Various Music/Bands: 2009年10月アーカイブ
Paul and the Patients「Hope Is Dead」
ブルックリンから期待の新人バンド、Paul and the Patientsを紹介。今年の5月にAmerican Myth Recordingsという小さなインディーズレーベルからシングル「To The Lions」を出してデビューしています。今月、バンドのオフィシャルブログが立ち上がったみたいで、そこで新曲3曲が配信されています。MySpaceで試聴できる曲に比べて、アコースティックな音色が前面に出ていて全体的に落ち着いたトーンに仕上がっています。フルアルバムの完成が近いのかもしれないね。今後に注目。
[ストリーミング]
Paul and the Patients「Hope Is Dead」
Paul and the Patients「Best of Me」
Paul and the Patients「Tiny Red Light」
[関連したサイト]
■ Paul and the Patients: To The Lions!
■ Paul and the Patients - MySpace
■ American Myth Recordings
Caroline Herring「Golden Apples of the Sun」
Signature Sounds所属の女性シンガーソングライター、Caroline Herringが来月、新作「Golden Apples of the Sun」をリリースします。彼女の公式ウェブサイトではこのアルバムから新曲3曲が公開されています。
[MP3]
Caroline Herring「Tales of the Islander」
Caroline Herring「True Colors」
Caroline Herring「The Great Unknown」
[関連したサイト]
■ Caroline Herring(公式ウェブサイト)
■ Caroline Herring - MySpace
■ Signature Sounds
「Golden Apples of the Sun」/ Caroline Herring
release : Nov, 2009
label : Signature Sound
Lou Rhodes「One Good Thing」
The Cinematic Orchestraと縁のある、女性シンガーのLou Rhodes。来年春にThe Cinematic OrchestraがNinja Tuneの下で設立する、Motion Audioという新レーベルから新作「One Good Thing」を発表するようです。
NinjaTuneのウェブサイトでは、彼女の新曲「There For The Taking」のMP3を公開…という記事がありますが、開いてもフライヤーの画像が表示されるだけですね。あれれ? MySpaceのアーティストページで同曲を視聴できますので、とりあえずそちらを紹介。
(source : ninjatune.net.home)
[ストリーミング]
Lou Rhodes - MySpace
[関連したサイト]
■ Lou Rhodes(公式ウェブサイト)
■ Ninja Tune
「ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密(OST)」/ The Cinematic Orchestra
release : Aug, 2009
label : エイベックス・エンタテインメント
(12曲目「Crimson Skies」にゲストボーカルとして参加)
資料展「武満徹の世界」@福岡けやき通り
福岡市のけやき通り沿いにある「カフェ・ド・カッファ」にて開催中です。
この前の休日、部屋が寒かったのでここへ本を持って避難。お気に入りのカフェが生活のなかにひとつあるのは良いですね。このお店はビルの2階にあり、ガラス窓は交通量の多い通り側とは反対で、それもぽかぽかと暖かい南向き。行ったその日は偶然にもその小さなテーブル席が空いていて、おおー生き返る~植物のように光をたっぷり吸収してきました。
資料展の開催期間は今月31日まで。また、翌月の11月2日(月)は、小学館から発行された「武満徹全集」の元編集長、大原哲夫氏を招いて講演会を催すそうです。19時からスタートで会費は2千円(コーヒー付き)。 2日の夜は空いてるなぁ、余裕があれば行くかも。
資料展ということで店内には武満徹のCD、レコードジャケット、「武満徹全集」の表装を飾った画家の堀越千秋氏や、全集を手がけた大原哲夫氏の絵画作品が展示されていて、本棚には武満さんの著作に縁のある人々の本(小澤征爾、鈴木大介、イサム・ノグチ、谷川俊太郎、黒澤明、大江健三郎、和田誠など)、そのほか、雑誌やコンサートのパンフレットなど資料がたくさんあります。BGMはもちろん武満さん。
とここまで熱心な風に書いてみたけど、特別、武満徹ファンというわけでもない。持ってるCDもナクソスのものだし…。だけど、癖があってとっつきにくい現代クラシックの印象を変えてくれた音楽家のひとりです。楽曲のタイトルが幻想的で好き。
武満徹:鳥は星形の庭に降りる 他/ 武満徹、ボーンマス交響楽団、オールソップ
rebel : Naxos
1. 精霊の庭 / 2. ソリチュード・ソノール / 3. 訓練と休憩の音楽 『ホゼー・トレス』より(3つの映画音楽) / 4. 葬送の音楽 『黒い雨』より(3つの映画音楽) / 5. ワルツ 『他人の顔』より(3つの映画音楽) / 6. 夢の時 / 7. 鳥は星形の庭に降りる
A Note for Vib-A-Holic.
ジャズ・ヴァイブをフィーチャーしたコンピレーションアルバムを先月に手に入れたので、今日はそのための備忘録。Wikipediaなどをソースにいろいろと。ライヴの最中に亡くなったり、ロシアン・ルーレットで亡くなったり、壮絶な死を迎えた人がいてすごいというか何というか。
[ヴァイブ奏者]
ライオネル・ハンプトン(1908年~2002年)
レッド・ノーヴォ(=ジョセフ・ケニス・ノーヴィル 1908年~1999年)
ミルト・ジャクソン(1923年~1999年)
カル・ジェイダー(1925年~1982年)
レム・ウィンチェスター(1928年~1961年)
マイク・マイニエリ(1938年~)
ボビー・ハッチャーソン(1941年~)
ゲイリー・バートン(1943年~)
Cameron McGill & What Army「Warm Songs For Cold Shoulders」
寒露を過ぎて、朝晩がきゅーっと冷えてきました。早朝、東の空が本当に美しい。で、あたたかい料理と日本酒が美味しくなる季節、わーぉ!早く来い来い、冬!
...といっても、人間の体には気温の急な変化が体調不良をもたらしたりもして、冷え性持ちにはそういう意味で素直に喜べない季節でもあります。
てぶくろの温もりが恋しい秋にぴったりのタイトルを冠したアルバムを見つけました。でも出たのは春だ。
アメリカ、シカゴを拠点に活動するフォークシンガー、Cameron McGill の最新アルバム「Warm Songs For Cold Shoulders」です。Parasol Recordsのサイトではアルバムから「Low Ways」が公開されています。イントロはアコースティックギターの優しげな調べから始まって、曲中にはピアノ、そしてやっぱりここでも男女混声。本当に最近こればっかりだ。MySpaceで試聴できる、新曲であろう「Madeline Every Girl」は一転して気分が明るくなる曲。R.E.M.とThe Smithsを何故か思い出しました。
[MP3]
Cameron McGill & What Army「Low Ways」
Cameron McGill & What Army「Madeline, Every Girl」
(その他の曲はこちらで試聴できます)
[関連したサイト]
■ Cameron McGill - MySpace
■ :: Cameron McGill ::(公式ウェブサイト)
■ Parasol Records : Labels : Parasol : Cameron McGill & What Army : warm songs for cold shoulders
「Warm Songs for Cold Shoulders」/ Cameron McGill & What Army
release : Apr, 2009
label : Parasol
The Horse's Ha「Of the Cathmawr Yards」
新譜ではないけれど、偶然見かけた動物の名を冠したバンド名に惹かれて聴いてみれば…良い! ってことでシカゴのクインテット、The Horse's Ha(ザ・ホーセズ・ハー)のアルバム「Of the Cathmawr Yards」を紹介します。オリジナル盤は6月、国内盤がAfter Hoursというレーベルから4月にリリースされていました。
After Hoursにあるプロフィールによると、このブログでもおなじみのTortoiseと同じレーベル、Thrill Jockeyに所属するFreakwater、The Zincsのメンバーを中心に結成されたバンドだとか。シカゴ周辺はこういうの多いですね。
最初に聴いたときは、[MUSIC]で2008年3月に紹介した1900'sの楽曲に似てるかなという感じ。ただ、こちらはウッドベースやドラムの音などジャジーなサウンド・アレンジを背骨に、アコースティックギターのアルペジオにストリングスの旋律、それに男女の穏やかなヴォーカルがフォークミュージック独特の渇きのようなものを表現しているように聴こえて、やーこれはとても良い音楽。こういう重なりがしっかり計算された音は大好き。今の季節にもぴったりですね。下のMP3のほかにMySpaceで新アルバムから5曲を聴くことが出来ます。
[MP3]
■ The Horse's Ha「The Piss Choir」
[関連したサイト]
■ The Horse's Ha - MySpace
■ afterhours: THE HORSE'S HA "Of the Cathmawr Yards" (AH-097): label
■ Parasol Records : Labels : A Hidden Agenda Record : The Horse's Ha : Of the Cathmawr Yards
「Of the Cathmawr Yards」/ The Horse's Ha
release : Jun, 2009
label : Parasol, After Hours
Yo La Tengo Live Concert on NPR
わお! ちょうど先日「Yo La Tengoのライヴ、音がすげーよ」と聞いたばかりだったのだ。
1時間47分フルストリーミングです。ありがとう、NPR!
■ Yo La Tengo In Concert : NPR
[関連したサイト]
■ Yo La Tengo(公式ウェブサイト)
■ Yo La Tengo - MySpace
■ Matador Records
「Popular Songs」/ Yo La Tengo
release : Sep. 2009
label : Matador