[naku-yoru] :: DIARY

今月発売された雑誌Brutusの最新号では「I Love YouTube」と題して、YouTubeの大特集。2005年からスタートした YouTubeの歴史、会社訪問、ヘビーユーザーのお気に入り動画などを紹介。
(source : マガジンワールド|ブルータス

日本人1人あたりでひと月に1時間14分13秒見ている計算になるらしい。
パーティーを撮影したホームビデオを友達同士で共有できれば、というアイデアから始まって3年。ユーザは世界中に広がり、そこでどうしても絡んでくるのが著作権関係。
ふと、昔のあのかっこよかったPV面白かったPVを見たいなと思ったときにYouTubeは本当に便利だけれど実はアウト。そういったことに特に厳しいことで知られるPrinceが、今年のコーチェラ・フェスでRadioheadの「Creep」のカバーを披露したのですが、その動画がアップされるたびに速攻で削除され、ついにはRadioheadからクレームが出る始末(苦労してたどり着いた動画は音割れしてたし)
Brutusの記事によると、YouTubeは違法な動画を発見次第、著作権者へ報告し、そこで動画を削除するかもしくは広告を付けた上で公開を認めるかという処置を取っているそうですが、後者の方法で動画を残す選択をする著作権者も多いとか。ほー。

■ Radiohead - Lego time-lapse House of Cards
Radioheadのミュージックビデオ「House of Cards」をレゴブロックで再現。なんつー暇人。

■ Radiohead - Hot Pepper (MAD/5) 
■ Radiohead - Hot Pepper (MAD/6)
10月28日のDIARYでも紹介した、ay28rhさん作成の「Radiohead×リクルートのホットペッパー」 MADムービー。もうね、ほんと・・・あ、新作発見

■ アルパカビバップ
98年にテレビ東京系で放送されたアニメーション番組「カウボーイビバップ」。あのクールなオープニングがとんでもねーことに!(オリジナルはこちら

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December 4, 2008

Fennesz 「Black Sea」

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fenneszblacksea.jpg 「Black Sea」 / Fennesz
label : commons
release : 12, 2008

先月、イギリスのレコードレーベルTouchからリリースされたFenneszの新作「Black Sea」が、Pitchforkのレビューで「8.4」という高評価。国内盤はcommonsから12月10日に発売が予定されています。
Fenneszは、「Kid A」経由で聴いたRadioheadファンもいるのでは?
MySpace.comのアーティストページでは、この新作のなかから「Perfume For Winter」がフル音源で公開されています。
季節に合った、きれいなタイトルですね。

Fenneszは2001年のアルバム「Endless Summer」を聴いていて、6月のMonthly Best Tunesでも感想を書きました。
こういった歌の無いアンビエントな電子音楽を聴いているときは、ロックなど他の音楽と違って、音楽と自分がコミュニケートしている感覚というものはほとんど無い。
例えて言えば、トラックで知らない誰かと並走しているような感覚。相手は自分より少し離れたところを走っている。ペース(気分)が合えばぴったり呼吸が合って、そこで二言三言言葉を交わすかもしれない。そうじゃないときは特に意識しないまま、視界の角を過ぎていくだけ。
わずかな残滓だけをあとに、イメージを掴めないまま音楽が拡散してしまうように感じることがあって、正直この手のジャンルは好きだとは今でも言い難い。
しかし、Fenneszの音楽はアーティストの感性が丁寧に織りこまれていて、音景にその人間味を感じる。ざらざらとしたノイズのレイヤーの隙間にあらわれる、ときに郷愁を誘うようなギターのやわらかい音がその鍵のようだ。「Endless Summer」のジャケットに写る、オレンジ色に染まる美しく静かな海岸。きっと、己はいつかその場所に居たのだろう。
共感力で、余所余所しかったノイズ・ミュージックの印象を変えてくれた音楽のひとつ。

2007年の坂本龍一とのコラボ作品「cendre」から。
■ YouTube - OTO - fennesz & sakamoto ryuichi

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December 3, 2008

スキン変えました。

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これまでのスキンは、In Rainbowsのカラーリングを模したものでした。
In Rainbowsが世に出てからとっくに1年経ってるわけだし、ツアーも終わったし、ここらが区切りかな、と。
Radioheadのオフィシャルサイトのほうは、まだ黒背景ですが。

とりあえず、やっつけ仕事でMovableType 4のデフォルトのテンプレートをベースに、雰囲気変えて3カラムに変更、そしてリンク色やフォントを少しいじった程度です。
トップ絵も取り急ぎ手持ちのものを。これも後で多分変えます。

ところで最近気づいたのですが、このブログでサイト内検索とかタグ検索を実行すると、結果のページのURLが上位ディレクトリのパスで表示されてる! サーバのMTを置く場所を間違えてしまったのか?何だか隠しておきたいところを丸裸にされた感じで恥ずかしい・・・。

[参考にした記事]
■ Webtech Walker / font-sizeのパーセント表記一覧

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November 30, 2008

Marvelous 17 songs

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28日、24時30分からWOWOWで独占放送された、「Radiohead Japan Tour 2008」。
ステージから放出される音と光の二重の圧倒感。
トムの歌声は、時に激しく、時に優しく、豊かに変化する。
毎度のことではあるが、「Radioheadはライヴバンド」という言葉を真に実感させられる。
満足の1時間30分でした。セットリストは以下のとおり。

15 step
Just
There There
All I Need
Weird Fishes / Arpeggi
The Gloaming
Optimistic
JIgsaw Falling Into Place
Idioteque
Fake Plastic Trees
Bodysnatchers
Videotape
Paranoid Android
Reckoner
Everything In Its Right Place
My Iron Lung
How To Disappear Completely

放送されなかったのは8曲。AirbagやPyramid Song、Myxomatosisは、新曲ではないから外されたのはまぁ分かるとしても、なぜにNudeが除外されてしまったの? 何かミスったとか? 5人のうち誰かがすっごい変な顔してたとか? うーん、残念。
新曲とライヴでよく演奏される過去の名曲を中心にまとめた王道的なセットリストですが、ハイライトは己のお気に入りでもある、How to Disappear Completely。美しくも儚げな旋律が終幕に実に相応しい。

赤一色、青一色の照明で染められたステージは、やっぱり画面上でハレーションが起きまくり、VHSでの録画では画質がちょいと厳しい。
さておき、今年の照明演出は、演奏者を照らすという本来の役割を超え、芸術と呼んでも差し支えないほどユニークで素晴らしかったですね。このWOWOWの放送でステージ全体をじっくりと眺めることが出来て、そのことを再認識。そんなグッジョブ照明エンジニア、ジム・ウォーレンのインタビューが掲載されているのは、雑誌「サウンド&レコーディングマガジン 12月号」。

12月27日(土)午前6時05分から、同じ番組の再放送が予定されています。

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November 27, 2008

まもなく

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WOWOWで放送予定の「Radiohead Japan Tour 2008」。
このまたとない機会。高画質、高音質で堪能したいので、この日のために3連休を取って、実家に帰らせていただいております。VIERA様、お世話になりますー。

ところで、今この時間、WOWOWのウェブサイトへ行ってみたら「いよいよ今夜放送」とあるのですが、これはフライングなのでは?サイドバーのオフィシャル・ウィジェットには「28日24時30分」ってあるし、手元に新聞が無いので、一体どっちなのかね。楽しみにしてる割に、きちんと確認していない人。 夜の間は、RadioheadのライヴDVDや、去年のThumbs Down WebcastのDVDを見て過ごそう。3匹の猫を侍らせて、一杯やりつつ。

今年は、またまたニール・ヤング(Neil Young)のカバーを披露してくれた、Radiohead。
過去には、Cinnamon GirlやAfter the Gold Rushなども、ライヴでカバーしています。
トムには多少キーが高そうだけれど、ニール・ヤングの雰囲気醸してて、これはすてきな演奏。


Tell Me Why (Neil Young cover) - Radiohead -



■ Radiohead- Tell Me Why- Live Hollywood Bowl Neil Young 8-25

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今年の春から夏にかけてAniboomで開催されていた「Radiohead アニメーションビデオ・コンペ」で、最優秀作品賞を受賞した4作品のなかから、新たに3本のビデオがバンドのMySpace ビデオチャンネルで公開されるとのこと。
■ MySpace.com - Radiohead

先駆けて「Weird Fishes/Arpeggi」のアニメーションビデオが21日から公開スタート、続けて25日から「15 step」、28日から「Videotape」が順次公開される予定。
同じく最優秀作品として選ばれた「Reckoner」はオフィシャルビデオとして既に公開されています。
(source : NME

[関連した記事]
■ Radiohead ビデオ・コンペ、いよいよ決勝戦!
■ Radiohead ビデオ・コンペ、静かに進行中。



Radiohead - Weird Fishes - by Tobias Stretch


このビデオ・コンペ。準決勝ではユーザーがお気に入りの作品に星を付け、高評価を得た上位5作品が決勝へ進出できるという方式でした。
己が最高評価を付けたビデオのひとつ、「Weird Fishes/Arpeggi」。シュヴァンクマイエル好きの感性にびびっときました、びびっと。
絵コンテで登場してたストーリーは完成版では結局字幕無しになった模様。やっぱり人形になるとグロテスクさ3割り増しで気色悪ぃー。触手やらぐりぐりの目玉やら鶏の頭やら、シュヴァンクマイエル作品でもおなじみの素材がうようよしています。ラストでみんな並んでバイバイしてるとこがちょっと可愛い。

PV製作という閉ざされた領域に、以前なら立ち入ることが出来なかった一般リスナーやファンが、今回は逆に主体となってビデオの製作を進め、ついにオフィシャルビデオが完成。
この最優秀作品が1本ではなく4本というのも、準決勝の時点でのファンの意見を強く反映させたと解釈すれば、おお、ここでもIn Rainbowsのキーワード、「It's Up To You」が活きてくるわけですね。
バンドとリスナーの距離を感じさせない、In Rainbowsらしい企画だったと思う。いちユーザーとして外側から参加するだけだったけれど、自分が投票した2本のビデオが実際に形になったということにワクワク。
次はReckoner Remixコンテスト! (忘れてないよー)

ところで、デカ過ぎてブログパーツとしてはまるで使えないこのRadiohead In Rainbows ウィジェット。新作のアニメーションビデオのお披露目を機に、先に公開されているオフィシャルのHouse of CardsNudeのビデオと合わせて新しくウィジェット作ってくれんかな?・・・としたら、Jigsaw~のあのビデオはどうなるのだろ? かっこいい曲なのにふざけたビデオってのはすごーく好き。


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November 23, 2008

Get Ready!

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ww009.jpg

トムやん>録画と酒と毛布の準備はいいかー!
我々>おー!

いよいよ迫ってきました、あと5日。
(正確には日付が変わって”29日(土)”の0時30分だからあと6日?? 深夜時間帯の表記ってややこしい。カウントダウンタイマーの設定を間違っていたので修正しました)
WOWOWの「12CAMS, CREATE YOUR RAINBOW」は海外のファンもたくさん訪れているようで、先日、英語のRadioheadファンサイト、green plastic radioheadにもそのニュースがアップされました。

そのページにウィジェットが貼ってあったので調べてみたら、現在12CAMS,CREATE YOUR RAINBOWのページで、コメントを投稿したあとに自動的にブログパーツ用のコードを出してくれるとか。8日にこのDiaryで紹介したときには、確かそんなのなかったけどなぁ。
初めて見たときにコメント投稿を済ませていたので、8日以降に何度か遊びに行ったときにあらためてコメ投稿ページまで到ることもなかったので気づきませんでした。
あと5日ってとこで何となーし微妙な感じですが、気分も盛り上がってくるし、とりあえずサイドバーに張ってみました。ブックオカのアドなんか貼ってる場合じゃねー!って、それはあんまりか。

最初にやったときは、トムやんの顔ばっかりだったので、今度は別のアングルから選んでみる。紫色と青色のフレームが多い。
そういえば、追加で12月に再放送決定(12/27 午前6:05~)ですね。やた!

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November 20, 2008

Fleet Foxes : Interview on Pitchfork

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PitchforkでFleet Foxesのロビン(Vo、 G)、とジョシュ(D、Vo)のインタビューが紹介されています。Fleet Foxesといえば、中世絵画を取り上げたアルバムジャケットも印象的です。

映画とか、絵画とか、視覚的なアートは音楽のインスピレーションで何か役割を果たしている?
ジョシュ「赤い色・・・」
ロビン「ははは。(ロビンはこの時、赤いジャケットを着ていた) 映画音楽とか、何か場面がひらめくような、そんな音楽は好きだよ」
ジョシュ「インスピレーションとなると、他の音楽よりも視覚芸術のほうが良いかもしれないね。多分、より純粋で精錬された芸術的な反応が生まれてくるから」
ロビン「ヴィクトリア行きのフェリーでカナダの地方紙を読んでたんだけど、かなりひどい画家のインタビューでね、"この筆遣いはスネア・ドラム、そして三連符のハーモニーなのだ”」
ジョシュ「”俺は響き渡るb-フラットを描いているのだ”」

2009年の予定は?
ロビン「とてもレコードを作りたくてたまらない。すぐにでも、もっと良いアルバムの製作を始めるよ。(中略)新しいバンドの楽曲を聴くと、しばらくどういう風に感じていたんだろうか、昔の音楽の方が良かったななんて気どころか逆にエキサイティングなものを見つけたような気がする。それは必ずしも表立ったところであるというわけではないんだ。この40年、何も良いものが出ていないと思うなんてつまらない。結局、必然的な逆行のような印象だろうけど、今は僕はそうじゃない気がする。今は素晴らしいバンドがたくさんいるからね」
全文はこちらへ。 (source : Pitchfork)

Pitchfork.tvから結構前にアップされていた、別のインタビューのビデオ。
ああ、サマソニで己が感じた「Fleet Foxes来日フラグ」は実現するのか?!

■ Pitchfork.tv - Fleet Foxes: Austin

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