Radiohead、新曲「Super Collider」を披露。
先日からスタートしたRadioheadのUK&ヨーロッパ・ツアーは7月初旬まで。
6日はアイルランド・ダブリンでライヴが行われました。
06・06 Dublin/Ireland
06・07 Dublin/Ireland
06・09 Paris/France
06・10 Paris/France
06・12 Barcelona/Spain
06・14 Nimes/France
06・15 Nimes/France
06・17 Milan/Italy
06・18 Milan/Italy
06・20 "Southside Festival" Neuhausen ob Eck/Germany
06・22 "Hurricane Festival" Scheessel/Germany
06・24 London/England
06・25 London/England
06・27 Glasgow/Scotland
06・29 Manchester/England
07・01 Amsterdam/Netherlands
07・03 ”Roskilde Festival” Roskilde/Denmark
07・05 "Rock Werchter Festival" Werchter/Belgium
07・06 "Main Square Festival" Arras/France
07・08 Berlin/Germany
ツアーに出る前、ラジオ番組で(…多分)エドが(…多分)「新曲の準備が既にあって、ツアーが終わって、またスタジオに入る予定だ」と言っていました。(…多分)
で、さっそくダブリン公演で新曲が披露されたそうです。
タイトルは「Super Collider」。
音源を聴くと、今はまだトムのピアノ弾き語りだけのようです。
知らない曲だから、皆しーんとしていて聴き易いったらない。
(source : at ease)
ちなみに・・・
お気に入りの音楽ブログ、Dead Flowersにこの曲のMP3ファイルがアップされていました。
ここのウェブマスターはR好きのようで、時々過去のライヴ音源などをアップしています。
■ Radiohead New Song - 「Super Collider」(Live in Dublin)
新曲と聞いて思い出されるのはこの写真。
のちに「In Rainbows」と呼ばれるアルバムの候補生というべきものでした。不鮮明にもかかわらず、頑張ってこれをほとんど解読してた人がどこかにいたような…。この中に「Super Collider」なんて見当たらないが、「Jigsaw Falling Into Place」が作業中は「Open Pick」というタイトルだったように、この新曲も改名されたものなのかもしれない。
そういや、あの一風変わった曲「Spooks」はどうなったんだろう? Rの曲でインストものは初めてって訳じゃないが、あそこまで短い曲は無かったような気がする。ジョニーファンが泣いて喜ぶ、のかどうかは知らないが、それくらいジョニー独壇場でかっこいい。ああいう音は凄く好きだ。
■ Radiohead Unreleased Song - 「Spooks」(Live in Wolverhampton 2006)
トム・ヨークは本当は7歳らしいです。
Radioheadの最新ニュースを得るために参考にしている英語のファンサイトで、At EaseはRSSフィードから定期購読をしているけれど、green plastic radioheadの方はご無沙汰していましたので、今日久しぶりに訪れてみました。
■ green plastic radiohead
6月3日付けの記事にアップされた若き5人の写真に照れつつ、iTMSに「Best of」が登場したニュースや、コーチェラ・フェスで「Creep」をカバーしたPrinceが、YouTubeに投稿されたそのショーの動画を消しまくってる件などなど。
そして、下へつらつらと送っていくと、5月28日付けの記事で何やら虹色のきれいな3D写真。
記事によると、これはw.a.s.t.e. central にトムが投稿した写真で、現在製作中の「House Of Cards」のミュージックビデオからのスクリーンショットではないか?と推測されています。
全文は以下のリンクへ。
■ green plastic radiohead - Screen shots of "House of Cards" video?
(source : green plastic radiohead)
ついでにw.a.s.t.e. centralもご無沙汰してましたので、こっちも久しぶりにログインしてみました。(w.a.s.t.e. centralの概要については過去ログを参照下さい。
>>> 「RadioheadがSNSを立ち上げました。 [naku-yoru] :: DIARY)
メンバー数はかなり増えていて、現在17764人でした。
メンバー検索で「Thom Yorke」と入力すると200程ヒットしますが、本人もちゃんと参加しています。
w.a.s.t.e. centralのプロフィール欄には、住んでいる地域や年齢、好きな音楽や映画、本、好きな言葉などスタンダードな項目が並んでいます。トムのプロフィール欄は、確かこのSNSがスタートしてすぐは空欄だったはずでしたが、現在はいろいろと書き込まれています。・・・本当は7歳の男の子らしいです、トムくん。
一番ウケたのは「Favourite quotes」。で、出た!Shopaholic!ユニークな自己紹介に、思わずにやりとさせられました。
そして、左側サイドバーのミュージックプレイヤーには「wrd fshs」と題された曲があって、これは「Arpeggi」のリミックスのようです。
w.a.s.t.e. centralのメンバーに加わっている方は、是非トム少年を探してみてください。
件の3D写真ですが、トムがプロフィールの中で他の写真とともに公開していました。
添付用のコードが取得できたので、下に貼ってみました。
・・・ここはSNS外のブログになるので、本人の許可が必要なのかな?
■ w.a.s.t.e. central
Sigur Ros 5thアルバム「残響」
Bjorkとともにアイスランドを代表するアーティスト、Sigur Ros。
5枚目となるフル・アルバム「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」(邦題:「残響」)が今月発売されます。(日本国内盤は7月2日発売)
今作ではプロデューサーにFLOODを迎え、初めてアイスランドから離れてのレコーディング。
「残響」/Sigur Ros
オリジナルタイトル「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」
ralease : 2nd, July 2008
label : EMI Music Japan
バンドのオフィシャルサイト(日本)のトップページでは、アルバムのオープニングを飾る曲「gobbledigook(ゴッベルディゴーク)」を期間限定でフル試聴できます。
が、.ukドメインのオフィシャルサイトの方で、同曲のMP3ファイルがダウンロードできます。トップページからメニュー "media"へ進んでください。(DLにはサインアップが必要)
メニュー "media"では、MP3ファイルの他、ミュージックビデオ、写真、アートワークなど様々なアイテムが公開されています。
■ official sigur ros website(公式ウェブサイト/UK)
■ シガー・ロス OFFICIAL WEB SITE(日本)
と、ここまで書いておいて、Nabbrにこのアルバムのフリーウィジェットがありましたので貼っておきます。
イントロから聴こえるアコースティックギターの和音は軽快で、リズミカルなビートがとても印象的。明るい雰囲気で始まるアルバムに仕上がっているようです。
ちなみに、己のお気に入りのサイト「Dead Flowers」の6月3日付けの記事で、新曲「Festival」がアップされていました。よく見ると、ラジオからリッピング音源・・・?
■ Dead Flowers
本日5日から本格的なワールド・ツアーに入るSigur Rosですが、スタートはなんとメキシコから。その後はアメリカ、ヨーロッパ圏とイギリス、母国であるアイスランドと北欧、後半には東欧とロシアも含まれていて、かなりハードなスケジュールのようです。
NMEのニュースによると、6月17日にアメリカ・NYのMoMAにてスペシャルライヴの予定。場所が場所だけに、どんな「スペシャル」なのか気になるところ。
(source : NME)
新作でどうしようもなく気になっているのは、アルバムジャケットの元気なお尻たち。
1stアルバム「Von」から「Ágætis byrjun」、「( )」、「Takk...」まで一連のアルバムジャケットから己が連想したものは「肉体に宿る前の魂」、「胎児」、「( )=新しい名前を付ける」、「少年時代」といった感じで、「人間の成長」といったようなものがテーマなのかなと個人的に思っていました。今回は青年たちの開放的なヌード写真、NSFW(Not Safe For Work=「仕事中に見るには危険な」)なイメージが取り上げられています。「少年時代を経て、性に目覚めた活動的な青年期」といったような意味合いなのでしょうか。
先月、Pitchforkで紹介された記事によると、新作のアートワークを手掛けたのはニューヨークを拠点に活動する写真家、ライアン・マッギンリー(Ryan McGinley)。
上に貼ったウィジェットからは「gobbledigook」のミュージックビデオも見ることができます。これも彼の作品ということなのでしょうが、上も下も全開で写っています。MTVで放送できるのでしょうか?ウィジェットからは、作業中のスタジオ内を撮影した動画なども合わせて見ることができます。
■ Ryan McGinley(公式ウェブサイト)
(source : Pitchfork)
FUJI ROCKのドキュメンタリーDVDが発売決定。
先日のDiaryではあんなダウナーな記事をアップしたわけですが、そういうタイミングで1年ほどご無沙汰している友人からお手紙をいただきまして、気遣いが嬉しいですね。
福岡と新潟の遠さを日頃から嘆いている人に朗報。
和製フェスの草分け、FUJI ROCK FESTIVALの11年の歴史を収録したDVDが、7月23日に発売決定。
タイトルは「THE HISTORY OF THE FUJI ROCK FESTIVAL」。内容は洋邦100組ほどのアーティストのライヴ映像で、第一弾アーティストが発表されています。引き続き交渉中のアーティストもいるとのことで、内容はこれから更にボリュームアップの予定。下のリスト、見ただけでもう既に膨満感。
赤犬 / ASIAN DUB FOUNDATION / AUDIO ACTIVE / BACK DROP BOMB / BANDA BASSOTTI
BJORK / BLANKEY JET CITY / BOOM BOOM SATELLITES / BOREDOMS / BRAHMAN
BRIAN ENO & J.PETER SCHWALM〜Drawn From Life / BUFFALO DAUGHTER
CAPTAIN FUNK / THE CHEMICAL BROTHERS / CORNELIUS / クレイジーケンバンド
THE CURE / 電撃ネットワーク / 電気グルーヴ / DJ KENTARO / eastern youth
ELVIS COSTELLO / FATBOY SLIM / FRANZ FERDINAND / Fumiya Tanaka
GeorgeClinton&Parliament/Funkadelic / GOMA&JUNGLE RHYTHM SECTION
Guitar Wolf / HAPPY MONDAYS / ハリー・ホソノ・クインテット / THE HIGH LOWS
Hi-STANDARD / IGGY POP / iLL / 忌野清志郎 / 井上陽水 / JOE STRUMMER & THE MESCALEROS
KEMURI / マリ国立民族舞踊団 / MASSIVE ATTACK / MOGWAI / MO'SOME TONEBENDER
NEW ORDER / OASIS / 奥田民生 / Panorama Steel Orchestra / PATTI SMITH / PEALOUT
PHISH / PIXIES / PRIMAL SCREAM / くるり / RED HOT CHILI PEPPERS
ザ・ルースターズ / ROVO / SAKE ROCK featuring 二階堂和美 / サンボマスター
渋さしらズオーケストラ / SHING02 / SIGUR ROS / SONIC YOUTH / SOUL FLOWER UNION
Spiritualized / SUPERCAR / 少年ナイフ / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
東京スカパラダイスオーケストラ / TUCKER / UA / 上原ひろみ / UNDERWORLD
V∞RE!!!!!!DOMS / THE WHITE STRIPES / 山下洋輔 / ゆらゆら帝国
(source : BARKS)
今年のFUJI ROCK FESTIVALの日程は7月25日(金)から27日(日)。
25日(金)のヘッドライナー、My Bloody Valentineはコンプリートボックスが発売延期になったことで、ファンの間では「来日は大丈夫なのか?!」と懸念の声声。ケヴィン・シールズの気分次第であることは言うまでもない?
7月26日のヘッドライナーはUnderworldにPrimal Screamという、殺人的な組み合わせ。
Primal Screamは、7月16日に新作アルバム「Beautiful Future」が日本先行発売。ワーナーミュージック・ジャパンのウェブサイトでは、先日よりこのアルバムからの第一弾シングル「Can't Go Back」のストリーミング試聴がスタートしています。かなりかっこええです。
■ ワーナーミュージック・ジャパン - Primal Scream「Beautiful Future」
Underworldは一度ライヴで音を浴びたい。
■ Primal Scream - 「Rocks(Glastonbury Festival '03)」
■ Underworld - 「Two Months Off」
Rain down, rain down...
基本的にこのブログは、己個人のための音楽ニュースの備忘録。
「Monthly Best Tunes」では、新旧問わず、その月によく聴いていて「良い」と思った音楽を翌月の初めに更新しています。
が、5月のDiaryを今日振り返ってみたら、見事にRadioheadのネタばかり。確かにRはこの月からUSAツアーが始まってニュースも多かったし、そっちは問題ないのですが、音楽への興味と嗅覚がかなり働かなかった一ヶ月だったようです。というわけで、5月の「Monthly Best Tunes」は形になりそうにないため、休ませていただきます。
音楽という話だけでなくて、生活全般において、感性も反応も鈍い。鈍いどころか、ほとんど働かない。生活環境が変わったことに対するストレスの谷間はもう既に通り過ぎたはず。基本的に鬱気質で、あれとは長い付き合いになるけれど慣れるものでもないですね。6月は雨傘の季節なので、尖端恐怖症(軽度)の人間にはちょっと面倒な季節だったりする。
この記事、良い。特に5つめの「戻せ」が。
■ 60坪書店日記 - 「書店で守るべき、たった5つの事」
Photography Masters Cup/被写体としてのT・ヨーク
イギリスの「International Color Awards」が現代的で優れた写真作品と写真家を表彰する「Photography Masters Cup」。第3回を迎える今年度のエントリーは本日で一旦締め切られ、最終の期限は6月20日となっています。
■ Photography Masters Cup | International Color Awards
審査員にはTaschen、National Geographic、Phaidon Publishingなど日本でもお馴染みの芸術系出版社から、Financial Times、Channel 4、Fox Broadcastingなどマスコミ系、Christie'sなども参加。部門はプロフェッショナルとアマチュアにわかれ、作品のカテゴリも細かく分けられています。
- 「Abstract (抽象写真)」プロフェッショナル/アマチュア
- 「Advertising(広告写真)」プロフェッショナルのみ
- 「Architectual(建造物写真)」プロフェッショナル/アマチュア
- 「Fashion(ファッション写真)」プロフェッショナルのみ
- 「Fine Art(芸術写真)」プロフェッショナル/アマチュア
- 「Nature(自然写真)」プロフェッショナル/アマチュア
- 「People(人物写真)」プロフェッショナル/アマチュア
- 「Photojournalism(報道写真)」プロフェッショナル/アマチュア
- 「Sport(スポーツ写真)」プロフェッショナルのみ
- 「Still Life(静物写真)」プロフェッショナル/アマチュア
第2回のアワードでは、アメリカのプロ写真家Pier Nicola D'Amicoによる人物写真部門のエントリーで、
Radioheadのトム・ヨークのポートレートがノミネートされていました。
セピア調のなかで、背景の素朴なイラストと対照的に沈黙するトム。
■ 2nd Annual Photography Masters Cup - Pier Nicola D'Amico / People Nominee
トムの写真がエントリーされたこの部門には、被写体や色彩、構図など、どれも印象的な作品ばかり。
公式サイトのギャラリーで閲覧できます。
■ 2nd Annual Photography Masters Cup - People Nominees (Professional)
また、Pier Nicola D'Amicoのサイト「D'Amico Studios」では、上記のノミネート作品と同じシーンらしい作品を2つ見ることができます。「The Eraser」ポーズのトム、鳥たちのシルエットとトム。下記のリンク先のページから、左下にあるメニュー "portraits"へ進んでください。
■ D'Amico Studios(公式ウェブサイト)
ちなみに、この「The Eraser」ポーズのトムの写真作品は、2006年にアメリカで行われた「International Photography Awards 2006」のプロフェッショナル・エディトリアル部門/パーソナリティというカテゴリーにエントリーされて、こちらは2位入賞を果たしています。
■ International Photography Awards - 2006 Winners
(追記:上記のページは繋がりにくいため、IPAの本サイトのリンクを貼っておく。
> > 「International Photography Awards(公式ウェブサイト)」)
年を跨いだ別の写真賞に同じ被写体、しかも同じシーンのショットを持ってくるなんて、どれだけ自信があるんだよ!と軽くつっこみたい気持ちも無いことは無いですが。
更に過去を思い返すと、2004年の写真賞「The Best Of Still Photojournalism 2004」では、ジェイソン・ベル(Jason Bell)がTime誌のために撮影したトムのポートレートが2位入賞を果たしていましたね。
その写真と同じシーンの一枚は、シンコーミュージックから発刊された書籍「エグジット・ミュージック - レディオヘッドストーリー(増補改訂版)」の表紙に使われ、見知っている方もいるかと思います。
■ The Best Of Still Photojournalism 2004 - 2nd place 「Radiohead(Jason Bell, for Time Magazine)」
どちらの作品も、非常に特徴的かつ彼独特の表情を捉えています。写真家にとって人物写真(特に世間で影響力のあるといわれる有名人のポートレート)の撮影は、風景や静物を撮るときとは違った、特別に何か感じ入るものがあるのでしょうか。
Radioheadの海外のライヴなどでは、演奏を聴くことよりも先にステージ真下に張り込んで、宮嶋茂樹ばりのカメラマンと化す熱心なファンもいますが、被写体としてのトム・ヨークにレンズを通して触れている人々のコメントも聞いてみたいものですね。
良かったね。
5月30日付けでRadiohead.com/DEAD AIR SPACEにて、コリンの投稿でアップされていた記事、「猫を見ませんでしたか?」・・・「A happy ending.」ということで、無事見つかったようです。行方不明だった猫、サンダンスは物置に隠れていたとか。良かった良かった。
(source : Radiohead.com)
弟のジョニーはルイという愛犬を飼っているということだけど、コリンさんは猫派じゃないかな。思いっきり独断ですが。お家で本を読みながら、膝に乗せた猫の喉をなでなでしてそう。奥さんは元ジャーナリストだったそうだし、本、文学と猫って相性良いものね。
独断で更に言えば、エドは犬派(しかもゴツくて運動量のあるハウンド系)、フィルは猫派(ペルシャとかヒマラヤンとか長毛種が似合いそう…って変な連想)、トムは動物は駄目っぽい。
ある朝。これからスタジオに入って一仕事!玄関の鏡で全身チェックに余念のないパパ・ヨーク。お気に入りのジャケットに、何やらふわふわと細かいものが・・・また、猫の毛が!
クローゼットの扉は厳重に閉じてあるのに、奴らは器用にも前足でノブをひっかけるんだ。
おいおい、君たちは人間の前じゃ四足歩行動物のふりしてるだけなのかよ。
独りごちながら、引っ付いた猫の毛をコロコロで取ってるそばから、またにゃんこが足下ですりすり・・・ジーンズに付く猫毛、猫毛。
「ノア! だから猫は飼っちゃダメだって言っただろう!」
・・・なんつってね。
猫好きにしちゃ、あの細くてしつこい猫毛も彼(彼女)の悩ましくもすてきな魅力のひとつ。
作詞家という身分のトムも文学という括りで猫は似合いそうですが、洋服好きからしちゃ、きっと神経使ってたまらんでしょうね。
漱石の「吾輩」から、南方熊楠、谷崎潤一郎、藤田嗣治、大仏次郎、稲垣足穂、幸田文、池波正太郎、田村隆一、三島由紀夫、開高健、中島らもの「とらちゃん」まで、猫を愛した作家と作家に愛され、描かれた猫たちのアルバム。
21世紀の悪の性質。
今日のお昼から夕方まで、このブログのCSSをいじっていました。 その時間帯に訪れてくださったユーザーの皆様には、数分単位でレイアウトが変わったりしてお見苦しかったことお詫びいたします。・・・結果、本文のフォントと行間を変えただけ。ヒラギノの丸文字になりました。
古くは弘法大師から、現代ではRadioheadのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドまで、「才あるものは道具選ばず」などと言われます。今日は「道具」についての書き付け。
最も身近で、現代的な道具といえば「携帯電話」。10年前は「ポケベル」が主流で、放課後、己もよく女の子に付き合って、彼女の公衆電話での高速プッシュを見ては驚愕していました。正直申し上げて、どうも携帯電話には馴染めません。今年になるまで持ってなかったのだもの。
携帯電話というものがビジネスマンのツールから、いよいよ世間一般に浸透しようかというとき、TVで流れていた某電話会社のCMでは、これから携帯電話を広めていく世代をアピールするべく、「塾帰りの小学生」の画などが使われていたのを思い出します。
■ YOMIURI ONLINE - 「小中学生には携帯電話を持たせない」報告書に明記
それが結末としてこういう事態になっているわけですね。
純粋に防犯用として持たせている親のほうが多いと思うのだけど、
「必要性がそれほどあるとは思わない。むしろ有害情報の心配をした方が良い」という福田首相のコメントはいかがなものか。有害なサイトの閲覧が危険で、それらを如何に見せないようにするための話が「持たせない」という結論に至ったのならば、教育再生懇談会ってどういう思考の集まりなのだろうと疑問に思う。勿論、会がまとめた報告書が国に上がって、どういう形になるのかはこれから先の話だけれど。
技術的に「見せない」ように制限をかける機能、そういったプロセスって難しいものなのでしょうか? 確かに、コンビニで売っている「成人向け図書」と同じという訳にはいかないからな。
己の世代はちょうど「校内暴力問題」「偏差値問題」と「ゆとり教育導入」の境であった。
便利さを求めた最先端の道具が引き起こしたものなのか。人の心が細く弱くなり、無痛覚症的な暴力性が表面化してきたのかとも思う。当時からは想像できない時代になってしまったものだ。