Vetiver「Tight Knit」(SXSW 2009)
(2月25日に投稿した記事『Vetiver「Tight Knit」』は、VetiverがSXSW ’09に出演することが判明したので、記事の内容を以下のとおり訂正して再投稿しています。深謝)
サンフランシスコのフォーク・バンド、Vetiver(ヴェティヴァー)の4枚目となるオリジナル・アルバム「Tight Knit」が先週、Sub Pop Recordsからリリースされています。
Vetiverのシンガー、Andy CabicはDevendra Banhartと長らく音楽活動をともにしていて、2005年にリリースされた彼のアルバム「Cripple Crow」にも参加していました。歌声から受ける印象などは確かに通じるものがあります。Vetiverは現在イギリス・ツアー中で、先日24日には同じレーベルに所属するFleet Foxesの、ロンドンのRoundHouseで行われたライヴのサポート・アクトをつとめています。
Sub Popのウェブサイトでは「Tight Knit」のなかから、新曲「Everyday」のMP3が公開中。また、Spin Magazineのウェブサイトでは、アルバム一番の曲ということで「Another Reason to Go」という曲の音源が紹介されています。これはブルース調のバックにホーンやぴろぴろ鳴っているキーボードの音が効いていて、かっこいい曲に仕上がっています。アンディ自身も「キーボードのパートがたまらん!」と語っていて、演奏を楽しんだそう。また、バンドは来月のSXSW 2009に出演予定です。
(source : SPIN.com、Time Out London)
[MP3を再生する]
Vetiver「Everyday」
[関連したサイト]
■ Sub Pop Records - Vetiver
■ Vetiver - MySpace
「Tight Knit」/ Vetiver
release : 17 Feb, 2009
label : Sub Pop Records
Fingertips Music: テノリオンからFDDまで。
某MP3系ブログの話ではなくて、今日はテクニカルな楽器の話。
昨年12月、文化庁メディア芸術祭でエンターテインメント部門大賞を受賞した、ヤマハのユニークな楽器「テノリオン」。公式ウェブサイトではテノリオンの開発コンセプトや特徴を説明したページとともに、海外ミュージシャンのパフォーマンスを動画で紹介しています。「すごい!」を連発して夢中になっているジム・オルークの姿が何だか微笑ましいというか。
ところで我らがRadioheadのギタリスト、ジョニーくんもテノリオンを演奏したことがある・・・? テノリオン関連のニュースにそうあったのを目にしたが、それらしきソース見つからず。要出典。
■ TENORI-ON | ヤマハ株式会社
■ Jim O'rourke | Interviews with Musicians | TENORI-ON | ヤマハ株式会社
楽器が身近に無くても、知識があれば、使わないHDDやFDDを使ってこういう遊びも出来ちゃうという話をいくつか。「スターウォーズ」はHDDもFDDもギーガー音が雰囲気醸してますが、「音楽方丈記」さんのところで最初に見た、クラシック音楽を奏でているプリンターやスキャナーの動画がすごい。
■ ハードディスクで、スターウォーズ「帝国のテーマ」を演奏(動画) | WIRED VISION
■ スキャナーで奏でられる音楽:音楽方丈記
■ プリンタで演奏(しかもMIDI対応) : からりおん:音楽方丈記
■ YouTube - Vivaldi Spring - scanjet music
2月22日は猫の日。
福岡市天神では、「招き猫展」や「猫の本フェア」など、猫に関連したイベントが色々と開催されています。
詳しくは、猫の日特設ミニ・ブログ「222.nyanta.jp」へどうぞ。
■ 222.nyanta.jp
猫喜ぶ? 卵型ネコ用ベッド「ネコたまご」の仮予約がスタートするとか。
■ 空想生活、卵形のネコ用ベッド「ネコたまご」の仮予約をスタート! | ライフ | マイコミジャーナル
記事によると、3月31日までに仮予約数が30を超えると、2万9,946円で商品化が行われるそうです。これは予約数は突破するでしょう。それでもう少しお値段が下がると良いですね。話題のブログ「ねこ鍋」から発展したアイテムだそうです。
でも、己が一押ししたいのはこの「ねこかご」! 実家の猫のげんき、ラッキー、しゃちょう、3匹とも愛用しています。このまま持ち運びもOK。「ぶらんこ遊び」や「室伏ごっこ」も出来ますよ。
ところで、猫と暮らしたことのある人なら絶対に皆経験があると思いますが、猫って「箱モン」が大好き。ミネラルウォーターとか買って空いたダンボール箱を人気の無いキッチンに置いておく。気配無いなーと思ってたら、いつの間にか猫がその中に入ってる。何をするでも無く、じっとしてるのです。そっと蓋を閉じても反応なし。両サイドに持ち運び用の取っ手をくり抜けるように細工してあるダンボール箱がありますよね。あそこの隙間から、人間が指をこちょこちょこちょ~なんてやると、箱の奥の暗闇からしゅしゅっと飛んでくる猫パンチ!(もちろん爪出しで) 「ネコたまご」も「鍋」も「籠」も「ダンボール箱」も、とにかく体の収まりが良いものが好きなんでしょう。
最近、猫好きのYouTubeユーザの間で(多分)話題沸騰の動画。しっぽ振っているところを見ると相当ご機嫌のようですね。このでぶ猫をここまで突き動かす衝動って一体何?
■ YouTube - Fat Cat VS Small Box
Park the Van Records(レーベル探訪 No.05)
このブログのそもそもの始まりというのは、忘れっぽい自分自身のための音楽ネタ備忘録として立ち上げたのでした。普段、音楽系ウェブサイトの巡回はRSSフィードを登録したGoogleリーダーを利用しています。新着ニュースを流し読みして気になったものにスターを付けて保存。その中から記事にしたいなと思ったものをピックアップして熟読し、そこで初めてブラウザの方のブックマーク「記事にするかも」フォルダに格納します。
前置きが長くなりました。そういう作業の中で埋もれてしまうニュースもいくつかあって、今晩はそのサルベージを少々。右サイドバーのLinksの項目を追加・更新しました。
そして今日の「レーベル探訪」第5回目は、どういうきっかけで「記事にするかも」フォルダに入れていたのか、ちっとも思い出せないDr.DogというバンドのMySpaceページから関連付けて、彼らの所属するレーベル、Park the Van Recordsを紹介したいと思います。
アメリカ東海岸の都市、フィラデルフィアを拠点とする、インディーズ・レーベル Park the Van Recordsは2004年に設立された、まだまだ若いレーベル。先にもあげたDr.Dogのアルバム「Easy Beat」のリリースを旗揚げとして、現在は以下の14のバンド/ミュージシャンと契約を交わしている。
Dr.Dog、The Spinto Band、National Eye、The Capitol Years、R. Stevie Moore、Tulsa、The High Strung、Frank Jordan、The Peekers、Golden Boots、Floating Action、Pepi Ginsberg、(((Eagle Winged Palace)))、The Teeth(昨年4月に解散)。
Dr.Dogをブックマークしてたのは、己がよく読んでいるブログ、thiswholeworldさんのとこで見たのかな・・・。Dr.Dogも最高ですが、The Spinto BandやTulsa、Frank Jordanというバンドもとても良い。音楽表現のスタイルそのものは当然少しずつ違うのですが、根底に流れている匂いというか感触というか、どのバンドも急いたところのない、ゆったりとした穏やかさを感じます。そこら辺が己の感じるイギリスの音楽との差異。逆を言えばぱっとしてない、古臭いってことかもしれないけど、別に刺激や新しさがいつも求められてる訳でもなし・・・と、Radioheadファンがアンチ・Radioheadぶってみるテスト。
■ Park the Van Records
「Fate」/ Dr.Dog
release : Jul, 2008
■ Dr.Dog on MySpace
■ Dr.Dog on imeem
「My Old Ways」Dr.Dog MP3 from「We All Belong」
「Moonwink」/ The Spinto Band
release : Sep, 2008
■ The Spinto Band on MySpace
「I Was Submerged」/ Tulsa
release : Oct, 2007
■ Tulsa on MySpace
「Ohio」/ Frank Jordan
release : Jul, 2007
■ Frank Jordan on MySpace
「Life in the Air」/ The Peekers
release : Mar, 2009
■ The Peekers on MySpace
Yeah Yeah Yeahsの新アルバム「It's Blitz!」は良作の予感がする。
アメリカ・NYで活動するアート・パンク・バンド、Yeah Yeah Yeahs。4月13日に新アルバム「It's Blitz!」のリリースが決定。MySpace.comのアーティスト・ページでは、その中から新曲「Zero」が公開されています。エレクトリック・サウンドが主張してるビートフルなナンバー。これはかっこいい! 「Zero」は先行シングル盤として、iTunes Music Storeで今月24日から発売されるそうです。
(source : Xfm)
またMySpaceでは、彼女ら(一応、カレンをボスにしとこう)が参加したチャリティ・コンピレーション・アルバム「War Child : Heroes」(2月24日発売予定)に収録されている、The Ramonesのカバー「Sheena Is A Punk Rocker」も聴くことが出来ます。こちらも必聴!カレンはほんと良い声してるなー。 ちなみにこの「War Child : Heroes」では、例えばBeckがBob Dylanを、Hot ChipがJoy Divisionを、Scissor SistersがRoxy Musicをそれぞれカバー。何とも豪華なコンピ集に仕上がっています。
「War Child: Heroes [Compilation]」/ Various Artists
release : Feb, 2009
label : Parlophone
The Thermals「Now We Can See」(SXSW 2009)
「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト) 2009 出演者特集」第4弾は、DeerhoofやThe Decemberistsらが所属するレーベル Kill Rock Starsから、4月に新アルバム「Now We Can See」がリリースされることが決定した、The Thermals(ザ・サーマルズ)。
4枚目のオリジナルアルバム「Now We Can See」は4月7日に発売予定。このアルバムの先行シングル盤として、デモ2曲を含む4曲が収録された7インチLP盤「Now We Can See」が3月に発売されます。また、この新作から彼らは日本デビュー。P-VINEから4月2日に発売予定みたいです。サマソニ?
2002年にポートランドで結成されたThe Thermalsの現在のメンバーはHutch Harris、Kathy Foster、Westin Glassの3人。3rdアルバム「The Body, The Blood, The Machine」まではSub Pop Recordsからリリースされていて、Kill Rock Starsに移籍後の初めてのアルバムとなります。
彼らの音楽を初めて聴いたのは前作の「Here's Your Future」という曲。以前の楽曲はパンク/ガレージ・サウンドが際立っていたのだけど、今回公開された新曲「Now We Can See」はイントロから「オ、イェ、オウオウ!」と観客と一緒に合唱も出来そうな、ポップな要素が聴いて取れます。MySpaceではこの新曲の他に別の2曲のデモが公開されていますが、それらもそんな印象。気分がスカーッとする明るい歌声で、聴いていて気分が良い音楽。
[MP3を再生する]
The Thermals「Now We Can See」
The Thermals「Here's Your Future」
The Thermals「No Culture Icons」
[関連したサイト]
■The Thermals - MySpace
■ Kill Rock Stars
「Now We Can See」/ The Thermals
release: Apr, 2009
label : Kill Rock Stars
「Now We Can See 7"」/ The Thermals
release: Mar, 2009
label : Kill Rock Stars
J.Tillman's New Music Video & Robin's Square-beard.
1月24日のDIARYでリリースのお知らせをしました、Fleet Foxesのドラマー、Josh Tillmanの新アルバム「Vacilando Territory Blues」のミュージックビデオが Pitchfork.tv より到着しました。
■ Pitchfork.tv - Josh Tillman「First Born」
[MP3を再生する]
Josh Tillman「James Blues」
Josh Tillman「Steal On Steal」
「Vacilando Territory Blues」/ Josh Tillman
release : 27th Jan, 2009
label : Western Vinyl
Fleet Foxesは昨年11月で一旦ツアーを終えて、今年は2月22日のロンドン公演からスタートします。その締めくくりは4月のコーチェラ・フェス。(追記:Sub Popからのニュースレターによると、この後もアメリカでのツアーが決定した模様)
MySpace.comのFleet Foxesのページに新しい写真がアップされていたので、Flickrの公式ページにも行ってみました。Flickrの方はメンバーのオフショットが多くて楽しいですね。
ロビンが長髪をばっさり切ったというニュースを以前にお伝えしましたが、スカイくんも髪の毛短く切ったみたいです。(写真)こっちの方が男前ですね、似合ってる。ロビンは・・・ああ、髭と髪の毛のバランスが~もしゃもしゃ。(写真)
ロビンと一緒に写っている黒髪の美人さんは? 気になりますね。(写真)