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Look! Up in the sky!
見よ! 空の彼方を!
9時間ほどの時差を経て、我が家に降ってきました、Radiohead「In Rainbows」。
本日リリースとなったのは、デジタルダウンロード版。
10日のちょうど午前0時。さて明日も早いし、そろそろ寝ようかと思い、Macの画面へ向かうと1件の新着メール。
w.a.s.t.e.から??? え、うそ? 日本時間に合わせてくれたの?
すげぇどきどきして開いてみたら、なんて事ない「明日、ZIP形式で送るんでよろしく。フツーに解凍できると思うけど、出来ない人はこっからソフト落としてね」って、親切な案内メールかよ。まぎらわしいわい。
というわけで、21時現在。今聴いております、「In Rainbows」の10曲を。
このうちのいくつかの曲は、2006年のライブ音源を聴いていて予備知識?のようなものを持って臨んだわけだけれども、1週間ほどかけて、しっかり体に馴染ませようと思います。
今日はざっとさわりの感想だけを。
#1「15 step」ぶふっ、やっぱいいですね。好きだ、この曲。硬いビートのレイヤーに流れるようなギターフレーズ。
#2「Bodysnatchers」好きだ、この曲も。音がすげぇ割れるし。
#3「Nude」今更、説明不要の隠れた名曲。10年近くかかったけど、きちんと形になってくれたことがもう嬉しいの。
#4「Weird Fishes/Arpeggi」テンポはかなり速く、ギターのアルペジオがたくさん重なる。前半、Tortoiseぽくない? エド、バックコーラス復活?!
#5「All I Need」この曲はとてもスロウな曲。音のレイヤーが美しい。鉄琴、大好き。
#6「Faust Arp」初めて聴く音。ストリングス・チームはこのためだったのね。映画音楽のような響きで、これも美しい。
#7「Reckoner」これもオリジナルはとても古い曲。が、まったくの別物に。ファルセット、がんばれー!
#8「House Of Cards」ロンドンのシークレットギグで披露した時とアレンジを変えたようだ。こういうギターの音の使い方は好き。
#9「Jigsaw Falling Into Place」これも初めて聴く音。あー、この曲何かに似てるんだけどなー、何だっけ・・・。
#10「Videotape」意外に今回の新曲にはピアノの音が素直に使われてない。この曲くらいじゃないのかな?
総合評価:83点。辛口ですか?
まず大きく減点となったマイナス15点について、これらの新曲はPCで聴くべきじゃない!!! って当然ですね。
ZIP形式で48.8MBってお知らせが来た時点で恐ろしかったもの。MP3ファイルで、1曲あたり4MB、ビットレート160kbps!!ありえない!!己はiTunes MusicStoreでは買い物したことないんだけど、こういうものなのでしょうか?
己はRadioheadに関してはPCで1枚のアルバムを聴く事なんてあまりない。(でも、Last.fmのベストアーティストはきっちりRだったりするんですけど)
さて、家事も済んだし、コーヒー煎れて好きな音楽を聴くかという時には、リビングにどかりと鎮座している、15年以上働いてるビクターのコンポのほうでCDを再生しています。iTunesと比べる間もなく、良い音が出るから。が、問題はこのビクター爺が、焼いたCDRをなかなか読んでくれないのです。100回試して100回駄目だったからな、昔。
実際この「In Rainbows」も、仕方なくMacで再生しているのだけれども、ちょっと音量あげると音割れして、そこでまずイラッと来たわけです。サウンドエンハンサーいじっても良い音に合わせにくい。MPEGからAIFFに変換し直して、なんとか聴けるレベルになったようです。加えて、iTunesがよく待機状態になるのも余計に腹立たしいな。メモリ、増やしたばっかりなのに。
マイナス1点は「Bangers and Mash」が入っとらん。最初の2曲と雰囲気がかぶってるから、DISC1から外れたのかもしれない。
あとのマイナス1点は、#1「15 step」に入ってた子供の歓声。誰?
12月にCDとレコードのセットが発売になるけれど、なるほど、これはレコードの音でぜったい聴きたい!!と思わせる曲(#2、#4、#5、#8)がいくつかありました。ですので、このDiscboxは12月生まれの己にとっては、いい誕生日プレゼントになりそうです。
トム、ジョニー、エド、コリン、フィル、そしてプロデューサーのナイジェル。皆さん、本当にご苦労様でした。結論は、己は早く、CDかレコードのきれいな音を聴きたいです。
トムくんの歌声には今回も感動させられてしまった。#3「Nude」の後半のところ。あなたの美しい声に、やっぱり昇天してしまいました。ほんとお疲れさまでした。
You end and I begin (HOW!)
数年かけて取り組んできた、7枚目のアルバム「In Rainbows」のDL版リリースを明日に控えたRadiohead。
15年以上もメジャーで活動を続けてきたバンドで、出来上がりに自信を感じていると言えども、さすがに今回のような新しい試みとあっては、リスナーの反応が内心気になっているのでは?
プロデューサーのナイジェルは・・・うんうん、さすがですね。ちゃんと「In Rainbows」のこと考えて。
写真がぶれてるのも、おそらくソワソワしてグルグルせわしく回ってるのだろう。
で、その傍らで何やら一心にメモっているトムくんの頭の中は・・・ってコラコラ。「iPod touch」欲しいんすか?
仕事を終えて、きっと、ほっと一息のRと周辺の関係者。
一方、年末から来年はじめにかけての予定を、あたふたと組み立て直している我々。年明けだっていう話が、2ヶ月も繰り上がっちゃあねぇ。みんな、「R定期貯蓄」の具合はいかがでしょうか?始まったら一気に崩れて行くから、怖いよな。
で、12月の40ポンドのまえに、まずこれのお会計が先。発売は10月30日の予定。己はきっちり「社割り」で購入させていただきます。
「Dead Children Playing:A Picture Book」(洋書)
出版社:Verso Books 著:Stanley Donwood
昨年、バルセロナで行われたStanley DonwoodとDr.Tchock(Thom Yorke)の展覧会にあわせて発売された作品集。今回は第2版で(初版は売り切れ)、ページが追加された「増補版」となっているようです。 (source:at ease 6/27付News)
Happy Birthday,Thom!!
Happy Birthday,Thom!!
今日は、トムくんの39回目の誕生日。
何の曲なのでしょうか、恍惚状態のトム。右の手指の角度あたり、絶妙です。
まもなく配信される「In Rainbows」の1曲目は「15 step」という曲で、2006年のライブ音源を聴くと「Idioteque」に負けず、ばりばりのディスコ・チューン。
「Kid A」以来、Radioheadの楽曲におけるダンス・カテゴリーを引き受けてきた「Idioteque」。この曲は後半、荒波のごとく押し寄せる怒濤のグルーヴがとにかく凄まじいものであります。
片や、新しい曲「15 step」の基盤を構成している10拍子の合間を走り抜けるのは、リズムマシンのクラップとカウベルのビートに、流れるようなギター&ベースフレーズ。幅広く取られたメロディの音域が、さらに曲をユニークなものにしている。「Idioteque」から「15 step」へ世代交代か!!
いえいえ、まだ健在ですよ。元祖「姫島・狐踊りダンス」(命名はワタクシ)は。
You Tubeを散策していて、これとは別の「Idioteque」のビデオに「Psycho Bunny Dance」と名付けられていた。「気違いウサちゃんダンス」と日本語で書くと身もふたもないが・・・。
■ Radiohead「Idioteque」(Live 2006 at Hammersmith Apollo)
以下、「In Rainbows」の新しいニュースを備忘として記録しておく。
・ThisIsLondon.co.ukに、アートワーク担当・スタンリーのインタビュー。題は「Radiohead are right on the money」。
「(40ポンドのDiscboxについて)失業手当を受けてるっていうんなら、それは馬鹿みたいな金だろうけど、プレミアリーグの試合を見に行くのも同じくらいかかるんだ。それに今回のプロジェクトは信じられない仕事量だったんだよ。」
全文はこちら。(source:at ease)
・「In Rainbows」が1月にレコード会社から発売されるかも…というニュースの続報。契約先はWarner、あるいはATOか、という噂。(ATOって、ATO Recordsのことなのでしょうか。Gomez好きの己としては、とても気になる噂)
全文はこちら。 (source:at ease)
・「In Rainbows」は通常のプロモーション活動は行われない事が、バンドのPRを担当するNasty Little Manより明らかになった。プロモーション用の広告、それらのウェブ配信やメディアサイトもないとのこと。(source:green plastic)
(追記の追記)
1日発売の雑誌「Rockin On」11月号の特集はRadiohead。「Radiohead OK Computer 1997」
ありゃー、タイミング悪い! でも、次号でも平気でRを表紙にしちゃいそうな予感がするのは私だけではないはず。「Snoozer」も要注意だが、これも今月18日の発売。10月1日は、入稿締め切り日はぎりぎり? どーする、Mr.タナカ?!
「In Rainbows」がメジャーレーベルからリリース?!
あと4日に迫った「In Rainbows」ウェブ配信。足労だけかけて、ニュースをさらう。ファンサイト、at easeと英国音楽週刊誌「NME」のニュースがきれいに重複していますね。ネットワークを錯綜している大量の情報を選別し、整理し、すっきりと頭の中に入れなければ。ああ、競馬のニュースは少しは載せられるのかなぁ・・・。もう、まったく!(もちろんこれは嬉しい怒声)
ここ一週間、にやにやしてる街の通行人、職場でやけに張り切って仕事している同僚、妙に心が寛大になった知り合いは、十中八九、Radioheadファンと思って間違いないよ。
ここにきて、意外な話が急浮上。
Radiohead「In Rainbows」近日中にレーベルと契約か?
■ Radiohead to signed record deal, CD out in January. (source:at ease)
うーん、以前あれだけトムが意見をしてたのに?
しかし、販売という点について現実的に考えれば、これは至極まともな話ではある。実際の交渉事を進める、昔からバンドのマネージメントをやっているクリスとブライスが先日BBC Raio4の番組「Today」に出演し「Radioheadは新作にすごく自信を持っているし、大きな市場の中において販売されるに値するものだと思っている。だから流通基盤を持ったレーベルを探している。この1週間のうちに話をすすめておきたい。」などと、新作の今後の動向について、語ったそうです。
また、実質「0ポンド」でダウンロード版を入手できることについて「馬鹿げた事のようかもしれないが、リスクについての対処は整っている」とのこと。
Discboxを購入すれば、10月10日のダウンロードも一緒にできるようになるので、2つを一緒に買う必要はないのですが、SPIN.comによれば、太っ腹なファンも幾人かいたようで、ダウンロード版の最高額は99ポンド!!! (source:SPIN.com)
レーベル契約するとなると、今現在、40ポンドで予約販売されている「In Rainbows」の売価はどうなるのでしょうか?
何が何でも購入!というRadioheadファンはさておき、Radioheadの新作に興味のある程度のリスナーにとっては、いくらで買えるのかというのは気になるところ。
さて、「アルバム6枚出します」という約束のうえで、EMI傘下のParlophoneに在籍していたRadiohead。でも、現在は既にブツがあって、さぁレーベルを探そうかっていう状況。出版業界で言えば、「原稿持ち込み」みたいな感じでしょうか・・・?
レベルの高い「原稿持ち込み」といえば、思い出すのは京極夏彦大先生。 (受賞歴もない装丁家から持ち込まれた「姑獲鳥の夏」の原稿。内容のレベルの高さ、処女作とは思えない膨大な原稿枚数から、編集者は、よもや新人の小説だとは思わなかったんだと。その後、すぐに講談社ノベルスで発売決定。)
小売店にしてみれば、DVD「Most Gigantic Lying Mouth Of All Time」のときのように、w.a.s.t.e.から出ていようが、取りあえず仕入れることは出来る。掛け率とか送料はいくらなのか想像もつかないけれど。
土木建築書を売って飯を食っている己の視点で言わせてもらえば、あらかじめ売れると分かっている商品は、地方小や官報ではなく、彰国社様やTOTO出版様から出た方が仕事もやりやすいにきまっている。
とにかく、再びレコードレーベルを相手に契約交渉をすすめるにあたって、Radioheadの立場は91年と同じ状況ではないということ。
手元には既に完成しているすばらしいアルバム。そのアルバムは既にリスナーの耳には入っていて、おそらく何らかの反響が起こっているであろう代物。活かすか、殺すか。されば、Radioheadの心中にひそむ企み事、果たして如何ばかりか・・・??
「In Rainbows」on and on.
1日の発表から数日。inrainbows.comの方は幾分混雑は解消されているようです。
いやはや、10日まで待ち遠しいですなぁ・・・なんて思いにぼんやり浸っている暇は実際なくて、ずっと帰宅時間が遅かったせいで、食事もそこそこに、作業にかかりっきり。それでも、音楽雑誌のウェブサイトを中心に日々アップされている「In Rainbows」の新しいニュースなどは、一番に目を通しておきたい。と思いながらも、ZZZ。ロッキング・オンにはきっと就職できない。
ウィズダム英和辞典(旺文社シニア英和辞典は引退しました)を引き引き、Chicago Undergroundなどトロめな音楽を聴き聴き、時折、窓から入ってくる思いがけない冷気にあたっては「へっぷし!」とくしゃみなどをしつつ。それにしても、肩がヤバい。
・・・生活リズムというものは、こうやって徐々に崩れてくるのね。
当サイトでリンクしている音楽雑誌のウェブサイトだけでも、ほとんどのところで「In Rainbows」のニュースをアップしていました。
Radiohead.comのブログページに、最新のジョニーくんの書き込みがあったのだけど、何故か消去されていた。内容を記録してなかったのでどうしたものかと思案していたら、雑誌「SPIN」のウェブサイトのニュースのなかにありました。安堵。
■ SPIN.com/ Radiohead Fans Swamp Web Site
「思ったより、ずっと混んでるね。すぐに繋がるはずだから、どうか我慢して。 っていうと、僕、用心棒みたい。」
タイムリーなことに、雑誌「Rolling Stone」では、「過小評価されているギタリスト25人」という特集で、我らがジョニー・グリーンウッドが10位にランク・イン!
■ Rolling Stone/The Twenty-Five Most Underrated Guitarists
あはは、やっぱりね! 自分自身で「ギタリストとは呼ばれたくない。鉄琴奏者の方が・・・」とか言ってんだから。でも、己も含め、彼のギタープレイに惚れてるファンが多いのも事実。みんな「ライブの時は右側が良いの〜」ってさ。ま、実際、すごくかっこいい。
■ Radiohead 「Go To Sleep」(Glastonbury Festival '03)
Radioheadの新作「In Rainbows」10月10日に配信開始。
10月1日より、専用のサイトで「Discbox」と「Digital Download」の購入予約を受付開始。上記リンクをクリックしてください。なお、予約にはメンバー登録が必要です。
[Digital Download] 10月10日配信開始。全10曲。価格は購入者が決められるシステム。
[Discbox] CD2枚とレコードのセットで、全18曲。価格は40ポンド。エンハンストCDで写真とアートワークのおまけ付き。装丁はハードカバーブックとスリップケース。Discbox予約購入には、Downloadの権限がいっしょに付いてきます。
(Disc1 and Vinyl)
15 step / Bodyshatchers / Nude / Weird Fishes/Arpeggi / All I Need / Faust Arp / Reckoner / House Of Cards / Jigsaw Falling Into Place / Videotape
(Disc2 and Vinyl)
MK 1 / Down Is The New Up / Go Slowly / MK 2 / Last Flowers / Up On The Ladder / Bangers And Mash / 4 Minute Warning
まったく急だな、もう!! 3月じゃなかったの?!!
7枚目となる新アルバムの名前は「In Rainbows」。
この作品は、現時点ではウェブ上でしか入手できないようになっているようです。入手方法は、CD2枚とレコードがセットになった[Discbox]を買うか、デジタルダウンロードの権利を購入すること。
詳しい内容と、購入の手順は上記をご確認ください。
それにしても、つい先日、偽物のLP7オフィシャルサイトがアップされて、ニュースになったばかりなのに・・・胡散臭いったら。
またガセかと思って、数時間放置してたよ。もう今、この記事を書いている時間(1日の午後1時)はかなり回線が混雑しているようで、スムーズに繋がらないし、エラーも出まくってます。
ところで、LP7を皆が待ちわびてた頃、己は常々「レーベル契約が面倒なら、グッズ販売してるw.a.s.t.e.から出せばいいのに」と思っていた。そういうことを何度かここにも書いた(と思う)。注文や精算は、w.a.s.t.e.の会員のアカウントを利用すればいいし、告知もメーリングリストでぴゃぴゃーっと出せば、手間はかからなさそうだし。
注文の時ははっきり分からなかったのだけど、確認メールの送り主がwaste.uk.com。請求元もw.a.s.t.e.になっているようです。
うーん、まさか、本当にそうするとは思わなかったな。ちょっとびっくり。 こういうやり方って、インディーズレーベルみたいなもの?w.a.s.t.e.の事務所ってそんなに大きくないらしいんだけどな、大丈夫だろうか?
一番の苦労は、混雑が予想されるシステムの対応とサーバーのメンテナンスだろうけど・・・うん・・・まぁ頑張れ。
内容について。
CD2枚組にレコードのセット。写真とかStanley&Dr.Tchockのアートワーク。ジャケットはハードカバー?? 原色使いのデザインで、ひとつ前のHTTTにちょっと似てる感じ。・・・ううむ、いかにもRadioheadぽい。
曲目は、Disc1が10曲、Disc2が8曲。わぉ「Up On The Ladder」が入っとうやん! お気に入りの「15 step」が1曲目!「Bangers and Mash」「Down Is The New Up」も外せませんね。
2005年のEther Festivalでお披露目された「Arpeggi」が改題され「Weird Fishes/Arpeggi」に、また、古い曲「Reckoner」が一体どうなっているのか、非常に気になるところ。
ネットをうろうろしてて、息抜きにRadiohead.comに行ってみたらこれですもん。そんな、急にプレオーダー開始って・・・己に寝るなと言っているのか。
月曜日だけど、U先輩とシフトをたまたま交換していて、ありがたいことに今日は休日。
というわけで夜中から未明にかけて、独り黙々と作業をしていました。肩がもう限界。机の上はウィズダム英和辞典やら、Collins A-Z Thesaurusやら、HTMLタグ辞典やら、紅茶のポットやらでぐちゃぐちゃにカオティック。そして眠い、眠い、眠いです。
頭抱えて。
ひとつ前のDiaryで、「Radiohead × Horse Racing」の秋競馬バージョンを始めるにあたって、己は「(DASでRadioheadの)新しい写真がないのが何とも心もとないのだけれど、スキャナーさえあれば、イラストでも載っけられるのにね・・・」と愚痴った。確かに愚痴った。
■ untitled 07
で、先日、DEAD AIR SPACEで久々の更新。
ってね、これ使えないから。
あ、あと虫ちゃんたちも使えないから。
虫ちゃんたちは、Radiohead.comのブログページに、22日から25日にかけてアップされていて、「Untitled」ということでナンバリングされている。no.01〜no.07まで。
暗号ですか・・・。
もう、こっちはスプリンターズステークスの予想で忙しいんだよ!
虫ちゃんたちの表情と、左右の手の位置で、アルファベット26個を表しているということまでは、分かっていたけれど、そこでストップ。
たくさん出ているものは母音をあらわしているとか、2つ以上の同じ組み合わせをまず先に見つけるとか、暗号解読の初歩までやってみるか…という気力もない。
今年のスプリンターズSはみんな決め手に欠けていて、混沌としているのだ。
そんなところに救いの手。
Radioheadのアート・ディレクター(という肩書きに勝手にさせてもらうよ?)のスタンリー・ダンウッドのブログ、「HODIAU DIREKTON」に、それぞれの虫ちゃんたちの頭にアルファベットが付けられていて、これはヒントにしていいのだよね?
暇な人は、解読に挑戦してみて下さい。
上に貼っているのは、「untitled no.07」。
■ Radiohead.com / DEAD AIR SPACE
ちなみに、at easeのウェブマスターも、27日付けのNewsでこれを取り上げていて、解釈と悩みっぷりがいかにもファンらしくて、ちょっと面白い。エイドリアンによると、LP7のリリースは、3月24日???
オレンジ色
福岡市天神は、オレンジ色の紙バッグを持った人々でさぞ溢れかえったことだろう…。
昨日の8時01分から、待ちに待たれたハリー・ポッターシリーズ第7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows(UK版)が発売になりました。ご予約、ご購入いただいたお客様ありがとうございました。
己自身は第4巻の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で終わっていて(力つきて、とも言う)、特にこだわりはないものの、やはり一度でも触れたことのある物語が終幕を迎えるとなると、なんだかほっとするような、落ち着かないような…不思議な気分。とりわけ、開店後早々にご来店下さったご予約のお客さんの嬉しそうなお顔を見ると、余計に。
ところで、まぁ、全国全世界の出版・書店関係者は皆そうだと思われますが、内々の、所謂『特権』というものです。当店でも例に漏れず、所属する洋書/専門書フロアにハリーや仲間たちの運命と未来を携えた女神サマからのご託宣〜!!
一般の読者の皆様よりは一足早くエンディングを知ることが出来ました。ガセかデマかと言われていた”続刊”の真相や、如何に!
ちっと無理があるかいな? ハリポタ7のタイトル「Hallows」のスペリングをひっかけまして、この曲を。
Radioheadのときは、ミュージックビデオはバンド側からは細かい指示は出さず、基本的に制作サイドに一任してるのだとか。 トムくんの「The Eraser」からのオフィシャルビデオはこれ一本だけ(だよね?)ですが、これもそうなのでしょうか?
この曲のタイトル「Harrowdown Hill」は(トム自身が言及していましたが)オックスフォードシャーに実際にある場所。
2003年、イギリスの大量破壊兵器専門家であったデヴィッド・ケリー博士の遺体が発見された場所。自殺、あるいは陰謀か…というところで、政府と真っ向から対立するBBCの体制とともに、日本でもしばらく報道されていたと思います。
■ Thom Yorke 「Harrowdown Hill」
僕のような道程はどうか歩まないで 足手まといになったときは存在が消されてしまうとき
ハロウダウン・ヒルを登って下り、学校へ通っていたんだろうね
その丘は僕がそうやって暮らし、そして最期を迎えた場所
自分から落ちたのか、それとも落とされたのか 地面を流れる血は僕のもの?
我が家へ帰ろう 寄り道しないよう まっすぐ前を見て
同じ時代に考えを同じくしている僕たち ただ何も出来ずにいるだけの僕たち
どうか僕には訊かないで、大臣にでも訊いてくれ
同じ時代に考えを同じくしている僕たち 数えきれないほどの多くの人々がそこにいるんだ
僕が走っているのが見えるかい? そこからずっと遠く
僕には負担を除く力なんてない 君の生死を誰も気にしない 誰も彼も関わりたがらないだけ
我が家へ帰ろう 寄り道しないよう まっすぐ前を見て
同じ時代に考えを同じくしている僕たち ただ何も出来ずにいるだけの僕たち
同じ時代に考えを同じくしている僕たち 数えきれないほどの多くの人々
ハロウダウン・ヒルの奥へと僕は歩いて行った
そこは滑りやすい危険な斜面
僕は意識がするりと無くなるのを感じて
そう感じて・・・