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二人口は本当に食えるのか?
最後の書き込みから4ヶ月弱。しばらくぶりに[naku-yoru] :: DIARY にログインしました。お久しぶりです。
昨年末からお正月までは平和に過ごしていたのですが、来ちゃいました、ターニングポイント。きっかけ自体は、古人言うところの「一人口は食えぬが、二人口なら食える」というヤツ。書店の仕事を辞め、3月にバタバタと引っ越してきたのは千葉県某市。都心まで電車で一時間ほどのところで、天気の良い休日は日暮里〜谷根千や、横浜みなとみらいなど、ド定番のコースを二人でぶらぶら散策したりしています。
一人口が二人口になるということは、音楽感度も二人分。これからはこのブログで紹介できなかったような新しい音楽も登場するかも。例えば、このSweet Hollywaiiansもダンナさんから教えてもらった、上質な音楽を奏でるすてきなバンド。先週金曜日、渋谷のB.Y.Gへ彼らのライヴを見に行ってきました。
生来、「九州愛」を捧げていたこの己が、気軽に渋谷へ遊びに行ったり、よもや結婚指輪を銀座で求めることになろうとは! 人生は分からんもんですね。
これぞ、英国音楽の真髄なり! 天下一品のコンピレーションアルバム「For The Sake of British Songs」
やー、こういう偶然の出会いがあるから、音楽っておもしろい。
ことの始まりは近所のCDショップへ立ち寄ったときのこと。その日、店内で流れていたのは、とってもお洒落で上品な雰囲気の女性ヴォーカルの音楽でした。尋ねてみると、ジョアンナ・カーリン「夢の歌姫」という曲。どうやら入手困難な品物らしい。
「Vinyl Japan」というレーベル名だけ教えてもらい、後日、密林で彼女の曲が収録されたコンピレーションアルバムを見つけ、在庫僅少だったので即購入。で、昨日届いたそのCDをずーっと聴いているのですが……
んは~、良いっっ!!!
と、今朝から何遍も何遍も吼えております、ワタクシ。
レーベル Vinyl Japanのコレクションから60~70年代のUKロックやフォーク・ミュージックをテーマに編集された、2枚組み全43曲収録のコンピレーションアルバム「For The Sake of British Songs」。スリーブにあるとおり「色彩豊かな英国音楽の探索にはもって来い」の一品。このジャンルは不勉強で詳しくないのだけれど、たくさんのミュージシャンの音楽を知ることが出来て、コンピさまさま。ともかく、気軽に聴きたいリスナーからコアな英国音楽ファンまで、マスト・バイな名盤です。
「For The Sake of British Songs [英国音楽-The Compilation Album Of UK Folk, Rock & Trad 60'S&70'S]」/ Various Artists
release : 2008
label : Vinyl Japan
Disc 1
1. Andy Roberts / Poison Apple Lady
2. Jeremy Taylor / Crossroads
3. Jonathan Kelly / Denver
4. Dave Goulder & Liz Dyer / Till The Prawn-Boats Come
5. Paul Brett / Empty Dream-Flying Machines
6. Wizz Jones / Slow Down To My Speed
7. Isla St Clair / Will Ye Gang Love
8. The Lee Riders / A Band of Outlaws
9. Ian Matthews / Southern Wind
10. Derek Brimstone / Fightin' And A Feudin'
11. Dave Lewis / Such A Long Way To Go
12. Colin Scott / Take Me Away
13. Archie Fisher & Barbara Dickson / The January Man
14. Bob Theil / So Far
15. Sandy Davis / Snuggle Up
16. Joanna Carlin / Dancing In The Dark
17. Bob & Carole Pegg / Love Song Number 2
18. Dennis Coulson / Let It Shine
19. Brian Patten / You Missed The SunFlowers At Their Height
20. Fire / Father's Name Is Dad #1
21. Marc Ellington / Will The Circle Be Unbroken
22. Miller Anderson / Grey Broken Morning
23. John Williams / To SomeThing New
Disc 2
1. Dave Goulder & Liz Dyer / The Cuckoo
2. Keith Christmas / Robin Head
3. John Williams / In The Eveing
4. Marc Ellington / Coal Tatto
5. Ian Matthews / Rhythm Of The West
6. Bob Theil / Nice And Easy Does It
7. Oscar / In The Morning
8. The World / Angelina
9. Jefferson / Ordinary Girl
10. Accolade / Transworld Blues
11. Bob & Carole Pegg / Load Of The Dance
12. Foggy / She's Far Away
13. Dog Soldier / Piller To Post
14. Gothic Horizon / Song
15. Cafe Society / Poor Old Sailor
16. Ian Matthews / Don't hang Up Your Dancing Shoes
17. Pisces / Poker Joe
18. Paul Brett / Who Am I ?
19. Andwella's Dream / Man Without A Name
20. Wizz Jones / She's Only Waiting
Silver Swans「Realize the Ghost」
アメリカ、サンフランシスコからエレクトロ・ポップ・デュオのSilver Swansを紹介します。
結成は2007年。メンバーはLoveLikeFireのシンガー、Ann Yuと、音楽プロデューサーのJon Waters。
先月11月に デジタル版限定シングル「Realize the Ghost」でデビューしていて、2010年1月にはTrycycle Recordsよりフルアルバム「Realize the Ghost」をリリースする予定です。
[MP3]
Silver Swans「Bi Polar Bear」
[関連したサイト]
■ Silver Swans - MySpace
■ Trycycle Records / Silver Swans
「Realize the Ghost」/ Silver Swans
release : Jan, 2010
label : Trycycle Records
Chicago Underground Duo「Boca Negra」
フリージャズとアブストラクト・サウンドの新境地、Thrill Jockey Recordsより独自の音景を展開し続けるバンド、Chicago Underground。2010年にChicago Underground Duoとして通算5枚目のアルバム「Boca Negra」をリリースすることが決定したようです。
Tortoiseファンとしては、やっぱりジェフ・パーカーがギタリストとして参加しているChicago Underground Quartetの方に耳が向いちゃう。Quartetでは新作は出さんのかなぁ。
[ストリーミング]
Chicago Underground Duo「Falling Awake(from "In Praise of Shadows")」
Chicago Underground Quartet「Tunnel Chrome(from "Chicago Underground Quartet")」
[関連したサイト]
■ Thrill Jockey Records
「Boca Negra」/ Chicago Underground
release : Jan, 2010
label : Thrill Jockey Records
「In Praise of Shadows」/ Chicago Underground
release : 2006
label : Thrill Jockey Records
Dancing Cat Records「Hawaiian Slack Key Christmas」
今日、「クリスマスには興味ないけど、クリスマス・ソングって何であんなに良いんだろーね」という話をしてまして。特にド定番のクリスマス・ソングこそ、アコースティック・アレンジが一番しっくりくるような気がします。
"黒猫フラ"のイラストがとてもかわいいハワイアン・ミュージック専門レーベル、Dancing Cat Recordsから2000年にリリースされたコンピレーション・アルバム「Hawaiian Slack Key Christmas」。レーベルの公式ウェブサイトでは、このアルバムに収録された全曲の試聴をすることができます。
[MP3]
Jingle Bell Rock - Ozzie Kotani (instrumental)
Winter Wonderland - Cindy Combs (instrumental)
全曲の試聴はこちらのページでどうぞ。
「Hawaiian Slack Key Christmas」/ Various Artists
release : 2000
label : Dancing Cat Records
The Smiles and Frowns「The Smiles and Frowns」
このブログでは今年デビューしたバンドをいくつか紹介しました。
2月に紹介したEar Pwrは予定通り、5月に「Super Animal Brothers III」をリリース。5月に紹介したLocal Nativesは、その後 Infectiousというレーベルからアルバム「Gorilla Manor」でデビュー。おめでとう! 激オシしてたFol Chenなんかはもっと注目されても良さそうなんですけど。
今回見つけたこのデュオ。アルバムデビューは春で、元記事には「best indie music debut albums of 2009」と紹介されてます。少々地味だけど、素朴で柔らかい感触の歌声が特徴で、ドリーム・ポップ好きにはぴったりでしょう。「The Echoes of Time」という曲がシンプルですてき。
(source : indie rock cafe)
[ストリーミング]
■ The Smiles and Frowns「The Smiles and Frowns」(アルバム全8曲を試聴できます)
[関連したサイト]
■ The Smiles and Frowns(公式ウェブサイト)
■ The Smiles and Frowns - MySpace
「The Smiles and Frowns」/ The Smiles and Frowns
release : Apr, 2009
label : The Peppermint Hill
2009年もあと1ヶ月で終わり。
街は電飾であふれてますが、クリスマスには興味なし。大晦日と正月の方が非日常感満載でわくわくしますね。あ、でもクリスマス・イヴの夜中に放送される明石家サンタだけは何故か毎年、ちゃんと起きてて見てるなぁ。下らないんだけど面白い。
The Bridge Collection Vol.4 : My Morning Jacket、Band of Horses、Death Cab For Cutie
洋楽ファンには有名な、ニール・ヤングが主催するチャリティイベント、Bridge School Benefit Concert。今年は10月24日、25日に開催され、Fleet FoxesやMonsters Of Folkが参加していました。
Pitchforkによると、11月24日にライヴ音源を収録したコンピレーションアルバム第4弾「The Bridge Collection Vol.4 」(22曲入り、3000円)が新しくiTunes Storeでリリースされたそうです。今回のアルバムにはMy Morning Jacket、Band of Horses、Death Cab For Cutieなど嬉しいアーティストの名前を発見。Fleet FoxesはVol.5が出来たら是非入れてほしいですね。
(source : Pitchfork)
(トラックリスト)
01 Ministry: Here They Come (11/2/94)
02 Ministry: Paisley (11/2/94)
03 John Mellencamp: Jackie Brown (10/29/05)
04 Jerry Lee Lewis: Whole Lotta Shakin' Goin' On (10/30/05)
05 Trent Reznor: Fragile (10/22/06)
06 Trent Reznor: Hurt (10/22/06)
07 John Mayer: Heart of Life (10/27/07)
08 John Mayer: Waiting on the World to Change (10/27/07)
09 Regina Spektor: Ain't No Cover (10/27/07)
10 My Morning Jacket: Gideon (10/28/07)
11 My Morning Jacket: Just One Thing (10/28/07)
12 Tegan and Sara: Dark Come Soon (10/28/07)
13 Tegan and Sara: Like Oh, Like H (10/28/07)
14 Tom Waits and Kronos Quartet: What Keeps Mankind Alive (10/28/07)
15 Tom Waits and Kronos Quartet: The Part You Throw Away (10/28/07)
16 Band of Horses: Marry Song (10/25/08)
17 Band of Horses: The General Specific (10/25/08)
18 Norah Jones: Jesus Don't Cry (10/25/08)
19 Death Cab For Cutie: Cath (10/26/08)
20 Death Cab For Cutie: I Will Possess Your Heart (10/26/08)
21 Josh Groban: Changing Colors (10/26/08)
22 Josh Groban and Neil Young: Harvest Moon (10/26/08)
なぜ、アダム・サンドラーが?
日本ケルト協会15周年記念 「ケルティックフェスティバル」とケルト音楽いろいろ
(Image / flickr : ItzaFineDay)
いつも聴いているお気に入りのラジオ局、フリーウェーブ天神。
朝10時からスタートするのはトラディショナル音楽がメインで流れる「世界のアルバム」という番組。今週続けてアイルランド音楽だったのは、このイベントがあるからなのかな?
福岡に事務局を構える「日本ケルト協会」が今年で15周年ということで、12月にアクロス福岡で記念イベント「ケルティックフェスティバル」が開催されます 。
■ 日本ケルト協会 ホームページ
(イベント内容)
12月6日(日):ケルト・アイリッシュ音楽とダンスのつどい / アクロス福岡円形ホール
12月8日(火):講演会「ヨーロッパのケルト紀行」(エッセイスト:武部好伸氏)
12月9日(水):ワークショップ「游游古代文字」(書道・福岡書芸院主宰:前田鼎之氏)
12月10日(水):ワークショップ「カリグラファ ケルト文字のThank Youカード」(カリグラファ・スタヂオポンテ認定講師 森貴美子氏)
12月11日(金)、12日(土):シンポジウム「The Spiral of Peace 私のピースプロジェクト」(交流展出品作家によるトーク)
ちなみに月曜~水曜の「世界のアルバム」でかかったのはこの3枚でした。楽曲の試聴はMy Spaceからどーぞ。
ちなみにちなみに、己がもう一度行きたいアイリッシュパブは、地下鉄中洲川端駅から歩いてすぐの「アイリッシュパブ ザ・ハカタハープ」。ホテルの地下にある小さなお店で、内装がとても素敵なのです。フィッシュアンドチップスはやっぱり上品系。渡英経験のある友人は「あの油ギトギトのやつが本物!」と嘆いております。
■ The Chieftains - MySpace
■ Altan - Myspace
■ Flook - MySpace
「Water From the Well」/ The Chieftains
release : 2000
label : Victor
「Altan」/ Altan (Frankie Kennedy & Mairead Ni Mhaonaigh)
release : 1987
label : Green Linnet
「Flatfish」/ Flook
release : 2000
label : Orchard