カテゴリ" Various Music/Bands"のブログ記事
School Of Seven Bells「Alpinisms」(SXSW 2009)
今日のSXSW2009特集は音色を変えて、幻想的な美しい音楽を紹介。ニューヨーク・ブルックリンで活動する男女3人組、School Of Seven Bells(スクール・オブ・セヴン・ベルズ)。
昨年10月にGhostly Internationalからデビューアルバムとなる「Alpinisms」をリリースしています。節回しのせいなのかエキゾチックな響きもあるツインボーカルは、AlejandraとClaudiaの双子姉妹。元Secret Machinesのギタリスト、Benjamin Curtisが作り出す硬質なビートと、サステインやディストーションを多用した幻覚的なサウンドが、彼女たちの透明感のある歌声とぴったりマッチしていて素晴らしい音楽に仕上がっています。マイブラのLovelessなどが連想されます。
2007年にはPrefuse 73のアルバム「Preparations」に参加(4曲目「Class of 73 Bells」)していますが、そこでもオリジナリティは際立っていて一番印象的な曲でしたね。 先月に2曲入りのシングル盤「Iamundernodisguise」を7インチLPとデジタル・ダウンロードでリリース。SXSW 2009では18日と20日のステージに出演予定。MySpaceでは計5曲が公開されていて、レーベルのウェブサイトでは全3作品の全曲を試聴(一部ダウンロード可)することができます。「Half Asleep」という曲はMySpaceの音源とSXSWの音源が別バージョンのようです。
[MP3を再生する]
School of Seven Bells「Half Asleep」
School of Seven Bells「Connjur」
School of Seven Bells「Chain」
[関連したサイト]
■ School Of Seven Bells - MySpace.com
■ School of Seven Bells - Ghostly International
■ New Music: School of Seven Bells: "Silent Grips" [Stream] | Pitchfork
「Alpinisms」/ School Of Seven Bells
release : Oct, 2008
label : Ghostly International
追記:少しブログの構成を変更しました。日付を記事タイトルの上に表示、記事本文の末尾に記事カテゴリを表示させるようにしました。それと管理人のプロフィールも変更。先月に担当を変わり、建設業界の悪いニュースに敏感になることはなくなったけれど、専門的な分野のため、勉強のやり直しです。正直こんなブログとか毎日更新している場合じゃないんですけど、完全に息抜きのための趣味になってしまって今更止められない・・・。
British Sea Powerが手がける映画音楽「Man of Aran」
British Sea Powerの公式ウェブサイトで以前から告知されていた、1934年製作のドキュメンタリー映画「Man of Aran」の映画音楽をBSPが新たに製作しているというニュース。
MySpaceの方にそれらしい曲がひとつ上がっていましたが、今度は正式に動画としてアップロードされています。BSPファンの方はお聴き逃しなく。
映画「Man of Aran」は、アメリカ出身のRobert Flaherty(ロバート・フラハティ)によるドキュメンタリー映画で、彼の代表作でもある。アイルランドの西方、アラン諸島に暮らす3人家族を中心に、厳しい自然と向き合う島民の生活を撮影したもので、映画スタッフも実際に島で暮らし、撮影期間は1年半にも及んだそうです。映画のDVDは2002年に発売されていますので、内容の詳細はAmazon.jpへどうぞ。
バンドは4月、地元のブライトンと、ロンドンで開催される British Film Instituteというイベントでのライヴを予定していて、アルバム自体のリリースは5月4日、DVDとCDがセットになったパッケージが発売されるとのこと。今現在、バンド公式サイトにアクセスできないので、詳しくはMySpaceのブログへどうぞ。
[関連したサイト]
■ British Sea Power - MySpace
■ Amazon.co.jp - アラン [DVD]
■ BFI | Home
The Rural Alberta Advantage「Hometowns」(SXSW 2009)
Radioheadのニュースがまったく無いのではないけれど、3月半ばまでは多分SXSW関連の記事ばかりです。
北米のインディーズのネタを探して、これは!と思ったものをSXSWのウェブサイトで(コマンド+F)しまくる日々・・・。ええじゃないか、ええじゃないか。
カナダ・トロントを拠点に活動するThe Rural Alberta Advantage(ザ・ルーラル・アルバータ・アドヴァンテージ)を紹介。
The Rural Alberta Advantageは、Paul Banwatt、Amy Cole、Nils Edenloffの3人編成のロック・バンド。多少枯れて良い感じに渋めの歌声がNeutral Milk Hotelの人に激そっくり。トロントというと己はすぐにBroken Social Sceneを連想しますが、同郷のスーパーバンドから影響を受けたりするんでしょうか。合わせて聴くと、BSSを素朴にした(悪い意味じゃないよ)ようなサウンドにだんだん聞こえてきました。バンド名もアルバムタイトルも素朴っちゃ素朴。そのアルバム「Hometowns」に収録されたうちの5曲をMySpace.comで聴くことが出来ます。
今年1月に、フルアルバム「Hometowns」をレーベル契約は無しにバンド名義でリリース。ライヴスケジュールは、トロントで3月11日から14日の日程で開催される音楽イベント、Canadian Music Weekに出演した後、アメリカのSXSW 2009へ出演する予定です。
[MP3を再生する]
The Rural Alberta Advantage「Don't Haunt this place」
The Rural Alberta Advantage「Frank, AB」
[関連したサイト]
■ the raa ::: explore the rural alberta advantage
■ The Rural Alberta Advantage - MySpace
「Hometowns」/ The Rural Alberta Advantage
release : Jan, 2009
label : The Rural Alberta Advantage(non label)
Ear Pwr「Super Animal Brothers III」(SXSW 2009)
まだまだ続きます、[naku-yoru]プレゼンツ・SXSW 2009特集。
このデュオについてはほとんど情報がありませんでしたが、「2009年度のパワーチューン」と宣言していたFol Chenと良い勝負。一押しです!
Ear Pwr(イヤー・パワー?)はアメリカはノースカロライナ州、アッシュビル出身のエレクトロ・ポップ・デュオ。シンガーであるサラのキュートな歌声と4つ打ちビートが特徴的なクラブ・チューンがかっこいい。
ワシントンに籍を置くインディーズレーベル、Carpark Recordsと契約を交わしたばかりのようで、レーベルの公式ウェブサイトにもまったく情報がありません。5月19日にこのレーベルからデビューLP「Super Animal Brothers III」をリリース予定で、先駆けて3月のSXSW 2009に出演。MySpace.comでは新曲を含む4曲を聴くことが出来ます。やー、これは良い良い。
(source : MVRemix Urban、Pitchfork)
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Ear Pwr「Future Eyes」
Ear Pwr「I Like Waterslide」
[関連したサイト]
■ EAR PWR loves you.(公式ブログ)
■ Carpark Records
■ Ear Pwr - MySpace
先月お知らせした「Dark Was The Night」と関連して、別の新しいチャリティ・コンピのニュース。このアルバムのことは初めて知ったのですが、ひとつ前にリリースされたやつも豪華な面子ですね。
2007年にAnimal Collective、The Shins、Death Cab For Cutie、Travisらが参加し、Waxploitationからリリースされた、ダルフールにおける慈善活動のためのチャリティアルバム「Causes 1」。この続編として今年5月に「Causes 2」がリリースされます。今回の参加アーティストはBlack Moth Super Rainbow、The Decemberists、Devendra Banhart、Diplo、Federico Aubele、Gnarls Barkley、LCD Soundsystem、My Morning Jacket、Matthew Dear、Mum、Neon Neon、RJD2, and Sharon Jones & the Dap-Kings、Tim & Eric。内容は未発表曲や新曲が収録されており、CDとデジタル・ダウンロード版の2通りで発売。このアルバムの収益の全てはダルフールで活動しているNGOの3団体、Doctors Without Borders(国境無き医師団)、Human Rights Watch、Oxfam Americaへ送られます。
(source : NME)
[関連したサイト]
■ WaxPloitation
■ Causes - MySpace
「causes 2」/ Various Artists
release : May, 2009
label : Waxploitation
- Black Moth Super Rainbow 「Happy Melted City」
- The Decemberists 「After the Bombs」 (exclusive live version)
- Devendra Banhart 「White Reggae Troll」
- Diplo 「Wassup Wassup」 (exclusive Samim remix)
- Federico Aubele 「Luna Y Sol」
- Gnarls Barkley 「Mystery Man」
- LCD Soundsystem 「Starry Eyes」
- My Morning Jacket「Highly Suspicious」 (exclusive VHS or Beta remix)
- Matthew Dear 「When She Don't Need Me」
- Mum 「Asleep In A Hiding Place」
- Neon Neon feat. Cate Le Bon 「I Lust U」 (DJ Eli Escobar remix)
- RJD2「Wherever」
- Sharon Jones & Dap-Kings「It Hurts To Be Alone」
- Tim & Eric 「Petite Feet」 (Devlin & Ghostdad Remix featuring Sylvia Gordon)
Fleet FoxesがBBC Radio1 - Live Lounge- に出演。
先日、ロンドン公演を終えたFleet Foxesが、25日のBBC Radio 1の番組「Live Lounge」に出演。シングル・リリースされる「Mykonos」を披露したそうです。
BBD Radio1のウェブサイトでは番組の内容を動画と音声であわせて公開していますが、視聴できるのはイギリス国内のユーザのみ。いつもどおり、BBC Radio Playerで配信してくれればいいのに!ポッドキャスティングもないようです・・・。
■ BBC Radio1 - Live Lounge / Fleet Foxes(25 Feb, 2009)
イギリスでのFleet Foxesのレコードリリースは、Bella Unionから。B面にはロビンのソロ名義、White Antelopeの「False Knight On The Road 」を収録。この曲はSteeleye Spanの古い楽曲のカバーで、White Antelope 改め Monte CristoのMySpaceでも聴くことが出来ます。
「Mykonos」(7" VINYL)/ Fleet Foxes
release : Feb, 2009
label : Bella Union(UK)
奇数年は伝説になる? <SUMMER SONIC 09>の第一弾アーティストが発表。
今年でめでたく10周年をむかえる、都市型音楽フェス <SUMMER SONIC 09>の第一弾出演アーティストが、クリエイティヴマンから発表されています。MogwaiとかTeenage FanclubとかThe Vaselinesとかスコティッシュ組が固まっていて、ちみたち新潟さんじゃなくて良いの?って聴きたい人がいろいろ。
場所はいつもどおり、東京の幕張と大阪の舞州の2会場。昨年までは2日間の開催で東と西の出演アーティストをそっくり入れ替えるというスタイルでした。が、今年の日程は8月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間に拡大。スケジュールは一体どういうふうになるのだろう? 開催日も増え、しかも今年は10周年のアニバーサリーということもあって、今後の出演者情報が楽しみです。
■ SUMMER SONIC 09 (公式ウェブサイト)
■ 〈SUMMER SONIC 2009〉出演アーティスト第一弾発表 - OOPS!
■ v.a.(洋楽) : 10周年を迎える<サマーソニック09>、強力なラインナップを発表 / BARKS ニュース
Linkin Park/My Chemical Romance/Nine Inch Nails/The Specials/The Flaming Lips/Aphex Twin/CSS/The Enemy/Klaxons/Mogwai/Paramore/Placebo/Sonic Youth/Soulwax/Teenage Fanclub/Boys Like Girls/Cancer Bats/Datarock/Enter Shikari/Ghostland Observatory/Girl Talk/Hollywood Undead/Kid Sister/Kyte/Lady Gaga/Lenka/Little Boots/Mando Diao/Matisyahu/Metronomy/Mew/Mercury Rev/Mutemath/N.A.S.A./Red Light Company/Saosin/2 many DJ's/The Vaselines/VV Brown/Yuksek…and more!!
ところで、数年前に某インターネットの掲示板で噂されていた「奇数年のサマソニは伝説になる」という話を知っていますか?上のBARKSのニュースにクロニクルが簡単にまとめられていたので、それによると・・・
<サマーソニック01>:ヘッドライナーはBeckとMarilyn Manson。その年のフェスの中で一番の集客。
<サマーソニック03>:ヘッドライナーはRadioheadとBlur。滅多なことでは演奏しなかった「Creep」を最終日のラストで披露して「祭り」になる。
<サマーソニック05>:ヘッドライナーはNine Inch NailsとOasis。過去最大の観客数の16万6千人を動員。
<サマーソニック07>:ヘッドライナーはArctic MonkeysとBlack Eyed Peas。Arctic Monkeysは史上最速・最年少で大抜擢となる。
昨年のサマソニ、The Verveのステージをお好み焼きを食べながら聴いたのは(もったいなさ過ぎて)良い思い出。今年の目標はFleet Foxesのライヴを拝むことなのですが、イマイチ彼らの日本での知名度が掴めません。フェスに出演するとしても、やっぱりあの手の音楽はFRF向きなんだろうな・・・ :-(
Vetiver「Tight Knit」(SXSW 2009)
(2月25日に投稿した記事『Vetiver「Tight Knit」』は、VetiverがSXSW ’09に出演することが判明したので、記事の内容を以下のとおり訂正して再投稿しています。深謝)
サンフランシスコのフォーク・バンド、Vetiver(ヴェティヴァー)の4枚目となるオリジナル・アルバム「Tight Knit」が先週、Sub Pop Recordsからリリースされています。
Vetiverのシンガー、Andy CabicはDevendra Banhartと長らく音楽活動をともにしていて、2005年にリリースされた彼のアルバム「Cripple Crow」にも参加していました。歌声から受ける印象などは確かに通じるものがあります。Vetiverは現在イギリス・ツアー中で、先日24日には同じレーベルに所属するFleet Foxesの、ロンドンのRoundHouseで行われたライヴのサポート・アクトをつとめています。
Sub Popのウェブサイトでは「Tight Knit」のなかから、新曲「Everyday」のMP3が公開中。また、Spin Magazineのウェブサイトでは、アルバム一番の曲ということで「Another Reason to Go」という曲の音源が紹介されています。これはブルース調のバックにホーンやぴろぴろ鳴っているキーボードの音が効いていて、かっこいい曲に仕上がっています。アンディ自身も「キーボードのパートがたまらん!」と語っていて、演奏を楽しんだそう。また、バンドは来月のSXSW 2009に出演予定です。
(source : SPIN.com、Time Out London)
[MP3を再生する]
Vetiver「Everyday」
[関連したサイト]
■ Sub Pop Records - Vetiver
■ Vetiver - MySpace
「Tight Knit」/ Vetiver
release : 17 Feb, 2009
label : Sub Pop Records