[naku-yoru] :: DIARY

福岡市内に引っ越してきて数ヶ月。通勤時間は1時間半(高速バス+自転車)から10分(市内バス)と劇的に短くなり、街歩きも楽しい。
が、猫がおらんのですよ。猫が。

実家に帰れば猫たちはいるんだけど、会いたいときにさっと帰れるわけもなく。
特に「げんき」なんか1歳になったばかりで、これからが一番可愛い盛りなのに…

一緒に暮らせないこともないのだけれど、(猫に限って「飼う」とは言わない、とは誰の言葉だったか)単身者用の部屋はやはり猫には狭いだろう。という結論から、耐え難きを耐え…

で、もう限界なわけですよ。
福岡市には最近「猫カフェ」なるものが登場したのですが、ああいうのはちょっとねぇ。
(基本料金30分いくら、プラス何分ごとに追加料金、ランチセットはいくらでどーたらこーたら…)

そもそも、このDiaryのカテゴリ「ねこ」がほとんど機能していないのをどうにかせんといかんなぁと思っていた折、本日「欲求不満の解消」と「問題の実用的な解決方法」を同時に達成しうる方法を思いつく。

不定期更新。発見次第、アップしていきます。
しっかし、まれに見る美猫。1歳くらいかな?


icon
この記事のカテゴリ:

waste_c.png
正確には、w.a.s.t.e.が立ち上げたSNSです。
ビデオ&リミックス・コンテストとの連動企画、というわけでしょうか?
■ w.a.s.t.e. central

「In Rainbows」からの第二弾シングル「Nude」が、今週イギリスで発売されますが、それに合わせて、「Nude」のリミックス・コンテストなるものが特設サイトにて紹介されています。
■ Radiohead / Remix / Nude - (http://www.radioheadremix.com/)

w.a.s.t.e.のメンバーに加わっている人は、4月2日付けで「REMIX NUDE FOR RADIOHEAD」という件名でお知らせが来ているはず。
「Nude」のボーカル、ギター、ベース、ドラム、ストリングスの5トラックをiTunes Storeから購入(iTunes Store Japanでは各トラック150円)し、それを使ってリミックスを自由に作り、上記のウェブサイトにアップロードしましょう。

w.a.s.t.e. centralは、とても基本的なSNSのスタイルです。
アカウント取得後、自分のページを自由にカスタマイズ。プロフィールページはとてもシンプルですが、スキンは50種類以上あって、そこから更にコードを編集して色やデザインを変えることも可能です。
「My Music」というコンテンツでは、自分の音楽をアップロードしてプレイヤーで再生することが出来ます。
「TOUR_2008」というのが、何だかミクシィでいうコミュニティのようです。
「VIDEOS」で動画を共有できます。Radioheadの動画を探すにはいちばん便利かも。
SNSということで、last.fmやミクシィのように友人を見つけたり、メールを送って招待してみましょう。
というわけで、己もさっそく参加しています
(追記:リンク先は、アカウントを持っていないユーザーは閲覧できません。)

ちなみにトム、ジョニー、エド、コリン、フィルも自分たちの名前で参加しているようです。あとプロデューサーのナイジェルやアート担当のスタンリーも。
特にページに情報は載っていませんが、友人を申し込んだり、メッセージを送ったりするのは普通に出来るみたいです。

■ Radiohead - 「Nude」(Scotch Mist Version)

icon
この記事のカテゴリ:

April 2, 2008

Radiohead at the BBC vol.02

| | コメント(0)

thmgigatbbc.jpg 3月16日付けのDiaryでお知らせしました、RadioheadのBBCでのライヴイベント。
4月1日でエイプリルフールでした!なんて訳もなく、無事に行われました。当日、BBC Radioでは昼から番組をまたがって放送。途中、ファンの声も入れつつ、インタビューに呼ばれたメンバーも気分良くおしゃべり。(コリンのインタビューを載せたPitchforkのことがネタになってましたね、確か)
なんだかお祭りモードじゃないですか。楽しそう。

…と言っても、日本は夜中。眠いですよ。爆音と赤色灯が今夜も追いかけっこですよ。
Steve Lamacqの番組を聴いている途中、ファンからのリクエストで「I Might Be Wrong」が放送されたあたりで撃沈・・・zzz。今日、再放送を聴きました。

このイベントのために用意されたBBC Radioウェブサイトの特別ページへ行くと、昼公演と夜公演に分けられた「Listen」のリンク。
ここから、イベントの部分だけを編集した番組のプレイヤーへ飛んで再放送を聴くことが出来ます。 また同ページでは、ライヴの写真も公開されています。
■ BBC Radio - Radiohead At The BBC

それにしても、「Myxomatosis」! 久しぶりですねー、ブンブン唸るギターがやっぱかっこいい。
ライヴで披露された「Videotape」が、フリーのMP3ファイルで公開中。
が、ダウンロードできるのはどうやらイギリス国内のユーザーだけのようです。

追記:当日、Steve Lamacqの番組でラストに流された曲が、Radioheadの「Optimistic」ライヴバージョンという珍しいものでしたね。この曲、ライヴで演ると少しテンポ早くなっていて「あれ?」って感じだけど、ギターでコピるとちょっと雰囲気出せて、すごく楽しいのです。
■ BBC Radio 6Music - Steve Lamacq

icon
この記事のカテゴリ:

March 31, 2008

After「In Rainbows」…

| | コメント(0)

3月28日付けのPitchforkで、Radioheadのベーシスト、コリンのインタビューが掲載されています。以下、本文より一部抜粋。

Pitchfork「『Kid A』『Amnesiac』ではサウンドをがらりと作り直し、その点『Hail To The Thief』は動的なアルバムでした。ですが『In Rainbows』は、より安心感のある穏やかなふうに感じられます。アルバム制作中にターニングポイントのようなものがあったのですか?」

Colin「プロデューサーのナイジェルに全て委ねたんだ。レコーディングのためにかなり古い邸宅を使って、もう一曲に修理されたところも使って、バンドが集まったのが昨年の2月・・・それがターニングポイントかな。
オックスフォードのスタジオでは2日間で『15step』と『Arpeggi』を録音したんだけど、ほんとうに素晴らしかった。この2曲は何度もやり直してかなりの時間がかかったんだけど、皆、そのことについては気にしてなかったね。」

全文はこちら
(source : Pitchfork

上記のやり取りの後には(気になっているファンもいるかもしれない)ナイジェルの前任プロデューサー、Spike Stentのことにも少し言及しています。
バンドは当初、ナイジェルと組まないことについて「仲良くなり過ぎた」とも説明していたと記憶しているのだけど、時間的な都合がつかなかったことがあったようです。最初にプロデューサーが変わるといった話を公に聞いたときは、「一体どういう音になるのだ?!」と懸念していましたが、ステント氏編曲版「In Rainbows」も面白かったかも、と今は都合のいいことを思ってみたり。

個人的な趣味では、Dave Fridmannと一度組んでみてほしい。
Radioheadと関係のあるSparklehorseも手掛けているようだし、自身が参加していたMercury Revや己の大好きなSaxon Shore、ナンバーガールなどに聴くことの出来る独特の音響世界をRadioheadの音楽に重ねてみる・・・どうでしょうか?

icon
この記事のカテゴリ:

March 25, 2008

Reich 2008

| | コメント(0)

minimal_m.png 「ミニマル・ミュージック その展開と思考」/小沼 純一
出版社:青土社


新刊です。
コーラル・ピンクに薄くテクスチャの入った繊細な装丁。帯の文字色はライトグレイ。色彩、デザインともに調和のとれた美しいカバー。いつも良い仕事しますね、青土社は。

コンテンポラリーミュージックの代表的音楽家、ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリー、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスに焦点をあて、ミニマル・ミュージックの動向と展開を語った内容。
今年5月に来日コンサートが予定されているスティーヴ・ライヒや、グラスのインタビューも掲載されていて、彼らの音楽活動や創作活動について本人の語り口のまま知ることが出来ます。

この本を読んでいて一番驚いたのが、同年代の音楽家たちは職業として音楽の教師、教授をする者がほとんどだったのに、ライヒは当時、作曲活動の傍ら、兼業で「タクシー運転手」をしていたそう。
車内にテープレコーダーを持ち込んでノイズをいろいろ録っては作曲に使ったりして、そういう試みが後に「City Life」につながっていったそうですね。しかも、その後もグラスと一緒に「Chelsea Light Moving」という引っ越し会社をやっていたりしたとか。

ライヒ来日公演は情報を得ていたものの、タイミングを逃してDiaryでは紹介できていませんでした。要するに、機会をみすみす逃してしまって、精神的に七転八倒してたというわけです。・・・大きな声じゃ言えませんが、来日に関しては実はRよりもライヒのほうが興味強いかも。

えっと、それにしても!このお気に入りのミュージシャンたちの来日ラッシュには本当に驚きです。RadioheadにSteve Reich、サマソニにもぞろぞろと団体さんで。FRFはどうでしょうか?
まだ始まってもいないのに、既に己の中で伝説になっている「2008年」という年。ああ、暇と金があれば全部行きたい。
でもこちらは既にソールドアウトの模様。
■ コンポージアム2008 スティーヴ・ライヒを迎えて

■ Steve Reich -「Music for 18 Musicians CD Trailer」


■ Steve Reich - 「City Life - part 1 "Check it out"」


■ Steve Reich -「Clapping Music」


icon
この記事のカテゴリ:

March 24, 2008

Snow Bear, Snow Lion.

| | コメント(0)

obsrvr_mfront.jpg 3月23日付けで刊行される、イギリスの雑誌「Observer Magazine」では、 「Climate Change Issue」と銘打ち、編集者にトム・ヨークを迎え、ロンドン市長・Ken Livingstone氏との対談インタビューの特集。

雑誌のウェブサイトでは、このインタビューの一文と、「Editor's letter : Thom Yorke」ということで、トムによる編集後記も掲載しています。
■ Observer Magazine(公式ウェブサイト)
(source : NME

表紙はしっかり、「目ヂカラ!」なトムなわけで。

トムが昔から力を入れている環境問題。スケールがかなり大きい部分もあって難しい。
社会問題の話題を取り上げるにはこの場は相応しくないと思うので、ぐだぐだ書きませんけど、小さいスケールで言えば、一回ね、皆ゴミ拾いしてみたらいいんですよ。それで、自販機と屋外電飾看板を全廃すれば、ほんの少しはましになると思う。

また、”Radiohead”として参加していた「Free Tibet」キャンペーンというのもありましたね。
己は元々チベットの風土と文化が好きで、その流れでチベットと中国との問題も知ったのだけど、 今回のデモと、それを武力制圧する中国政府との衝突。そのことを報道した日本のTV番組における表現の偏りだの、あるいは某氏の発言について(この”某氏”の「 ○○のチベット紀行」というやつは、ちょうど己もTVで見ていた)mixiの「Free Tibet」コミュニティでは大変に騒がしい。早くチベットの人々の精神と暮らしが平和になりますように。

Radiohead.com/DEAD AIR SPACEでは、20日付けの匿名での投稿で、International Tibet Support Networkへのリンクと、チベット国旗の画像が張られています。

tbt_flag01.jpg

icon
この記事のカテゴリ:

March 22, 2008

SS'08、第3弾。

| | コメント(0)

先月のDiary「Our Favourite Shop」で、UK勢の濃さに圧倒されてしまいましたがUS勢もなかなか。ここに来てSummer Sonic '08、第3弾出演アーティスト発表!
■ Summer Sonic 08

デ、デ、Death Cab For Cutie!!
Band Of Horsesも来るっていうのに、なんて贅沢なラインナップ。

5月にはアルバム「Narrow Stairs」のリリースが決定。MySpace.comでは、「I Will Possess Your Heart」が発売に先駆けて紹介されています。
■ Death Cab For Cutie(公式ウェブサイト)
■ MySpace.com - Death Cab For Cutie

ここまで良いバンドが揃うと、出演の日割りがとっても気になります。

■ Death Cab For Cutie - 「Tiny Vessels」

icon
この記事のカテゴリ:

March 20, 2008

SXSW 2008 in TX

| | コメント(0)

Pitchforkでは先週、怒濤の如くSXSW関連のニュースが配信されました。

3月12日から16日の間、テキサス州オースティンで開催された「South By Southwest Festival」。公式ウェブサイトでは、曜日別に出演ミュージシャンが紹介されています。一部はMP3ファイル付き。・・・言わずもがな、ハンパない量です。
ページ左端の「SXSW Player」を再生して、ざっと雰囲気だけでも味わうのが良いでしょう。

BBC Radio 1では、このSXSWの特集ということで、Steve Lamacqの番組「In New Music We Trust」が 月曜日に放送されました。ただいま再放送中。

■ BBC Radio 1 - 「In New Music We Trust」
(Tracklist / Monday 17 March)
Magic Wands - Black Magic
Delta Spirit - Trashcan
I Was A Cub Scout - Pink Squares (Live at BBC Introducing at SXSW)
Pigeon Detectives - I Found Out
Pink Nasty - Untitled
Dodos - Winter
The Pan I Am - This Is Vanilla Death Baby (Live at BBC Introducing at SXSW)
Spotlight On: FXFU
MGMT - Electric Feel (Live at BBC Introducing at SXSW)
MGMT - Time To Pretend (Live at BBC Introducing at SXSW)
White Denim - Shake Shake Shake Cribs - Hey Scenesters (Live At Stubbs in SXSW)
Anananaguchi - Untitled

SXSWの公式サイトでは音源が紹介されていなかったMGMTが2曲も放送されてる!BBC Radioで何度か音楽を耳にしていて、気になっていたミュージシャンなのでした。

oracularspectacular.jpg "Oracular Spectacular" / MGMT
label / Columbia

ニューヨーク/ブルックリン出身のサイケデリック・バンド、MGMT。
「Electric Feel」はゆるゆるのファンク・サイケ・チューンで、ベースラインがかっこいい。上に紹介したアルバムはデイヴ・フリッドマンが参加してたのですね。確かにこのミュージックビデオなんかは、彼の手掛けた音楽たちに共通するものがあるな。

【関連したサイト】
■ MGMT (公式ウェブサイト)

【動画】
■ MGMT - 「Electric Feel (Interactive Video)」

icon
この記事のカテゴリ: