tiny Masters of Today「Radio Riot」
・ウィジェットからアルバム全曲試聴できます
[関連したサイト]
■ Tiny Masters of Today(公式ウェブサイト 英語 / 日本語)
■ Tiny Masters of Today - MySpace
■ Mute Records
「Bang Bang Boom Cake」/ Tiny Masters of Today
release : Oct, 2007
label : Mute Records