The Horse's Ha「Of the Cathmawr Yards」
新譜ではないけれど、偶然見かけた動物の名を冠したバンド名に惹かれて聴いてみれば…良い! ってことでシカゴのクインテット、The Horse's Ha(ザ・ホーセズ・ハー)のアルバム「Of the Cathmawr Yards」を紹介します。オリジナル盤は6月、国内盤がAfter Hoursというレーベルから4月にリリースされていました。
After Hoursにあるプロフィールによると、このブログでもおなじみのTortoiseと同じレーベル、Thrill Jockeyに所属するFreakwater、The Zincsのメンバーを中心に結成されたバンドだとか。シカゴ周辺はこういうの多いですね。
最初に聴いたときは、[MUSIC]で2008年3月に紹介した1900'sの楽曲に似てるかなという感じ。ただ、こちらはウッドベースやドラムの音などジャジーなサウンド・アレンジを背骨に、アコースティックギターのアルペジオにストリングスの旋律、それに男女の穏やかなヴォーカルがフォークミュージック独特の渇きのようなものを表現しているように聴こえて、やーこれはとても良い音楽。こういう重なりがしっかり計算された音は大好き。今の季節にもぴったりですね。下のMP3のほかにMySpaceで新アルバムから5曲を聴くことが出来ます。
[MP3]
■ The Horse's Ha「The Piss Choir」
[関連したサイト]
■ The Horse's Ha - MySpace
■ afterhours: THE HORSE'S HA "Of the Cathmawr Yards" (AH-097): label
■ Parasol Records : Labels : A Hidden Agenda Record : The Horse's Ha : Of the Cathmawr Yards
「Of the Cathmawr Yards」/ The Horse's Ha
release : Jun, 2009
label : Parasol, After Hours
トム・ヨーク、41歳の誕生日:ロマンスに彩られた幸せいっぱいの年
今日7日は、トム・ヨークの41歳のお誕生日。おめでとうございます。
去年も発言したかもしれないけれど、この人のせいで人生掻き回されました(笑)。もちろん、良い方向にね。かつてはブロンド・トムくんやオケコン・トムくんの神経質そうで端正なお顔立ちにほわ~んとなったりもしてましたが、四十路を越えたおじさんになっても本当に魅力的な人。
で、例の星座占い…またしても、ドンピシャ! 先週末のL.A.でのギグは、まさに「陽光あふれるリゾート(=ロサンゼルス)で、ステップアップ(=豪華メンバーが集ったトム・ヨーク・バンド)」ってことじゃないか?!
さて、トムくんの今年の運勢を振り返ってみると、
ロマンスに彩られた幸せいっぱいの年
全体運 星たちは天空からあなたの夢を応援。自己実現とロマンスのチャンスを授けるべく光り輝いています。元旦に夢実現に向けた1年のスケジュールを立て、秋ごろまでステップアップのための勉強やスキルの習得に励むよう心がけると、年末には周囲の注目を浴び、大きな成功を手にできるでしょう。
仕事運 個性と創造性を生かすことで、同僚から大いに注目され、ステップアップできる時。
健康運 室内でテレビやパソコンに向かうより、屋外に出て散歩やスポーツに励むと◎。
ラッキーアイテム 金やプラチナのアクセサリー
ラッキーカラー 銀、乳白色
ラッキースポット 陽光あふれるリゾート
今年もあと3ヶ月。トムくんにとって、さらに実りある時間でありますように。
そのスーパーバンド in L.A.の動画も到着。「Paperbag Writer」相変わらず尖っててかっこいいわ~。
あ、それとトムくん、ダイエット成功もおめでとう(笑)何というせくしぃなお腹。あのパパラッチ写真が余程衝撃だったに違いない。
Yo La Tengo Live Concert on NPR
わお! ちょうど先日「Yo La Tengoのライヴ、音がすげーよ」と聞いたばかりだったのだ。
1時間47分フルストリーミングです。ありがとう、NPR!
■ Yo La Tengo In Concert : NPR
[関連したサイト]
■ Yo La Tengo(公式ウェブサイト)
■ Yo La Tengo - MySpace
■ Matador Records
「Popular Songs」/ Yo La Tengo
release : Sep. 2009
label : Matador
旅行かばんの中の一冊、押井守「凡人として生きるということ」
4日、5日は仕事で上京していました。5日は、猫好きには有名らしい谷中へ初めて行ける機会があったのに、書店をいくつか回るうちに今回もやっぱり時間切れ!! バタバタとモノレールに乗り込むのでした。
この間までスタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏の本「仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)」 を読んでいた流れで、今回の道中に携えていった本はこちら。(が、帰りの飛行機は悪天候で揺れて、飛行機ニガテな己は本など読む気持ちの余裕はなかったのでした。もう空はやだ >< )
『「正義の戦争」と「不正義の平和」』という後藤隊長の台詞が印象に残る名作「機動警察パトレイバー 2 the Movie」を筆頭に、「パトレイバー」シリーズや映画「攻殻機動隊」「イノセンス」など、作品の世界観とシナリオに含まれる独特の社会的表現と真摯な作品づくりで、己も大好きなアニメーション映画監督、押井守氏の本です。「オヤジ論」「自由論」「勝敗論」「セックスと文明」「コミュニケーション論」「オタク論」「格差論」の7つの章で構成。第二章の「自由論」の一遍、「すり寄る子犬を抱きかかえよ」という項。「子犬」にしちゃうところが犬好きの押井さんらしい例えだ。
「自由」「不自由」の違いって簡単に言えば、「自分が楽しいかそうじゃないか」ということだと思うのだけれど、例えば自分に近寄ってきた幼い捨て犬がいたとして、拾って飼い始めてから先の生活の変化は実際、肉体的にも精神的にも負荷になることがあるかもしれない。けれど他者の人生に関わることについて、まだ実感もしていない先の不安や苦労、不自由を考えて、その機会を避ける方の選択は結果停滞したままで何も生み出さないし、それってつまらないんじゃないの? そんなことよりも、関わり合いのなかで得られた大小の豊かさを意識したほうが楽しい、それこそ「自由」ってことなんじゃないの? という話。まだ半分も読んでいないけど、☆4つ。鈴木さんにしろ、押井さんにしろ、ものづくりに携わる挑戦者の話は面白い。
Orenda Fink「Ask The Night」
ロサンゼルスで活動しているシンガー、Orenda Finkを紹介します。
ドリーム・ポップ・デュオ、Azure Rayの一人として知られていて、来月発売されるアルバム「Ask The Night」は彼女の2枚目のソロ作品。ジャケットがとてもかっこいいいですね。個人的な音楽活動と同時に、Azure Rayのほうも今年からライヴを再開。来年はアルバムリリースの予定もあるようです。新曲はマンドリンの音が聞こえるスタンダードなフォークミュージック。
[MP3]
Orenda Fink「High Ground」
[関連したサイト]
■ Orenda Fink - MySpace
■ Azure Ray - MySpace
■ Saddle Creek Records
「Ask the Night」/ Orenda Fink
release : Oct, 2009
label : Saddle Creek
Buffalo Killers「Huma Bird」
最近は体調不良もあり、休みの日に「記事にするかも」フォルダのブックマークをまとめて一気に更新してる感じ。で肩こり&眼精疲労。そりゃリフレッシュできんわな。
アメリカ、オハイオ州はシンシナティで活動しているBuffalo Killersというバンドを紹介します。ネタ元はおなじみFingertipsより。またこのブログの「髭&長髪」ポイントがアップしましたよ…。
2006年にAlive Recordsと契約し、セルフタイトルのアルバムでデビューしています。以前はThee Shamsというバンド名でガレージ・ロックをやっていたそう。2008年に2ndアルバム「Let It Ride」をリリースしていますが、下のこれは新曲です。Fleet Foxes以降、彼らのような多重ボーカルの楽曲がよく耳に入ってくる。
[MP3]
Buffalo Killers「Huma Bird」
[関連したサイト]
■ buffalokillers.com(公式ウェブサイト)
■ Buffalo Killers - MySpace
「Let It Ride」/ Buffalo Killers
release : Jul, 2008
label : Alive Records
猫占いで息抜き。
(Image / Flickr : Dan Hershman)
あー肩と首が痛い痛い痛い。多分、枕が合っていないせいでしょう。
ここ数日間、痛み止め飲んで仕事しているくらいだもの。クセになっちゃ困るけど、やっぱりいくらか楽にはなるんだよなー。
枕、といえば思い出すのは、実家の一番年長の猫「しゃちょう」。枕を使って寝ます、彼女。 夜は大概、己の部屋に押し入り(扉を「ガーリガーリ」「ドンッドンッ」)、お前の布団の中に入れろと濡れた鼻を押付けてきて、しつこく催促します。一つの枕に己の頭と猫の頭。お互いの顔を向かい合わせて、うとうとしてたりすると彼女の寝息がプスープスーと小さく聴こえたりして(鼻炎?)。あの時間も猫飼いならでは至福。
マイミクさんのとこで見つけた「猫占い」。己は「メインクーン」でした。メインクーン(上の写真)と言えば、アメリカのトラック野郎に一番似合うと言われる大きな体に豊かな毛並みと、気品を兼ね備えた美しき猫ですね。「とっつきにくく」って…あ、これはよく言われるわー。
メインクーンさんのあなたは、古風さと斬新な発想をあわせ持つバランス感覚溢れる人です。礼儀正しいうえに積極的なので、誰とでも交流を深めることができます。
それゆえ、どこに行っても人気者のあなた。周りには自然と人が集まります。また、自信に溢れたあなたの発言には説得力があり、安心感を与えます。その威厳あるオーラが、とっつきにくく思わせることもありますが、内面は非常に気さくなので打ち解けるのに時間を要しません。
好奇心も旺盛なので、あらゆることに興味を持ち、知識を得ようとする努力家の面も。アイディアが豊富で、新しいことにチャレンジする意欲もあるので、細かいチェックさえ怠らなければ、事業などで大成するでしょう
ちなみに血液型と合わせて占う「猫占い」もあります。こちらだと「ジャパニーズボブテイル」。
ジャパニーズボブテイルさんは、とても純粋で、やさしい人です。
美しいものがとても好きなようです。なににたいしてもやさしく接しているようです。
ピンチのときは、冷静になって物事を判断できるようです。
でも、時々つかれているようです。たまには休みをとりましょう。
「美しいもの」は大好きです。内容はこっちのほうが合っているような気もするが、血液型の占いは興味なし。
キュートな尾無し三毛も、優美な長毛種の猫もどっちもすてきですね。