[naku-yoru] :: DIARY

YouTubeで動画を鑑賞するとき、再生画面の下に[高画質で表示する]と出ていなくても、高画質モードで再生できるキーワード「&fmt=18」は有名ですが(ただし対応する動画のみ)、これをさらに上回るテクニックが話題になっています。

「&fmt=18」と同じく、YouTube動画の個別のURLの後に「&fmt=22」と入れるだけ。
これでHDに対応した動画を1280×720pxという超高画質で鑑賞できるそうです。
これは参考動画。フルスクリーンにすると、もうYouTubeとは思えないほどの明瞭感。
■ YouTube - Where the Hell is Matt? (2008)
■ YouTube - 2008年 第33回エリザベス女王杯 リトルアマポーラ HD

対応表で見るとこんな感じ。
&fmt=18以降はFlash VideoからMPEG-4になっていたんですね。音質も向上します。
標準:320x240 FLV
&fmt=6:448x336 FLV
&fmt=18:480x360 MP4
&fmt=22:1280x720 MP4
(sources : 教えて君.net  - YouTubeを1280×720のHDで鑑賞するキーワード「&fmt=22」 / 痛いニュース(ノ∀`)  -  【YouTube】 URL末尾に「&fmt=22」で動画が超高画質に! )



音楽モノでいえば、画質よりも音質が良くなるという点も投稿者にとってメリットかもしれない。R関連のビデオも&fmt=22を付けて見ることのできるものはほとんど無いみたいだ。
これとか、これとか、これくらい???

「&fmt=18」テクに初めて出会った方は、下の動画を参考に比べてみて下さい。
下の3種類のYouTube動画は、いずれも個別ページ内には[高画質で表示する]とは表示されていませんが、URLの後ろに&fmt=18と入力すると高画質モードでの再生が可能。
これはTV番組から。輪郭がはっきり。
■ Radiohead Nude live on Jonathan Ross show - 4th April '08(ノーマル画質)
■ Radiohead Nude live on Jonathan Ross show - 4th April '08(&fmt=18 / 高画質)

2006年のライヴのオーディエンス・ショット。フルスクリーンではそこそこ鑑賞に堪えうるレベル。
■ In Rainbows - Radiohead - 15 Step (Live)(ノーマル画質)
■ In Rainbows - Radiohead - 15 Step (Live)(&fmt=18 / 高画質)

こういう白黒の画面だと判りにくいですが、音質は断然後者の方が良い。
■ Radiohead - Jigsaw Falling Into Place (thumbs down version)(ノーマル画質)
■ Radiohead - Jigsaw Falling Into Place (thumbs down version)(&fmt=18 / 高画質)

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November 16, 2008

Paul Weller Japan Tour 2009のお知らせ

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Creativeman 11月16日付けメーリングリストより、Paul Weller 来日公演のお知らせ。

2009.4/3(金)東京 クラブチッタ川崎
open18:00/start19:00/\7,500(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク)
2009.4/4(土)東京 新木場スタジオコースト
open17:00/start18:00/\7,500(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク)
2009.4/5(日)名古屋 CLUB DIAMOND HALL
open17:00/start18:00/\7,500(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク)
2009.4/7(火)福岡 ドラムロゴス
open18:00/start19:00/\7,500(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク)
2009.4/8(水)大阪 なんばハッチ
open18:00/start19:00/\7,500(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク)
2009.4/9(木)広島 クラブクアトロ
open18:00/start19:00/\7,500(税込/オールスタンディング/ 1ドリンク付)

<会員先行受付期間>11/17(月)15:00~11/23(日)18:00まで
<一般発売>東京:12/7(日)10:00am~・名古屋:12/6(土)10:00am~・
福岡・大阪:調整中・広島:12/13(土)10:00am~
(source : Creativeman Productions)

ふ、福岡公演が!

季刊雑誌「TONE」の2008年8月号(No.12)は、ロック・フォト新世紀!ということで、写真家の齋門富士男(さいもんふじお)の特集でした。この特集2ページ目に自然なスマイルを浮かべる、すてきなポール師匠。

tonemagazine001.JPG

このまま切り取って、フレームに入れてーと思ったら、後ろのページがトムだよ・・・。
OK Computerの頃の黒髪・坊主のトムくん。こちらもすごく良いスマイル。
以下、文中インタビューより引用。

- レディオヘッド、好きなんですよね?
「ウン、好き。なんか曲がとってもいいなって思って。聴きながらだと、ずっと暗室とかの作業がはかどるし、なんかリズムが合った感じですね」
- トム・ヨークは、今は神様みたいに扱われてますが、こういう柔和な表情こそ、実は彼の音楽の核かもしれない。
「僕はこの人すごく好きなんですよ。曲が好きだったのもあって、なんか興奮させてくれたっていうか、彼の人となりを素直に表現してくれて、ますますいいぞって(笑)」


tonemagazine002.JPG

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November 15, 2008

詩と韻が紡ぐ世界を味わうこと

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今日、新刊補充分で入荷しました。委託配本1冊・・・

cbusk-book.JPG 「チバユウスケ詩集 ビート」 / チバユウスケ
出版社:フォイル

チバさんて今年40歳なんですね。トム・ヨークと一緒だ。

ぱらぱらと斜め読みしてみましたが、詩集なので中身はごくシンプルなレイアウト。直筆のノート(イラスト付き)の写真あり。
ミッシェルは当時は好きでけっこう聴いていました。何が良いって、余計なものがない歌詞、それにその歌詞を歌い上げるのに相応しすぎるあの歌声ね。唯一無二。今の今まで、歌詞集が出ていなかったのが不思議です。

公式の歌詞集が出ていないといえば、Radioheadもそうだ。そういえば確か、以前出す話があったけれども結局うやむやに・・・ってのは己の記憶違い?
普段はほとんど立ち入らないmixiのRadioheadコミュニティで、Idiotequeの歌詞を調べてるトピックが盛り上がっている模様。Kid A、Amnesiacの歌詞は公式に発表されていないから(多分)、海外サイトで参考にするのが普通なのだけど、これもドンピシャというわけにはいかない。元々トムの発音は明瞭ではないし、歌詞も演奏時期でたまに変わることがあった。(I mIght be wrongとか)

で話題のIdiotequeですが、これはKid Aの中でも一番の問題児。意味が掴めそうで掴めない。それで皆、詮索の鬼になっちゃう訳ですね。ブックレットにわざと歌詞を載せず、しかも「歌詞は拾った言葉を書いた紙を適当に帽子のなかに入れて、ランダムに選んだもの」などとまでトムが言ってるのだから、分析とか深読みとかしないで、詩と韻が紡ぐイメージを感じ取ってほしいってことじゃないのかな、と己は思います。

とかいいつつ、もうとっくにIdiotequeの翻訳は済ませちゃってるわけで。すんません。

このビデオは、Idiotequeのオフィシャルビデオ3本のうち、故意に画像を荒くしたビデオで、MTVなどではpixel versionと紹介されています。英文歌詞は、最後のHere I'm aliveという部分がファンサイトによってはHere I'm allowedと表記されている。己にはaliveと聴こえるのでAt Easeの方を採用。
さて、どんなふうに解釈し意訳しますか?

■ YouTube - Radiohead 'Idioteque' | VAPOURBROTHERS

Who's in a bunker? Who's in a bunker?
Women and children first
And the children first
And the children
I laugh until my head comes off
Swallow till I burst
Until I burst
Until I
Who's in a bunker? Who's in a bunker?
I have seen too much
You havent seen enough
You havent seen it
I'll laugh until my head comes off
Women and children first
And children first
And children

Here I'm allowed
Everything all of the time
Here I'm allowed
Everything all of the time

Ice age coming
Ice age coming
Let me hear both sides
Let me hear both sides
Let me hear both
Ice age coming
Ice age coming
Throw 'em in the fire
Throw 'em in the fire
Throw 'em on the
We're not scaremmongering
This is really happening
Happening
We're not scaremongering
This is really happening
Happening
Mobiles skwrking
Mobiles chirping
Take the money and run
Take the money and run
Take the money

Here I'm alive
Everything all of the time (x4)
The first of the children

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November 15, 2008

The Sea and Cake 「Car Alarm」

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先月15日にリリースされた、The Sea and Cakeの通算8枚目となるオリジナルアルバム「Car Alarm」。
Thrill Jockey Recordsのウェブサイト内、The Sea and Cakeのページのなかで全曲をフル試聴することができる。

爽やかなギター・ポップ。前作「Everybody」と比べて軽妙な仕上がりになっていて、ポジティヴな気分にさせてくれる。

103254.jpg 「Car Alarm」/ The Sea and Cake
label : Thrill Jockey Records
release : Oct, 2008

Pitchfork.tvでは、新曲から「Weekend」のミュージックビデオが公開されています。
これこそ、理想の週末。己も子供の頃はこんなふうに自転車を駆って遠出したもんです。

■ Pitchfork.tv - The Sea and Cake "Weekend"



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November 14, 2008

In Rainbows Re:review

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来日公演が終わってもう1ヶ月以上立っているわけですが、あれは遠い過去のようでいて、ほんの数日前の出来事でもあったような・・・回想録と名づけて記事を書きましたが、その評について「あっさりしてるね」と知人に言われたのだけど、いやいやライヴ評はやはり難しいものぞ。NudeやVideotapeの感動、Pyramid SongやHow To Disappear Completelyの美しさ、The BendsやBlow Outのパワーを一体どう言葉に表せって??


buddy2.gif

昨年、In Rainbowsが出て2週間後に区切りとしてレビューを一度書いたのですが、今読み返してみたら、あの時In Rainbowsに己が感じたのは「美しさ」と「懐かしさ」ということだった。美しさはともかく、どうして「懐かしさ」だなんて書いたのだろう。
OK Computer、KId A、Amnesiac、Hail To The Thief。これら過去のアルバムから発せられる印象というのは大抵深刻で、ヘヴィネスで、極端なものだ。その突出した部分こそがRadioheadをRadioheadたらしめる特徴であり、己にとっては飽きの来ない魅力。しかし時に、例えば美術館で厳重にガードされた作品を鑑賞しているような気分になるときがある。(もちろん、そうでないときもある)
対してIn Rainbowsには、自然体で、時に困難や痛みを共有できる家族や昔からの親しい友人を思わせる、親密で穏やかな空気が流れている。そういう意味で、In Rainbowsは血が通った「人間的」なアルバムなのだと思う。当時感じた「懐かしさ」の真実は、郷愁というよりかは心地よさに通じた表現だったのだろう。
それでもやはり曲の合間からは、指のあいだからすっと落ちていくような儚さ、手にしたものもいつかは失われてしまうかもしれないという漠然とした不安のイメージがふつふつと湧いてくる。そう聴かせるのは、楽曲の構造云々より、トム・ヨークの歌声の素質なのかもしれない。


buddy5.gif

さて、アルバムの内容もさることながら、In Rainbowsは出自もその後の進路も一風変わっていた。
世界的レコードレーベルを離れてから、ウェブを機軸に様々な分野へ派生して、自由にアイデアを展開していったRadiohead。「あなた次第だ」と言葉が添えられた自由価格設定と、リスナーにも音楽メディアにも同じタイミングで発表されるという、今までに経験したことのないリリース方法。大晦日の新曲フル演奏のウェブキャストに、専用のSNSの立ち上げ。Google Codeと連動し、最新技術を用いて製作・公開された「House of Cards」のミュージックビデオ。オリジナルの楽曲を再構築して新たな価値を見出せるような、ユーザー主体のコンテストも行われた。リミックス・コンテストでは、iTunes Music Storeでオリジナルの楽曲をばらして各パートごとに個別販売するという、大企業に属するアーティストであったならば考えられない企画が公に実現した。
In Rainbowsとともにバンドからもたらされたキーワード、「あなた次第」。
この言葉は、新作の価格設定を任せるということ以上に、リスナーに音楽の送り手と受け手の関係を再認識させたかったバンドからのメッセージでもあったのだと解釈している。


buddy1.gif

蛇足ではあるが、そんな刺激的な試みの陰で過去のレーベルから発売されていた、バンドの協力を得ないままのあのベスト盤。来日もあったことだし、まぁそれなりに売れているのでしょうか。先日、あのベスト盤の曲順で曲を聴いてみたのですが・・・うーん。
ということで今日は、メイリオ導入によって加筆訂正の必要があった過去の記事をめくっていて思いついたよしなしごとを綴ってみました。今年はもうウェブキャストないのかなー?

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November 13, 2008

Fleet Foxes Live on The Take Away Show

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ウェブサイト"La Blogotheque"のビデオ・ポッドキャスティング"The Take Away Show"で、Fleet Foxesのビデオが公開されています。

"The Take Away Show"とは、あるアーティストをフィーチャーして、街中の一室や通り、バー、公園など日常の光景をバックに、そのアンプラグド・ライヴの映像をビデオ・ポッドキャスティングをはじめDL形式で公開するという趣旨。
最新のショウでは、Fleet Foxesが登場し、2曲を披露しています。まずは緑のきれいな公園で輪になって「Sun Giant」のアカペラ・バージョン、そしてパリのThe Grand Palaisのホール内で演奏しているのは「Blue Ridge Mountains」。ひたすらに美しい・・・。

■ La Blogotheque - The Take Away Show - Fleet Foxes


Fleet Foxes - A Take Away Show from La Blogotheque on Vimeo.

La Blogothequeのアーカイヴからは、過去にもこのDiaryで紹介したBowerbirdsAndrew BirdsBon Iver(partⅠpartⅡ)なども登場しています。
・・・と探しているうちに、おおぅ!
R.E.M.、Tunng、The Wombats、Animal Collective、Vampire Weekend、Caribou、The Shins・・・シブどころから人気の若手バンドまで、なかなかのラインナップです。
アーカイヴでは100本以上のビデオが公開されています。

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November 11, 2008

Fleet Foxes「He Doesn't Know Why」(PV)

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2902149407_491cea3838.jpg
(Originally uploaded by marshillonline)

Fleet Foxesというフレーズの検索でこのDiaryを閲覧してくれるユーザーが毎日数名いらっしゃいます。
今日は新しいミュージックビデオを紹介。

このバンド、髭率8割。で、ミュージックビデオの共演が山羊ってわけですか。
所在無さげな山羊さんたちと5人が馴染んでいるようないないような・・・脱力。

■ Pitchfork.tv - Fleet Foxes「He Doesn't Know Why」

fleetfoxes_album.jpg「Fleet Foxes」 / Fleet Foxes
label : Sub Pop
release : June, 2008

sungiant.jpg「Sun Giant」 (EP)/ Fleet Foxes
label : Sub Pop
release : April, 2008

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November 10, 2008

不惑の赤パン

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(Originally uploaded by alterna2)

腹、見えとるぜー。
40歳になって赤パン、しかも腰履き。なんてすてきなミドル・エイジ!

大阪2日目に一緒に行った人はRadioheadのライヴに行ったのが今回初めてで、我々2人は最前列のブロックにいたのですが、帰りの新幹線では、好きなあの曲をやってくれた、最高だったぜ!という感想とともに「トムのケツが意外に小さかったこと」に言及。
もう、どこ見てんだよぅ。

ところで、WOWOWのスペシャルコンテンツはすばらしいもんだ。
MOST SELECTEDのチャートを見たら、トムの真正面ドアップのアングル(オレンジ色)が一番使われているじゃあないですか。愛されてるなー、色男。

どこそこのブログや掲示板を見ている限り、トム・ヨークのアーティスト/シンガーとしての側面と同じくらい、本人そのものに憧れを抱く男性ファンはきっと多くて、トムが着用していたジャケットや小物を逐一調べ上げて報告している人もいるらしい。某SNSでトムがつけている香水を教えてください!と書き込みがされていたのにはびっくりしたけれど。

そのことで思い出すのは、大阪公演で最寄りの朝潮橋駅で待ち合わせているときに、改札口の近くにいた30代であろう男性の風貌がトムに激似!髪型、服装は言わずもがな、TVなどで見られるようなトムの猫背気味な姿勢やぼんやりした佇まいまで完コピです。思わずガン見してしまいました。
その前の2004年の幕張公演のときは、これまたルックス完コピの日本人男性の後姿をトム本人と勘違いした女性ファン数名が追っかけるという一部始終を歩道橋の上から見ていた己。
愛されてるよ、色男。

でも、いくら好きだからって、おでこにハイライトを入れる必要は無いと思う。
トムのこんなかわいい系のイラストは珍しいですね。
「色男は描きにくいんだけど、この人は特徴のあるハンサムなので意外と描きやすかったかな。」
・・・愛されてる。
(大塚さんのHPでは絵日記でもRadioheadのライヴに行ったことがイラスト付きで書かれています)
■ イラストレーター大塚たかみつのホームページ - 似顔絵

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