2017年の音楽
本日、予約していた「NME/10月13日号」を購入。
毛穴までくっきりはっきりのトムくんの恐ろしい表情がレイアウトされた表紙写真を手にして、いろいろな意味で戦きつつ、さてページを捲る。4ページもの特集を組んだNME。
表題は「Welcome To The Revolution」。ダウンロード版の10曲のレビューに、希望額購入制についてのコメント等々。
2ちゃんねるでは、歌詞の独自翻訳でなかなか盛り上がっているようみたいですね。
Radioheadのスレッドは平和なところと大荒れなところと、かなりの落差があるので、己はよう行かんのですが。個人ブログなどでも、さっそく歌詞の翻訳をしているブロガーたちがいて、皆が皆、面白い解釈や自由な意見を述べていて、なかなか興味深い。
「音楽は、歌詞は音の価値を超えない」ものだと信じて疑わなかった己ですが、その意味はというと、英語を母国語としない我々日本人が、英語の歌詞の意味を読み、解釈し、作詞者の意図や思いをどこまで汲み取れるのか、汲み取る事が可能なのか。できないのなら、やって意味があるのか。
そんなふうに、昔はやたら賢ぶって、あまのじゃくになってた己でした。
が、Rの6thアルバム「HTTT」が出たあたりから、「ちゅーか、訳して解釈しないと、トムが何を言ってるのか解らないじゃないか」という極々当たり前な結論にたどり着き、遅まきながら、音楽に対する姿勢が素直になったようです。
音楽雑誌を隅から隅まで真面目に読まなくなったのは、その反動か、否か・・・。
話を戻す。 「Welcome To The Revolution」。「ようこそ、革命へ」。
いくつかのブログを訪れて「In Rainbows」についての意見や批評を読んでいたら、「別に新しくない」といったようなコメントをしていたブロガーがいて、彼(か彼女)の意見に反論するわけではないのだけれど、ここに来て、まだRadioheadの音楽性の評価に「新しさ」がついてまわるのか、と驚き半分、呆れ半分。
新しい、というとき、無論「前回に比べて」という意味が多いと思う。
しかし、これがもし「現在の音楽シーンのなかで」の話だというのなら、己は大いに疑問に思う。芸術について相対的な点数づけをする行為こそ、何ともつまらない話ではなかろうか。
己自身は「In Rainbows」の音響については、時間をかけただけ(って別に皮肉を言ってるんじゃないんで…)工夫もかなり凝らされていると思うし、各パートの演奏も、アレンジも丁寧に作り込んだ印象。メロディの美しさには、いつものことながら感動しっぱなし。
2006年のライヴバージョンを事前に聴いていて、それと比べると確かに「新鮮」ではあったけれど、しかし、「革新さ」はさほど感じられなかった。
最近ふと思うのは、己は今年26歳になるわけだけれど、きっと10年後も音楽は好きで、いろいろ探して聴いていると思う。
だが、10年後の2017年、一体どんな音楽が存在するというのだろう。根拠のない不安が時々沸き起こる。
音楽の歴史にも、技術的にも何ら詳しくないし、別に何かバンドやら音楽活動をやってるわけではないから、裏付けも何もないのだけど、何となく、音楽はもう際の際まで、行くとこまで行っちゃった気がしてならない。・・・素人の浅はかさでしょうか?
迷惑行為を注意したらナイフで刺される今日、まったく話にならない政治家と役所に生活をがっちり固められている今日、危機的な世界情勢がガソリン代や電気代やパンの値段の値上がりというかたちでリアルになってきた今日。2017年なんて、下手したら音楽なんてやってられない世界になってるんじゃないのか。 って馬鹿馬鹿しい誇大妄想。
2007年もあと2ヶ月少しという今日、葛根湯の効能もほぼ消えかけ、そういう何ら脈絡も意義もないことを、微熱の脳みそを抱えた22時の高速バスの中で考えていました。
闇夜のなか、キンモクセイの香りだけが、冷たい空気に乗ってきたなぁ。
かの菅公も歌ったように、花の香りというものは季節をもっとも感じさせます。
ちなみに当サイトの「naku-yoru」の語源も和歌から取っています。視覚、聴覚、嗅覚に訴える、とても美しい歌。
「橘のにほへる香かも霍公鳥鳴く夜の雨にうつろひぬらむ」(大伴家持)
夏の盛り、庭の橘が実に芳しい。
ほととぎすの一声わたる夜。
降りしきる雨に、
彼の地の橘は、香りが失せてしまっているだろうなぁ。
和歌というものは、己は「音楽」だと解釈して良いと思う。四大要素はきちんと入ってますから。
メロディは、一音一音の響き。リズムは5・7・5・7・7調。ハーモニーは語句から浮かぶイメージ。音色は読み手の声。
1000年以上に前に生まれ、既に音楽の四大要素が含まれた和歌が現代の音楽にもしっかり通じていると考えると、10年ぽっちがどんなもんだというのか。
深秋はすぐそこ。茄子とか栗がやたらに美味しい。早く風邪を治さねば。
I feel my luck could change.
金星人の霊合星人は去年から一転、今年から3年間は絶好調だとか。
己にもようやく運が巡ってきたらしい。
まず、待望のRadioheadの新曲が出た。7枚目のアルバム「In Rainbows」。
しかも、かなり素晴らしい音楽に仕上がっている。(リリースから5日。冗談抜きにこれしか聴いてない)
そしてThrill Jockey Recordsも15周年を迎え、TJミュージシャンによるTJミュージシャンの曲のカバーLPがリリースの予定。
己はもうそれで十分だ。
が、amazon.jpからこれを買えと勧められた。
確かに己は、写真集ほしーの!と言った。言ったよ。だけど、何故このタイミングなの?
「Photograghs」(洋書)
著(写真):Sam Prekop
The Sea and Cakeのフロントマンでボーカルをつとめるサム・プレコップは、アーティスト/写真家としての一面も持っていて、The Sea and Cakeのアルバムのアートワークもこなしている。シカゴの街の一角をとらえたシンプルな構図、都会的な色彩感覚が印象的な写真たちはバンドの音楽性を簡潔に表しているように思える。
本書は初めての作品集。特典として、この写真集のためにサムが制作したインスト8曲がおさめられた初回限定CDがついてくる。
今年出たThe Sea and Cakeのアルバム「Everybody」から、「Crossing Line」に続き、2本目のミュージックビデオです。
面白いけど、なんちゅーチープさ! センス良いなぁ。
この「Coconut」は己も大好きな曲で、ギターのフレーズやサムの歌い回しなんて、いかにも”The Sea and Cake・スタンダード”といった感じの曲で非常に心地よい音楽。むむ、12月のライヴ、やっぱり行っちゃおうかな・・・。
■ The Sea and Cake「Coconut」
虹を横目に、閑話休題。
BBC Radio 6Music「Steve Lamacq」では、10日から、Radiohead「In Rainbows」のリリースを取り上げ、番組内で新曲を放送中。
10日(水)は「Reckoner」と「All I Need」、11日(木)は「Bodysnatchers」と「Nude」。 この番組は平日に放送されるから、一日2曲ずつで5日間。きれいに10曲すべて流すことができるというわけですね。さすが。トラックリストと番組のバックナンバーは、この番組のページへジャンプしてください。
■ BBC Radio 6Music「Steve Ramacq」
そして、このトムが表紙の「NME」最新号ですが、今日確認したところ、来週のに入荷とのこと。
予約をお願いした後、この店のRadioheadの棚へ行ってみたら、「In Rainbows」のポップが!
このポップを作るのにきっと何時間か費やしたのだろうけど、商品は店では販売できないのだから、販促効果なんて皆無だというのに、なんて素晴らしい出来なのだ!
写真は載せられないから、一目見てみて下さい。タワレコの天神店です。
Rファンとして感動したのは無論、同じく物を売って飯を食ってる人間として、感心した次第。
我々は日々、自分が売りたい商品、そして気に入っている商品を他の人々に広めたいがために、知恵と色彩感覚を絞りに絞ってポップを作るわけなのだけど、「売ってない商品のポップを作る」だなんて・・・ああいう姿勢は大いに刺激になりますね。
東奔西走。
10月10日にデジタルダウンロード版がリリースされた, Radiohead「In Rainbows」。
Radiohead.com/DEAD AIR SPACEにて、10日付けのトムの書き込み。
「『In Rainbows』を聴いて、君が楽しんでくれていることを願ってる。
アルバムをやっと出せて、安心している。ぶっとんだ数週間だろうね…まぁご想像のとおりに…」
また、昨夜パブで読んだらしい雑誌「WIRE」の、Robert Wyattの記事を引用しています。
英語圏の音楽雑誌、音楽ニュースサイトなど、ウェブ上の至る所で「In Rainbows」のレビューが続々とアップされています。
ブックマークしてある、それらのサイトを毎日チェック。もちろん、RSSで定期購読しているものの、あまり上手く使いこなせません。先月と比べて、明らかにMacに向かっている時間が長くなっています。
ウェブの世界を東奔西走。ふくらはぎのかわりに肩と目を激しく傷めつつあるようです。
ウェブ以外の媒体となると、最速のブツは当然ながら週刊の音楽雑誌。
某誌とは逆に、まさにグッドタイミングで発売となる雑誌がこれ。大方の予想通り、Radioheadを表紙にもってきた「NME」。
現地、イギリスでは毎週水曜日に発売。己調べでは、この雑誌は発売の週の土曜に福岡で購入可能。要予約。
ごめんなさい。
もう二度と同じ間違いはしません。
許してくださいよ〜・・・泣
って邪な考えなんてないのに謝っちゃう、その鋭い眼光。
いやほんと、怖いってば、トムくん。
NME.comのサイトに行くと、ホームにずらずらとコンテンツが並んでて、 右側の部分には「In The Magazine」という見出しで、最新号の表紙の写真が載せてあります。
ここをクリックすると、いつもだったら最新号の見出し&購読のページに進むのですが・・・どういうわけか今号は、ハイテクによって鉄壁のセキュリティを誇る銀行への侵入を企む犯罪者一味をまとめる知的なボスのような、このトムくんの表紙の写真が、中と大と2種類。初めてだ、こんなボリューム。 いささか、やり過ぎな感も否めない、NME編集部。Rをきっとお気に入りなのね。
月刊の音楽雑誌は、己の予測では10月10日にプラス2週間の今月末あたり、それぞれの雑誌が動きそう。 雑誌類も出来る限り入手すべく、リアル東奔西走いたしましょう。
(追記)現在、12日(金)の午前2時47分です。BBC Radio 6Musicを聴いています。「Steve Lamacq」(平日/16時〜19時)が放送中。(ロンドンの現在時刻)
■ BBC Radio 6Music - Steve Lamacq(DJ:Steve Lamacq)
今週の放送分でRadiohead「In Rainbows」のことを取り上げるとのこと。何か情報があるかも。明日以降でも、番組のバックナンバーは上記のサイトで聴く事が出来ます。トラックリストは明日、改めてアップします。
あら、新曲流していいんだね…って、別にいいのか。「BodySnatchers」が今かかっています。
Look! Up in the sky!
見よ! 空の彼方を!
9時間ほどの時差を経て、我が家に降ってきました、Radiohead「In Rainbows」。
本日リリースとなったのは、デジタルダウンロード版。
10日のちょうど午前0時。さて明日も早いし、そろそろ寝ようかと思い、Macの画面へ向かうと1件の新着メール。
w.a.s.t.e.から??? え、うそ? 日本時間に合わせてくれたの?
すげぇどきどきして開いてみたら、なんて事ない「明日、ZIP形式で送るんでよろしく。フツーに解凍できると思うけど、出来ない人はこっからソフト落としてね」って、親切な案内メールかよ。まぎらわしいわい。
というわけで、21時現在。今聴いております、「In Rainbows」の10曲を。
このうちのいくつかの曲は、2006年のライブ音源を聴いていて予備知識?のようなものを持って臨んだわけだけれども、1週間ほどかけて、しっかり体に馴染ませようと思います。
今日はざっとさわりの感想だけを。
#1「15 step」ぶふっ、やっぱいいですね。好きだ、この曲。硬いビートのレイヤーに流れるようなギターフレーズ。
#2「Bodysnatchers」好きだ、この曲も。音がすげぇ割れるし。
#3「Nude」今更、説明不要の隠れた名曲。10年近くかかったけど、きちんと形になってくれたことがもう嬉しいの。
#4「Weird Fishes/Arpeggi」テンポはかなり速く、ギターのアルペジオがたくさん重なる。前半、Tortoiseぽくない? エド、バックコーラス復活?!
#5「All I Need」この曲はとてもスロウな曲。音のレイヤーが美しい。鉄琴、大好き。
#6「Faust Arp」初めて聴く音。ストリングス・チームはこのためだったのね。映画音楽のような響きで、これも美しい。
#7「Reckoner」これもオリジナルはとても古い曲。が、まったくの別物に。ファルセット、がんばれー!
#8「House Of Cards」ロンドンのシークレットギグで披露した時とアレンジを変えたようだ。こういうギターの音の使い方は好き。
#9「Jigsaw Falling Into Place」これも初めて聴く音。あー、この曲何かに似てるんだけどなー、何だっけ・・・。
#10「Videotape」意外に今回の新曲にはピアノの音が素直に使われてない。この曲くらいじゃないのかな?
総合評価:83点。辛口ですか?
まず大きく減点となったマイナス15点について、これらの新曲はPCで聴くべきじゃない!!! って当然ですね。
ZIP形式で48.8MBってお知らせが来た時点で恐ろしかったもの。MP3ファイルで、1曲あたり4MB、ビットレート160kbps!!ありえない!!己はiTunes MusicStoreでは買い物したことないんだけど、こういうものなのでしょうか?
己はRadioheadに関してはPCで1枚のアルバムを聴く事なんてあまりない。(でも、Last.fmのベストアーティストはきっちりRだったりするんですけど)
さて、家事も済んだし、コーヒー煎れて好きな音楽を聴くかという時には、リビングにどかりと鎮座している、15年以上働いてるビクターのコンポのほうでCDを再生しています。iTunesと比べる間もなく、良い音が出るから。が、問題はこのビクター爺が、焼いたCDRをなかなか読んでくれないのです。100回試して100回駄目だったからな、昔。
実際この「In Rainbows」も、仕方なくMacで再生しているのだけれども、ちょっと音量あげると音割れして、そこでまずイラッと来たわけです。サウンドエンハンサーいじっても良い音に合わせにくい。MPEGからAIFFに変換し直して、なんとか聴けるレベルになったようです。加えて、iTunesがよく待機状態になるのも余計に腹立たしいな。メモリ、増やしたばっかりなのに。
マイナス1点は「Bangers and Mash」が入っとらん。最初の2曲と雰囲気がかぶってるから、DISC1から外れたのかもしれない。
あとのマイナス1点は、#1「15 step」に入ってた子供の歓声。誰?
12月にCDとレコードのセットが発売になるけれど、なるほど、これはレコードの音でぜったい聴きたい!!と思わせる曲(#2、#4、#5、#8)がいくつかありました。ですので、このDiscboxは12月生まれの己にとっては、いい誕生日プレゼントになりそうです。
トム、ジョニー、エド、コリン、フィル、そしてプロデューサーのナイジェル。皆さん、本当にご苦労様でした。結論は、己は早く、CDかレコードのきれいな音を聴きたいです。
トムくんの歌声には今回も感動させられてしまった。#3「Nude」の後半のところ。あなたの美しい声に、やっぱり昇天してしまいました。ほんとお疲れさまでした。
You end and I begin (HOW!)
数年かけて取り組んできた、7枚目のアルバム「In Rainbows」のDL版リリースを明日に控えたRadiohead。
15年以上もメジャーで活動を続けてきたバンドで、出来上がりに自信を感じていると言えども、さすがに今回のような新しい試みとあっては、リスナーの反応が内心気になっているのでは?
プロデューサーのナイジェルは・・・うんうん、さすがですね。ちゃんと「In Rainbows」のこと考えて。
写真がぶれてるのも、おそらくソワソワしてグルグルせわしく回ってるのだろう。
で、その傍らで何やら一心にメモっているトムくんの頭の中は・・・ってコラコラ。「iPod touch」欲しいんすか?
仕事を終えて、きっと、ほっと一息のRと周辺の関係者。
一方、年末から来年はじめにかけての予定を、あたふたと組み立て直している我々。年明けだっていう話が、2ヶ月も繰り上がっちゃあねぇ。みんな、「R定期貯蓄」の具合はいかがでしょうか?始まったら一気に崩れて行くから、怖いよな。
で、12月の40ポンドのまえに、まずこれのお会計が先。発売は10月30日の予定。己はきっちり「社割り」で購入させていただきます。
「Dead Children Playing:A Picture Book」(洋書)
出版社:Verso Books 著:Stanley Donwood
昨年、バルセロナで行われたStanley DonwoodとDr.Tchock(Thom Yorke)の展覧会にあわせて発売された作品集。今回は第2版で(初版は売り切れ)、ページが追加された「増補版」となっているようです。 (source:at ease 6/27付News)
Thrill Jockey Records、15周年!& 記念LP盤リリース
Tortoise、The Sea And Cakeなどを抱えるシカゴのレーベル、Thirll Jockey Recordsが設立から15年を迎えました。
これを記念して、Thrill Jockey Records所属のミュージシャンたちが参加して、一枚のレコードが作られるそうです。タイトル未定。発売は12月3日(U.K)。
トラックリストは以下のとおり。(カッコ内はカバーされる方のミュージシャン)
Adult.: "Underwater Wave Game" (Pit er Pat)
Arbouretum [ft. Beach House's Victoria Legrand]: "Bus >Stop" (Thalia Zedek)
David Byrne: "Ex-Guru" (The Fiery Furnaces)
Califone: "Jewel" (Freakwater)
Bobby Conn: "Washed in the Blood" (Freakwater)
Angela Desveaux: "Two Moons" (Arbouretum)
Eleventh Dream Day: "I Like the Name Alice" (Sue Garner)
Freakwater: "Passengers" (The Zincs)
Sue Garner & Rick Brown: "UMO" (OOIOO)
Howe Gelb: "Boxers" (John Parish)
John Parish: "Vampiring Again" (Califone)
Pit er Pat : "Flew Out My Window" (The Lonesome Organist)
Archer Prewitt: "Mrs. Turner" (The National Trust)
Pullman: "3 a.m." (The Chicago Underground Quartet)
The Sea and Cake: "Spider's House" (Califone)
Tortoise: "Fallslake" (Nobukazu Takemura)
Thalia Zedek: "Flat Hand" (Freakwater)
The Zincs: "Blue Marble Girl" (Giant Sand)
また、11月11日、12日の2日間、ロンドンの「KOKO」で15周年記念のライヴも予定されてます。日程および出演ミュージシャンは以下のとおり。
11/11: The Fiery Furnaces, Trans Am, the Sea and Cake, Califone, Arbouretum, Radian, the Zincs, Daniel Higgs and Chiara Giovando
11/12: Tortoise, Bobby Conn, ADULT., KTL
(source:Pitchfork)
15周年記念のレコードが12月3日?!! それって、それって・・・。
Thrill Jockey関連のニュースでもうひとつ。The Sea And Cakeの来日公演が決定しました。
「THE SEA AND CAKE “EVERYBODY” Japan Tour 2007」
(大阪公演)
日時 : 2007/12/1(sat)open 17:00 / start 18:00
会場 : 大阪 鰻谷燦粋(Tel: 06-6243-3641)
(東京公演)
日時 : 2007/12/2(sun)open 18:00 / start 19:00
会場 : 渋谷クラブクアトロ(Tel: 03-3477-8750 )
詳細はこちらへジャンプ。
(source:HEADZ)
12月のうちに、RadioheadのLP7「In Rainbows」と、Thrill Jockeyの15周年記念盤、プラスThe Sea and Cake来日?!!。同じ時期に揃えるだなんて、もしや謀ってんのか?!
Happy Birthday,Thom!!
Happy Birthday,Thom!!
今日は、トムくんの39回目の誕生日。
何の曲なのでしょうか、恍惚状態のトム。右の手指の角度あたり、絶妙です。
まもなく配信される「In Rainbows」の1曲目は「15 step」という曲で、2006年のライブ音源を聴くと「Idioteque」に負けず、ばりばりのディスコ・チューン。
「Kid A」以来、Radioheadの楽曲におけるダンス・カテゴリーを引き受けてきた「Idioteque」。この曲は後半、荒波のごとく押し寄せる怒濤のグルーヴがとにかく凄まじいものであります。
片や、新しい曲「15 step」の基盤を構成している10拍子の合間を走り抜けるのは、リズムマシンのクラップとカウベルのビートに、流れるようなギター&ベースフレーズ。幅広く取られたメロディの音域が、さらに曲をユニークなものにしている。「Idioteque」から「15 step」へ世代交代か!!
いえいえ、まだ健在ですよ。元祖「姫島・狐踊りダンス」(命名はワタクシ)は。
You Tubeを散策していて、これとは別の「Idioteque」のビデオに「Psycho Bunny Dance」と名付けられていた。「気違いウサちゃんダンス」と日本語で書くと身もふたもないが・・・。
■ Radiohead「Idioteque」(Live 2006 at Hammersmith Apollo)
以下、「In Rainbows」の新しいニュースを備忘として記録しておく。
・ThisIsLondon.co.ukに、アートワーク担当・スタンリーのインタビュー。題は「Radiohead are right on the money」。
「(40ポンドのDiscboxについて)失業手当を受けてるっていうんなら、それは馬鹿みたいな金だろうけど、プレミアリーグの試合を見に行くのも同じくらいかかるんだ。それに今回のプロジェクトは信じられない仕事量だったんだよ。」
全文はこちら。(source:at ease)
・「In Rainbows」が1月にレコード会社から発売されるかも…というニュースの続報。契約先はWarner、あるいはATOか、という噂。(ATOって、ATO Recordsのことなのでしょうか。Gomez好きの己としては、とても気になる噂)
全文はこちら。 (source:at ease)
・「In Rainbows」は通常のプロモーション活動は行われない事が、バンドのPRを担当するNasty Little Manより明らかになった。プロモーション用の広告、それらのウェブ配信やメディアサイトもないとのこと。(source:green plastic)
(追記の追記)
1日発売の雑誌「Rockin On」11月号の特集はRadiohead。「Radiohead OK Computer 1997」
ありゃー、タイミング悪い! でも、次号でも平気でRを表紙にしちゃいそうな予感がするのは私だけではないはず。「Snoozer」も要注意だが、これも今月18日の発売。10月1日は、入稿締め切り日はぎりぎり? どーする、Mr.タナカ?!