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最新ライヴ、「Radiohead's Scotch_Mist」配信中。
先日お伝えしました「Current TV」、www.Radiohead.tvとwww2.Radiohead.tvにおいて大晦日に放送されたRadioheadの最新ライヴ「Radiohead's Scotch_Mist」を配信中。
おっ、「Jigsaw〜」ってオンド・マルトノ使うのね。知らなかった。ウェブキャストの本放送分を継ぎ接ぎ?かと思いきや、別テイク。丘の上のすてきな「Faust ARP」も入ってるし。「15 Step」はやっぱりスタジオよりライヴでやってくれ。
気になったのはラストに収録された「Nude」。
暗闇をバックにメンバーの演奏シーン(トムだけは楽器も持たず、いつものように目を閉じて体を揺らして踊っている)をスローモーションで撮影した、いかにもミュージックビデオ風な作りで、「Nude」がシングル盤で出たら、これPV決定だな。つーか既に発売決定してたりして?
この尺なら「Most Gigantic Lying Mouth of All Time (part 2)」ってやつで発売してほしいもんですね。
事後報告になりますが、このDiaryのページは本日昼過ぎから19時ごろまでメンテナンスのため
アクセス制限をかけていました。訪問者の方にはご迷惑をおかけしました。
2008年
謹賀新年
昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願いいたします。
予告通り、サイトのデザインを一新しております。
今日、イギリスで発売される「In Rainbows」(XL Recordings)の記念、それと今年はツアーも始まるとの事で、カラーリングを「In Rainbows」のカバーデザインと合わせています。
黒=#000000、薄い黄色=#f9f05c、青=#4483b8、橙色=#da5e22、
緑=#58ab35、濃い黄色=#dbaa33、赤=#d02121。薄い水色=#acdbdf
1月は早々に、仕事(…棚卸し)でもプライベート(…引っ越し)でも忙しい。
今日だけは、今日だけは〜!
「子年」ということで、耳だけリアルなトム・マウス。
(しっぽもリアルにすると、ちょっと不気味だったわけで)
ってこれ、「Knives Out」のミュージックビデオじゃん!
嗚呼、師走。
今月は私用で東奔西走、実に忙しい一ヶ月だった。
後半はRのニュースが無かったので気を抜いていたら、最後の最後にまたウェブキャスト。
アメリカのウェブ連動型TV番組「Current TV」でRadioheadが「In Rainbows」の曲など演奏。大晦日31日に放送予定の1時間ほどの収録映像は、本放送とウェブキャストで時間差有り。詳細はat easeを確認ください。
(source : at ease12/26付News)
このパフォーマンスの告知が、十数秒のスポットでいくつかCurrent TVにアップされています。
下記リンク参照ください。
■ Current TV - 「THUMBS_DOWN」
「In Rainbows」はまーだまだ成長中。
来年からは本格的なツアーも始まるようなので、それも楽しみであります。(是非、来日を!)
ところで先日、夜中につらつらスカパーを見てましたら、何とびっくり!「Bodysnatchers」のPVが流れてる!正確には映像はPV用として制作されたちゃんとしたものではなく、ウェブキャストの流用だったのですが、何だよ、プロモーションはしないんじゃなかったのかよぅ!と悪態吐いてTVに向かってビール缶を投げつける己。
というのは嘘ですが。
■ Radiohead - 「Bodysnatchers」
レーベル名は確か「Hostess」となっていたっけか…。
レーベル契約してしまったら、ビデオ流したくありませんじゃすまないのかもね、やっぱり。
それにしても、トムにGibson SGって未だしっくりこないわ。いつも使ってるテレキャスデラックスも同じハムバッカーなのだけど、このビデオだけ見てもSGの方が音が分厚い。微妙に違うのだね。(己はSGは扱った経験無いからよぅ知らん)
んで、ここで皆気になる。来月にシングル「Jigsaw Falling Into Place」がリリース。
としたらやっぱり、ミュージックビデオってさ、あれになんのかね?己はああいう馬鹿っぽいのは大好きだけどさ。
HO! HO! HO!
Radioheadはじめ、音楽関係は、RSS定期購読にこれといったニュースは無し。
クリスマス休暇のようですね。
けっこう、手の込んだ事が好きだったりする。→ YES。
2日前の深夜、「The Eraser」リミックス・バージョン、ダウンロード完了。
前回参加していたアーティストの中には、過去にもRのリミックスを手がけた人も。
シングル盤「2+2=5 (Disc1)」では、Cristian Vogelが(「Remyxomatosis (Cristian Vogel Remix)」)、
同じく「2+2=5 (Disc2)」では、Four Tetが(「Skttrbrain (Four Tet Remix)」)参加していましたね。
やっぱり調子の悪いiMacをなだめつつ、ダウンロードをそろそろと。配信元のBoomkat.comでは、リミックス全9曲が3つに分かれていて、それぞれで購入するというかたちになっていました。価格は2.95ポンド。
好きな曲はやはりリミックスでも好きだった「Skip Divided」「Black Swan」などが星5つ。前者はModeselektor、後者はCristian Vogelが手がけています。「Skip Divided」が使われたファンビデオ。不気味な内容のクラシックアニメーションに、音楽がマッチ。オリジナルはなんと言う作品なのだろう?
■ Thom Yorke「Skip Divided」
Modeselektorと言えば、今年出たアルバムに、トム・ヨークがゲストとして参加していました。
15曲めの「The White Flash」、ぜひ一聴を。
Happy Birthday!/Modeselektor
release : 2007
label : britch control (ger)
「The Eraser」リミックスで気になった、BurialというアーティストのCDを求めに、久しぶりに塔盤へ。
4階の洋楽フロアは・・・ぎゃあ!
「急告」というでっかい赤文字ととも、あの見慣れたデザインのチラシが大量に貼られている。
12月26日に発売される「In Rainbows」の告知です。(店頭入荷は25日)
11月18日付けのDiary、「ボケてる人、ボケない人。というかボケさせない人。」で、こう書いてました、己。
各レコードレーベルのマーケット部門は、契約取って、ぎりぎり年末の祝日ウィークに間に合わせたはいいものの、先に出る直送の分と同じ商品をそのまま出したところで、お客にさほどウケないのは至極当然の話でしょうから、何か「オマケ」を付けてくるに違いない。
その「『オマケ』を付けるだろう」という予想がずばり的中!
皆、何だかんだ言って、こういう面倒くさくも手作業感のあるものは好きでしょ?
プラスチックケースは各自で準備しろ、とのことらしい。ふーん、なるほどね。US、ATO Recordsの方から、YouTubeに詳しい作業手順が動画で紹介されています。BGMは「15step」。
■ Radiohead - In Rainbows - In Stores 01.01.08
The Eraser again.
15日。「fRm thom y」という件名で「The Eraser」オフィシャルサイトから突然のメール。
「please excuse this addiTion to YouR pile of email. ThIs is not stricTly junk.」というやけに慇懃な挨拶の後に続く本文によると、昨年リリースされたトムのソロアルバム「The Eraser」の数曲がリミックス・バージョンとしてboomkat.comよりダウンロード可能になるとのこと。スケジュールは以下の通り。
17日
「And It Rained All Night(rmx by Burial)」
「Skip Divided(rmx by Modeselektor)」
「Analyse(rmx by Various)」
18日
「Atoms For Peace(rmx by Fourtet)」
「Black Swan(rmx by Christian Vogel)」
19日
「The Clock(rmx by Surgeon)」
「Harrowdown Hill(rmx by The Bug)」
「Cymbal Rush(rmx by The Field)」
今年はもう仕事はないのかと思っていたら、突然のプレゼント。
リミックスに参加しているアーティストは、Rと馴染みがあったり、トムのお気に入りだったり。
メールの結びは「 i Hope yours is a pEaceful CHRistmas.」 thx、トムくん!
Rの方もクリスマス前に一仕事。 Radiohead.com/DEAD AIR SPACEでは11日付け「press」というタイトルで写真がいくつかアップされています。
写真家は(jason and thom)というファイル名から推測するに、あのJason Bellでしょうか?
Jason Bellといえば、Radioheadバイオグラフィー本「Exit Music 改訂版」の表紙写真のカメラマン。同時期、HTTTのプロモーション用フォトのカメラマンもJason Evansという人なのですが…どっち?
ちなみにBellの方は、彼の公式サイトでポートレイトとして映画俳優やミュージシャンの写真をいろいろと見ることが出来ます。
■ Jason Bell Photographer(公式サイト)
ノアくんとアグネスちゃんへのすてきなクリスマスの贈り物のために、苦手な写真撮影もパパ頑張るの図?
そんなトムくんにおすすめしたいのがこれ。その名も「パパ検定」!
(source:DEAD AIR SPACE)
虹を掴もうと思っても。
一つ前のDiary、「んっ?! ってことは今月末にレーベルから出る「In Rainbows」って、このDiscboxのことなのか??」という結びでした。
で、今日、Amazon.co.jpからのメールがこんなメールが来ていました。
「レディオヘッドの『イン・レインボウズ』、Amazon.co.jpでお求めいただけます。」
うわー、前々から思ってたけど・・・このアルバムのタイトルってば、カタカナだとお尻の方に濁点が固まってて、すげぇかっこ悪いなぁ。「イン・レインボーズ」とかよりはましだけど。
と、本筋はここじゃない。レーベルから出る「In Rainbows」の仕様についてだ。
この件については、当ブログでも何度か記事にしました。
Diary10/6付「「In Rainbows」がメジャーレーベルからリリース?!」
Diary11/18付「ボケてる人、ボケない人。というかボケさせない人。」
Diary12/13付「Mission Complete! /「In Rainbows」Discbox到着。」
10月6日、最初にレーベル契約の話が出たときは茶を噴くくらい驚いた。
「(金額は)あなた次第」だなんて言っておいて、まぁ商売なんだな、と普通の感覚で思った。
のと同時に、無料で入手もできた音源をCDで出したらいくら売れるんだろうという興味もあった。
バンドによって「In Rainbows」と名付けられ世に送り出されたDisc1とDisc2の合計18曲。
もちろん、レーベルから発売される分もCD2枚組でのリリースなのだと思って疑わなかった己。
が、今日になってAmazon.co.jpを確認したら、
ぎゃー! なんじゃこりゃ!
結局、レーベルからリリースされるのはCD1枚、10曲のアルバム。
”あなた次第”の価値だった「In Rainbows」の10曲が、税込み2,490円+ポイント付きという話。何だかつまらない。
己はHTTTまでは「一曲一曲の音楽」と「アルバムの存在感」とに、聴き手に向けられた強い圧力のようなものを常に感じていた。
それは基本的には心地いいものだが、時には息苦しさを覚えるほどの不安感とプレッシャーだった。渾然一体、どうして相反する情緒が生まれて存在し得るのか理解もできないまま神経を委ねていると、不思議なことに、己の感性を温め癒し、鋭く強くなるように鍛えてもくれた。だから、己はRの音楽に対しては、すごくすごく真面目であった。真剣に聴き、楽しみ、時々ギターで練習をした。
今回の「In Rainbows」は、「音楽」としては文句なく好きと言える。
確かに音質は、多少薄くて軽くて柔らかいかもしれないが、己はそういうの好きだもの。
ただ、「アルバムの存在感」という点では正直申し上げて評価できない。
結局、流通盤が出て定価販売、しかも最悪なことに、このような中途半端なもので出てしまったこと。
バンドや関係者らが何を目論んでいたのか、さっぱりわからないというのが大きい。
無論、素人が簡単に「目論み」を見破れるとは思ってないのですけれど。
・・・って、この辺の話が、最新号のRockin' Onのインタビューに載ってるのか?
ええ、そうですよ。いつものとおり、音楽雑誌はちらとしか見ない人。
というかまだ買ってもないですから。ごめんなさい。
Mission Complete! /「In Rainbows」Discbox到着。
本日、ようやく到着しました。Radiohead「In Rainbows」/Discbox。
Vestaxハンディトラックス! お前の出番だ!
・・・うーん、予想通り「In Rainbows」ってばアナログでもいけますね。むしろこっちの音の方が好みかも。
同梱のCD2枚組は、先にダウンロード版としてリリースされたDisc1に、今回初対面となるDisc2。
を、早速聴きながら、この記事を書いております。
MK 1
Down Is The New Up
Go Slowly
MK 2
Last Flowers To The Hospital
Up On The Ladder
Bangers & Mash
4 Minute Warning
これらの曲のうち、「Down Is The New Up」「Go Slowly」「Banger & Mash」の3曲は、2006年のツアーの音源を、「Last Flowers To The Hospital」は、2005年にトムが参加したTrade Justice Movementのシークレットギグの音源、「Up On The Ladder」は、2002年のサラマンカ公演の音源を既に聴いていました。
その時に聴いて好きだった「Down Is The New Up」と「Bangers & Mash」は如何に完成されたのか?!
前者は、最初「デモっぽい音だな」と聴いていたら、これもジョニーくんの仕事なのでしょうかね?ストリングスが主張してきて、ムードのある曲に仕上がっています。
3分を過ぎたあたり、メロディに合わせてストリングスがドラマチックに背後から迫ってくるような音は、すごく雰囲気が出て良いと思うのですが、どういうわけか笑ってしまったよ、己。
後者は・・・うーーーーーーーん、どうなんだ!! ライヴで演ってた時よりもテンポが遅いぞ。やっぱり、ライヴ向きの曲なんだろうなぁ、うん。ちょっと見当外れだったかな。
「In Rainbows」がDisc1、Disc2と揃い、ようやくコンプリートしたところで、今回のアルバムのコンセプトと音の方向性とは・・・なんつって、それは音楽ライターにお任せしましょう。
しかし、改めて4年前の「Hail To The Thief」から今回の「In Rainbows」を続けて聴いてみると、思ってみなかった落差を感じる。10年分の経験がしっかり凝縮され、とにかくパワーのあるHTTTに対して、素材そのものの風合いを残した「In Rainbows」の音。
Radioheadの音楽を時系列順で見たとき、一つ前の「HTTT」までは、どのアルバムも前回の作品を踏まえての「進歩」あるいは「成長」であったのに、今回のこの「In Rainbows」の力の抜けようと言ったら!
特にDisc2の「4 Minute Warning」という曲などは、ある種の境地に至ったのかとも思ってしまいますが。
まぁ、物は言い様で、 ”コテコテ”に作り込んでいない薄っぺらい部分を不満に思うファンやリスナーも多くいるだろう。「HTTT」やトムの「The Eraser」でRadioheadの音楽を好きになった人たちはどういう感想を持っているのか興味のあるところ。
ところで、気になったことが一つ。
このDiscboox、己はてっきりw.a.s.t.e.からの発送かと思いきや、伝票を見ると差出人が「ホステス」。
・・・んっ?! ってことは今月末にレーベルから出る「In Rainbows」って、このDiscboxのことなのか??