[naku-yoru] :: DIARY: Various Music/Bands: 2007年8月アーカイブ

Various Music/Bands: 2007年8月アーカイブ

August 28, 2007

Ice Age Coming

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当サイトの扉ページのデザイン「炎暑、端居、夏深し」も更新。季節の彩りを感じさせる秋バージョン・・・ではなく、通常版に戻っています。モデルはラッキーカムカム。

テキストは、Radioheadの曲、「Idioteque」の歌詞から引用しました。
「We're not scaremongering/我々はデマや風評で世間を騒がせてるわけじゃない。
This is really happening/これは実際に起こっている事なんだ。」
無意識に選んだ歌詞なのに、なかなか時勢にあったもののように思えて、出来上がって全体を眺めてから「おっ?!」と目につきました。あ〜、己ってば視野というか、意識できる現実の範囲が浅くて狭い。まぁ、自身としては「そうそう、己は感覚タイプなんだよ」と言いなだめてるところがあったりなかったり。つまり、時間が経ってから「ああ言えばもっと良かったのになぁ」とがっくりしちゃう人。

話を戻そう。
フランスの音楽フェス「Les Eurockeennes de Belfort '03」のビデオから。この年、Radioheadは大トリをつとめ、フランス国内で多くのファンを持つバンド(一説ではイギリス以上だとか)ということでとんでもない盛り上がり。
速いリズムと高揚感のある曲調が特徴の「Idioteque」では、ハイテンションなファンたちに負けてたまるか!と(?)トムくんもお腹をチラ見せ。というか、ほとんど上半身脱いじゃってて。当時このビデオDVDを手に入れて、自宅で見た時は飯を噴いちゃったよ。まぁ、奴はこれが初めてってわけじゃないけど。ともかく、You Tubeの投稿者コメントにもあるように、セクシーなトムくんのダンスが見物。だよね?

■ Radiohead - 「Idioteque」

燃料庫にいるのは誰だ? 女と子供が先に、子供が先に
この首が刎ねられるその時まで、僕は笑っている
この身が裂けるその時まで、吐かずに飲み込んでるさ
この身が裂けるその時まで、その時まで
燃料庫にいるのは誰だ? 僕はいろいろと見過ぎたんだ
君はまだ見足りない、まだ目にしていない
この首が刎ねられるその時まで、僕は笑っているだろう
女と子供が先に、子供が先に

今ここで、僕は許されている
全てにおいて、いつ何時も

氷河期がやってくる
お互いの言い分を聞こうじゃないか
氷河期がやってくる
そいつを炎のなかへ投げ込め
僕らはデマや風評で世間を騒がせてるわけじゃない
これは実際に起こっていることなんだ
携帯電話がピーピー
金を掴んで逃げろ

今ここで、僕は生きている
全てにおいて、いつ何時も

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August 20, 2007

森を離れ、ペンギンと戯れる

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Radioheadファンサイト、at easeの15日付けニュースより。
バンドの広報によれば、現在制作中のLP7は、リリースは2008年以降とのこと。
遅れの理由は、話題のひとつでもあった「新しい契約レーベルはどこになるのか」ということと他にあるのか?
詳細は不明。(source : at ease)

rhcom-top.jpg おーい、いつまで森の中に隠れとるのー?
リニューアルされたat easeでは、これまでにRadiohead.comのブログページDEAD AIR SPACEでメンバーによって投稿されたLP7の情報の断片が、きれいに整理整頓されています。こちらから

ちょうど昨年の今頃は、ミニ・ツアーでヨーロッパとアメリカを回っていましたね。
新曲の「15 step」「Bangers N' Mash」「Down Is The New Up」「All I Need」「Videotape」などなど、そして長らく未発表曲としてライブでだけ演奏されてきた「Nude (a.k.a "Big Ideas")」の出来上がりを、それはそれは楽しみに待っているのです。


しかしながら、未だ5人(プラス1人)は深い深い森の中で、あーでもねぇ、こーでもねぇと思案中みたいだから、己はちょっと森を離れて、北の方へ行ってみたよ。

penguincafe.jpg "Penguin Cafe Orchestra - Best - "/Penguin Cafe Orchestra
release : 2007
label : エイベックスMC

ベスト盤なのに、たった12曲。ベスト盤なのに、紙ジャケ。うーん・・・。
ペンギン・ガールなデザインはかっこいいし、1曲目が「Penguin Cafe Single」で良い曲だったから許そう。
許そうって偉そうな態度もとれないけれど、ペンギン・カフェ・オーケストラ。名前だけ知ってて、まともにちゃんと聴いた事のなかった音楽なのでした、この音楽隊。
音を聴いてみて思ったのは、Tortoiseとかライヒ好きの己なら逆の経路で遠からずいつか出会えてただろう。

ブックレットの解説はピーター・バラカン氏。スライドショーのBGMのくだりでは、PCO初心者の己でも「ミスター・バラカン、ワタクシも同感です」と、はつと膝を打ったよ。
歌詞のない器楽という性質は無論、作品の温度感、空気、なんとなく音楽の個性みたいなやつを捉えるのが容易い音楽って、何も考えず、気楽に楽しめるから良いですね。
って、そういう「捉えやすさ」のことを「独創性」って言うのか。

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