カテゴリ" 猫の日フェア"のブログ記事
2月22日は猫の日。
福岡市天神では、「招き猫展」や「猫の本フェア」など、猫に関連したイベントが色々と開催されています。
詳しくは、猫の日特設ミニ・ブログ「222.nyanta.jp」へどうぞ。
■ 222.nyanta.jp
[猫の本フェア] ノラや
「ノラや」内田百閒
出版社:中央公論新社
ISBN:978-4122027848
(猫は雑種が一番!な管理人の推薦)
数年前にうちの猫が家出をしてしまい、気分が落ち込む日が続きました。そのときに本棚から無意識に手に取り、読んだのがこの本。内田百閒に可愛がられた2匹の猫「ノラ」と「クルツ」。本作は、そのノラとクルツとの同居生活と別れ、猫についての考察をまとめた短編を22本収録しています。
どこからか通い始めた母猫に連れられて、ある日、庭で遊んでいるうちに勢いあまって水瓶に飛び込んでしまった子猫。最初こそ、野良猫のままとして飼おうということに決めた夫妻だったが、その雄の子猫「ノラ」はいつの間にか、風呂のいつでも暖かい蓋のうえで、無防備に腹を見せて居眠りするようにまでなってしまう・・・。猫好きならそうそう!と思い当たるところも多い、人間と猫の同居生活の場面が展開される「彼ハ猫デアル」。 その愛猫ノラが雨の日に行方不明になってしまった事件。その後の内田百閒の落胆とノラ大捜索の始終を日記形式であらわした作品が、「ノラや」とその続編数作です。
その行方不明の期間にあらわれた「クルツ」という猫を飼い始めることによって、ノラの帰らない傷心が癒されるのを感じる反面、複雑な心持にもなる百閒先生・・・。特にこの部分が何度読んでもぐっと来ます。
この2作品のほか、クルツの臨終を書いた後半の作品「クルやお前か」など、作家ならではの心情の機微をとらえた文章がストレートに響きます。猫好きならば必読必携の本。
「猫の本フェア」開催中! 詳しくは222.nyanta.jpへ。
猫の本フェア@福岡、スタートします!
お待たせしました!
「猫の本フェア@福岡」が明日よりスタートいたします。
管理人と猫好きスタッフからのおすすめの本を、222.nyanta.jpで紹介していく予定です。
福岡市天神の丸善福岡ビル店・文芸書売り場にて2月7日から「猫の本フェア」を開催します。猫と暮らす日々をつづったエッセイや小説を中心に、その魅力的なルックスを捉えた写真集なども多数揃え、きっと猫好きの方に満足していただける品揃えだと思います。ご来店をお待ちしております!
丸善福岡ビル店
場所:福岡市中央区天神1-11-17 福岡ビル 2・3階
営業時間:9:30~20:00
電話:092-731-9000
アクセス:地下鉄空港線 天神駅 徒歩1分
西鉄 福岡駅 徒歩3分
(詳細地図を表示)
猫の本フェア@福岡
やってきました、猫好きが1年で最も元気になる2月!
恒例となりました「猫の本フェア@福岡」が今年もスタートします。
前々から宣言していました、WordPressの練習を兼ねて立ち上げました新しいブログ「222.nyanta.jp」では2月1日から、フェアで揃えた数々の書籍を1冊ずつ紹介していきます。よろしくお願いいたします。
■ 222.nyanta.jp - Cat believe they are God…
「2・22」へ準備開始だにゃー。
うわ恥ずかしいタイトル。
前々からアナウンスしてました「2月22日」へ向けての準備。
WordPressの練習ついでに立ち上げた「猫の日」特設ブログサイト「222.nyanta.jp」は、本日Google Webmaster Toolsから検索エンジンへ開放。既にGoogleで検索できるようになっています。ディレクトリ型の検索エンジンの方への登録はまた後で。SEO対策については、どうやらMTでもWPでも差はないらしいが、まぁぼちぼち様子を見つつ、背景も変えていきます。
今日、担当のNさんから「猫の日フェア」で展開する書籍のリストをもらいました。
前はビジュアル本メインでやってたけど、今回は渋めにセレクトした、とのこと。
おぅ、筑摩の「内田百閒集成 8」がある! 百閒先生の「ノラや」は定番だけどね。町田康の「猫にかまけて」とか岩合さんの写真集も超定番。
己の職場で、猫は家の事情で飼えないけれど並々ならぬ「猫愛」で事実幹部クラスのOさん。前回の猫の日フェア特設ブログで書評を書いてもらった人。今回も彼女にお願いする予定。
最近見た猫の動画で面白かったのが、らばQで紹介されていたこれ。映画「マトリックス」になぞらえてあって、エージェント・スミスのようにそっくりな子犬たちが次々にネオ・キャットに襲い掛かる!子犬の数が半端無ぇ!
■ the matrix cat fight