[naku-yoru] :: DIARY

califone-band.jpgTortoiseなどシカゴ周辺のエクスペリメンタル・ロックの一翼を担うバンド、Califoneが、Thrill Jockey RecordsからDead Oceansへ移籍し、10月に新作を発表する予定だそうです。この新作アルバム「All My Friends Are Funeral Singers」は、まだ詳細は不明ですが、何かの映像作品のサウンドトラックに使われる予定だとか。

Califoneは2003年から2006年の間に、Thrill Jockeyから4枚の作品をリリース。Dead Oceansといえば、以前ここでも紹介したBower BirdsやBishop Allenが在籍しています。
(source : Pitchfork)

そういえば、近所のCDショップ、グルーヴィンさん。Thrill Jockeyコーナーがあったのだけど、この前行ったら見つけられなかった。誰か買い占めた? あのお店は最近品揃えが豊富になったようで、BGMもいつもかっこいいし、つい長居してしまいます。

[ストリーミング]
Califone「Roots & Crowns (Album)」

[関連したサイト]
■ Califone(公式ウェブサイト)
■ CALIFONE - Dead Oceans
■ Califone - Thrill Jockey
■ Califone - MySpace

allmyfriends arefuneralsingers.jpg「All My Friends Are Funeral Singers」/ Califone
release : Oct, 2009
label : Dead Oceans

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hauschka-musician.jpgFat Cat Records所属のドイツ人ピアニスト、Hauschkaの来日公演のスケジュールが発表されています。

プリペアード・ピアノの音色を己が初めて聴いたのはジョン・ケージの音楽から。その継承者であるHauschkaの奏でるプリペアード・ピアノの硬質な音色とストリングスなどの柔らかな音色との対比は補色関係のよう。一方が一方の音に埋もれることなく、逆に鮮やかさ、深みを増しているように聴こえます。また逆にそのリズミックな部分を強調してみせたり、夢幻的な印象のなかで楽器の音色が生き生きとしていて好きですね。Fat Catのウェブサイトで全曲をフル試聴できますので、未聴の方は是非どうぞ。

彼については、意外にもはてなキーワードに詳しく載ってます。

これまでに2枚のアルバム「Substantial」、「The Prepared Piano」をKaraoke Kalk、今年、リリースされた最新作「Room To Expand」をFat Cat からリリース。ソロ・ピアノ・プロジェクト「ハウシュカ」は1940年にジョン・ケージが考案したといわれる「プリペアード・ピアノ」の可能性を探究する、世界的にもめずらしい音楽家・演奏家。「プリペアード・ピアノ」はピアノの弦に木、金属、ゴムなどを挟んだり、載せることでその音色を打楽器的な響きや金属的な音にし、雑音の多い独特な音が得られる。ハウシュカの「プリペアード・ピアノ」はコンセプチュアルありきの学究はだとはほど遠い、同時代のポスト・ロックやテクノ、エレクトロニカといったポップ・ミュージックへの視野があると同時に、確かな音楽の素養を感じさせる旋律は使い古された常套句をすべて排したもの。リズミックでメロディック、ピアノに向かう時間の中で現れた、遊び心を忘れることなく紡がれたその音楽はコーヒーをひとり楽しむ時間のように開かれた、ニュートラルなもの。聴き手次第で大きくも響くし、遠くで鳴っていてくれもする、やさしい音楽。

来日公演は東名阪だけではなく、岡山、京都、金沢、そして福岡にも来てくれます!! 場所は福岡市大名にあるライヴスペース、ROOMS。これは絶対に行かないと!
詳しい情報はこちらをご覧ください。

[関連したサイト]
■ HAUSCHKA(公式ウェブサイト)
■ Hauschka - MySpace
■ FatCat Records : Hauschka

snowflakesandcarwrecks.jpg「Snowflakes and Car Wrecks」/ Hauschka
release : Feb, 2009
label : FatCat

ferndorf.jpg「Ferndorf」/ Hauschka
release : Oct, 2008
label : FatCat

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ffandbb-bands.jpg
ついにこの写真を合体させるときが来た!来た!この日のためにあったような写真なんだもの。

Xfmの速報によると、The Beach Boysのギタリスト、Al Jardineの新作「A Postcard From California」でFleet Foxesとのコラボレーションの計画があるそうです。
Al Jardineの公式ウェブサイトにはすでにそのアルバムのリリースニュースがアップされていて、トップページにはゲストアーティストとして、Neil YoungやBrian Wilson、David Crosbyの名前が紹介されています。アルバムはもう完成しているようだし、コラボは楽曲収録でではなくライヴか何かで実現するのでしょうか? 元ネタの記事にははっきり「to work on a track」とあるのですが・・・。続報待ちー。

また、Fleet Foxesは9月のイギリスの音楽イベント End Of The Road Festival に出演が決定。フェスの公式ページを見てびっくり! Explosions In The Sky、Vetiverと一緒になんて~、いいな、いいな!これは見たい。
(source : Xfm)

[関連したサイト]
■ * * * AL JARDINE * * *
■ Al Jardine - MySpace
■ Fleet Foxes - MySpace

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の予定が、Manchester International Festivalの映像がない、ない!

YouTube、Vimeoにない。MySpaceにもTwitterにもミクシィにも更新情報無し。
公式サイトもBoosy & Hawkesも同じく。
Facebookのライヒのページに行ったら、最新の投稿でYouTubeへのリンクがあったので、わくわく期待して見てみたら別の曲だし・・・。んー調べ方が甘いのか? 情報求む、です。
Radioheadのジョニーがライヒ先生とコラボレーションするという意味でも楽しみにしてたけど、これはつまりは作曲だったのか、演奏での参加だったのか。これも判明しとりません。

というわけで本番はおあずけ。リハーサル映像をどぞ。
タイトル「2x5」のあらわすところは、エレキギター2本、エレキベース1本、ドラムス1台、ピアノ1台の合計5つの楽器が2セットってことなのですね。これはかっこいい!


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7月2日から19日の日程で、イギリスで開催されているイベント、Manchester International Festival 2009

2日のKraftwerkのステージで、スペシャルゲストとして登場予定のライヒ先生が新曲「2×5」をお披露目するというニュースを6月3日のDIARYでお届けしましたが、グーグル先生を頼りに映像探しているところで、あまりにKraftwerkのライヴが良かったもので別記事で紹介。演奏中、本物の自転車レーサーが登場しますよ。これは凝った演出ですね。観客も大喜び。

ライヒ先生のは明日アップします。
今日はもう寝る寝るー。最近いろいろとあって辛いのヨ。



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portugaltheman-band.jpgEqual Vision Recordsから今月21日に2ndアルバム「The Satanic Satanist」をリリース予定のPortugal. The Manを紹介。
レーベルの公式ウェブサイトでは、この新作アルバムから「People Say」のMP3が公開中。また、NMEのThe Daily Downloadでは、同じく新曲の「Guns And Dogs」のアコースティックバージョンが紹介されています。歌声が力強くてとても良いですね。こんな明るいトーンの曲はこのブログでは久しぶりだ。

[MP3]
Portugal.The Man「People Say」
Portugal.The Man「Guns And Dogs (Acoustic Ver.)」

[関連したサイト]
■ Portugal. The Man(公式ウェブサイト)
■ Portugal. The Man - MySpace
■ Equal Vision Records

stanicstanist.jpg「The Satanic Satanist」/ Portugal.The Man
release : Jul, 2009
label : Equal Vision

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あー、やはりThrill Jockey Recordsのトップページが楽器の上手な亀さんたちでいっぱいだ!
とか思ってたら、今見れなくなってる。変なレイアウトだったから思い切り突っ込んでやろうと思っていたのに。ということで、ここ数週間は新作が待ち遠しくてTortoiseの古いアルバムを順々にずーっと聴いていました。
過去のアルバム数作はラストの曲こそ最高だと以前書きましたが、「Gamera」に「In Sarah, Mencken, Christ And Beethoven There Were Women And Men」、「Swung From The Gutters」に「Glass Museum」・・・10年も同じバンド聴いていて、たまに「惰性で好きなだけなのかもねー」なんて浮気なココロも向こうから転がってきたりするのだけど、いやいや!やっぱりいいよ、Tortoiseいいよ。

thefieryfurnaces-band.jpg今日紹介するのは、彼らと同じレーベル所属のThe Fiery Furnaces 。
今月21日に新作アルバム「I'm Going Away」をリリース。それに先駆けて先行シングル「The End is Near」がLP盤限定でリリースされています。デビューアルバムが出たときに一度音源を聴いて、その時はあまりピンと来ずにスルーしてたけど、あれれ?今回はどういう訳か良く聴こえる。きっと今の己の感性と気分にぴったり沿ってるんだろうね。いや本当に音楽との出会いってタイミング大事。ちなみに「The End is Near」はは4曲入りで最後の曲だけアルバム未収録。現在はこちらだけThrill Jockey Recordsで試聴可能。

そしてThrill Jockeyのサイト経由で、6月のLe Poisson Rougeでのライヴ音源の圧縮ファイルを一緒にアップしているブログ記事が紹介されていました。公認ってこと? これはすごいですね。

[MP3]
The Fiery Furnaces「The End Is Near」

[関連したサイト]
■ The Fiery Furnaces Official Site(公式ウェブサイト)
■ The Fiery Furnaces - MySpace
■ Thrill Jockey Records - The Fiery Furnaces

imgoingaway.jpg「I'm Going Away」/ The Fiery Furnaces
release : Jul, 2009
label : Thrill Jockey

theendisnear.jpg「The End Is Near [12 inch Analog]」/ The Fiery Furnaces
release : Jun, 2009
label : Thrill Jockey

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先週の金曜日から日曜日に開催されたイギリスのGlastonbury Festival。Fleet Foxesは金曜日のピラミッド・ステージに出演。さっそく動画が到着しています。

YouTubeのほうは音割れしていたので、いつもお世話になっているFMusicさんのところから引用。
ビデオに収録されているのは4曲だけですが、やーそれにしてもやっぱり彼らのライヴ良いですね。シメの「Blue Ridge Mountains」にはいつも感動。早く来日してくれーい。
(source : FMusic)

■ Fleet Foxes - live at Glastonbury 2009 (FMusic)


バンドは、その翌日27日にハイド・パークで開催されたHard Rock Callingに準ヘッドライナーとして出演。同じステージのヘッドライナーはNeil Youngという奇跡的な組み合わせ。



そしてさらに嬉しいニュース。PitchforkからBBC Radio 6に出演したときに公開されたというFleet Foxesの新曲「Blue Spotted Tail」の音源が届いております。演奏はシンガーのロビンによる独奏。
(source : Pitchfork)

Fleet Foxes「Blue Spotted Tail」

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