2009年2月アーカイブ
猫喜ぶ? 卵型ネコ用ベッド「ネコたまご」の仮予約がスタートするとか。
■ 空想生活、卵形のネコ用ベッド「ネコたまご」の仮予約をスタート! | ライフ | マイコミジャーナル
記事によると、3月31日までに仮予約数が30を超えると、2万9,946円で商品化が行われるそうです。これは予約数は突破するでしょう。それでもう少しお値段が下がると良いですね。話題のブログ「ねこ鍋」から発展したアイテムだそうです。
でも、己が一押ししたいのはこの「ねこかご」! 実家の猫のげんき、ラッキー、しゃちょう、3匹とも愛用しています。このまま持ち運びもOK。「ぶらんこ遊び」や「室伏ごっこ」も出来ますよ。
ところで、猫と暮らしたことのある人なら絶対に皆経験があると思いますが、猫って「箱モン」が大好き。ミネラルウォーターとか買って空いたダンボール箱を人気の無いキッチンに置いておく。気配無いなーと思ってたら、いつの間にか猫がその中に入ってる。何をするでも無く、じっとしてるのです。そっと蓋を閉じても反応なし。両サイドに持ち運び用の取っ手をくり抜けるように細工してあるダンボール箱がありますよね。あそこの隙間から、人間が指をこちょこちょこちょ~なんてやると、箱の奥の暗闇からしゅしゅっと飛んでくる猫パンチ!(もちろん爪出しで) 「ネコたまご」も「鍋」も「籠」も「ダンボール箱」も、とにかく体の収まりが良いものが好きなんでしょう。
最近、猫好きのYouTubeユーザの間で(多分)話題沸騰の動画。しっぽ振っているところを見ると相当ご機嫌のようですね。このでぶ猫をここまで突き動かす衝動って一体何?
■ YouTube - Fat Cat VS Small Box
Park the Van Records(レーベル探訪 No.05)
このブログのそもそもの始まりというのは、忘れっぽい自分自身のための音楽ネタ備忘録として立ち上げたのでした。普段、音楽系ウェブサイトの巡回はRSSフィードを登録したGoogleリーダーを利用しています。新着ニュースを流し読みして気になったものにスターを付けて保存。その中から記事にしたいなと思ったものをピックアップして熟読し、そこで初めてブラウザの方のブックマーク「記事にするかも」フォルダに格納します。
前置きが長くなりました。そういう作業の中で埋もれてしまうニュースもいくつかあって、今晩はそのサルベージを少々。右サイドバーのLinksの項目を追加・更新しました。
そして今日の「レーベル探訪」第5回目は、どういうきっかけで「記事にするかも」フォルダに入れていたのか、ちっとも思い出せないDr.DogというバンドのMySpaceページから関連付けて、彼らの所属するレーベル、Park the Van Recordsを紹介したいと思います。
アメリカ東海岸の都市、フィラデルフィアを拠点とする、インディーズ・レーベル Park the Van Recordsは2004年に設立された、まだまだ若いレーベル。先にもあげたDr.Dogのアルバム「Easy Beat」のリリースを旗揚げとして、現在は以下の14のバンド/ミュージシャンと契約を交わしている。
Dr.Dog、The Spinto Band、National Eye、The Capitol Years、R. Stevie Moore、Tulsa、The High Strung、Frank Jordan、The Peekers、Golden Boots、Floating Action、Pepi Ginsberg、(((Eagle Winged Palace)))、The Teeth(昨年4月に解散)。
Dr.Dogをブックマークしてたのは、己がよく読んでいるブログ、thiswholeworldさんのとこで見たのかな・・・。Dr.Dogも最高ですが、The Spinto BandやTulsa、Frank Jordanというバンドもとても良い。音楽表現のスタイルそのものは当然少しずつ違うのですが、根底に流れている匂いというか感触というか、どのバンドも急いたところのない、ゆったりとした穏やかさを感じます。そこら辺が己の感じるイギリスの音楽との差異。逆を言えばぱっとしてない、古臭いってことかもしれないけど、別に刺激や新しさがいつも求められてる訳でもなし・・・と、Radioheadファンがアンチ・Radioheadぶってみるテスト。
■ Park the Van Records
「Fate」/ Dr.Dog
release : Jul, 2008
■ Dr.Dog on MySpace
■ Dr.Dog on imeem
「My Old Ways」Dr.Dog MP3 from「We All Belong」
「Moonwink」/ The Spinto Band
release : Sep, 2008
■ The Spinto Band on MySpace
「I Was Submerged」/ Tulsa
release : Oct, 2007
■ Tulsa on MySpace
「Ohio」/ Frank Jordan
release : Jul, 2007
■ Frank Jordan on MySpace
「Life in the Air」/ The Peekers
release : Mar, 2009
■ The Peekers on MySpace
Yeah Yeah Yeahsの新アルバム「It's Blitz!」は良作の予感がする。
アメリカ・NYで活動するアート・パンク・バンド、Yeah Yeah Yeahs。4月13日に新アルバム「It's Blitz!」のリリースが決定。MySpace.comのアーティスト・ページでは、その中から新曲「Zero」が公開されています。エレクトリック・サウンドが主張してるビートフルなナンバー。これはかっこいい! 「Zero」は先行シングル盤として、iTunes Music Storeで今月24日から発売されるそうです。
(source : Xfm)
またMySpaceでは、彼女ら(一応、カレンをボスにしとこう)が参加したチャリティ・コンピレーション・アルバム「War Child : Heroes」(2月24日発売予定)に収録されている、The Ramonesのカバー「Sheena Is A Punk Rocker」も聴くことが出来ます。こちらも必聴!カレンはほんと良い声してるなー。 ちなみにこの「War Child : Heroes」では、例えばBeckがBob Dylanを、Hot ChipがJoy Divisionを、Scissor SistersがRoxy Musicをそれぞれカバー。何とも豪華なコンピ集に仕上がっています。
「War Child: Heroes [Compilation]」/ Various Artists
release : Feb, 2009
label : Parlophone
The Thermals「Now We Can See」(SXSW 2009)
「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト) 2009 出演者特集」第4弾は、DeerhoofやThe Decemberistsらが所属するレーベル Kill Rock Starsから、4月に新アルバム「Now We Can See」がリリースされることが決定した、The Thermals(ザ・サーマルズ)。
4枚目のオリジナルアルバム「Now We Can See」は4月7日に発売予定。このアルバムの先行シングル盤として、デモ2曲を含む4曲が収録された7インチLP盤「Now We Can See」が3月に発売されます。また、この新作から彼らは日本デビュー。P-VINEから4月2日に発売予定みたいです。サマソニ?
2002年にポートランドで結成されたThe Thermalsの現在のメンバーはHutch Harris、Kathy Foster、Westin Glassの3人。3rdアルバム「The Body, The Blood, The Machine」まではSub Pop Recordsからリリースされていて、Kill Rock Starsに移籍後の初めてのアルバムとなります。
彼らの音楽を初めて聴いたのは前作の「Here's Your Future」という曲。以前の楽曲はパンク/ガレージ・サウンドが際立っていたのだけど、今回公開された新曲「Now We Can See」はイントロから「オ、イェ、オウオウ!」と観客と一緒に合唱も出来そうな、ポップな要素が聴いて取れます。MySpaceではこの新曲の他に別の2曲のデモが公開されていますが、それらもそんな印象。気分がスカーッとする明るい歌声で、聴いていて気分が良い音楽。
[MP3を再生する]
The Thermals「Now We Can See」
The Thermals「Here's Your Future」
The Thermals「No Culture Icons」
[関連したサイト]
■The Thermals - MySpace
■ Kill Rock Stars
「Now We Can See」/ The Thermals
release: Apr, 2009
label : Kill Rock Stars
「Now We Can See 7"」/ The Thermals
release: Mar, 2009
label : Kill Rock Stars
J.Tillman's New Music Video & Robin's Square-beard.
1月24日のDIARYでリリースのお知らせをしました、Fleet Foxesのドラマー、Josh Tillmanの新アルバム「Vacilando Territory Blues」のミュージックビデオが Pitchfork.tv より到着しました。
■ Pitchfork.tv - Josh Tillman「First Born」
[MP3を再生する]
Josh Tillman「James Blues」
Josh Tillman「Steal On Steal」
「Vacilando Territory Blues」/ Josh Tillman
release : 27th Jan, 2009
label : Western Vinyl
Fleet Foxesは昨年11月で一旦ツアーを終えて、今年は2月22日のロンドン公演からスタートします。その締めくくりは4月のコーチェラ・フェス。(追記:Sub Popからのニュースレターによると、この後もアメリカでのツアーが決定した模様)
MySpace.comのFleet Foxesのページに新しい写真がアップされていたので、Flickrの公式ページにも行ってみました。Flickrの方はメンバーのオフショットが多くて楽しいですね。
ロビンが長髪をばっさり切ったというニュースを以前にお伝えしましたが、スカイくんも髪の毛短く切ったみたいです。(写真)こっちの方が男前ですね、似合ってる。ロビンは・・・ああ、髭と髪の毛のバランスが~もしゃもしゃ。(写真)
ロビンと一緒に写っている黒髪の美人さんは? 気になりますね。(写真)
「0.1」×10回=「1」
15日の深夜、NHK BS-hiで見た番組「小林賢太郎テレビ」。
放送された内容は、ラーメンズの小林賢太郎氏がソロでやっているパフォーマンス「ポツネン」の、番組のためのオリジナルコントと、そのドキュメンタリー。
好きなんですけど、ラーメンズはテレビにも出ないし、ライヴはチケット即完売。なので、たまにNHKの深夜番組で放送されるのを見るくらい。本公演は映像で「TEXT」と「アリス」を見ました。
あの小林賢太郎という人の目つきは真っ直ぐでとても良い。子供のようにきらきらしていて、本人が楽しんでいることがとても伝わってくる。表現者ってそれが一番大事だと思います。
そのドキュメンタリーでの小林氏の言葉。メモしていないので大まかですが・・・
「0から1を作り出すのは難しい。でも必死になれば、0.1くらいはなんとか出来る。それを10回繰り返せば良いだけ」
ラーメンズの舞台を見ていて、「小林さんは天才型」だと最初はそう思っていた。しかし、15日に見た番組のラストでの小林さんの姿と、そしてこの言葉で先入観を見事に覆されました。エンターテイナーでもミュージシャンでも作家でも何でも、凡才の目から見た「非凡なカリスマ」たちの、一歩先行く閃きや感性、そして存在感の下敷きに在るもの。それは探究心と不屈の精神。
この番組、2月22日に再放送が決定していますので、そのラストとか、気になる方は要チェック願います。
ラーメンズの本公演は、待望の新作「#17 Tower」が今春からスタートすることが決定しています。
■ KENTARO KOBAYASHI WORKS:小林賢太郎のしごと
■ RAHMENS
ところで「小林賢太郎テレビ」の番組では、Penguin Caffe Orchestraの音楽がずっと使われていましたね。小林さんがお好きなのでしょうか。
ラーメンズ第16回公演『TEXT』 [DVD]
発売:ポニーキャニオン
ラーメンズ 第15回公演 「アリス」 [DVD]
発売:ポニーキャニオン
ペンギン・カフェ・オーケストラ-ベスト- / ペンギン・カフェ・オーケストラ
release : 2007
label : エイベックスMC
この曲は使われていなかったと思う・・・P.C.O.の音楽久しぶりだったので、このベスト盤を今聴いています。
[続報] Fol Chenの新アルバム全曲がLast.fmで公開中。
やーやーこれはすごいことになったぞ。2009年度のパワーチューンが早くもひとつ決定かも。
2月3日にはじめて紹介した Fol Chen ですが、Last.fmのアーティストページにおいて、今月17日にリリースされるアルバム「Part I: John Shade, Your Fortune's Made」の全曲を公開しています。一部はダウンロードが可能。エレクトロ・ポップがメインのサウンド・タイプだと思ったけれど、なかなか(音楽的に)捻くれた、ヘヴィネスな一面もあるようじゃないですか。「Red Skies Over Garden City (The Ballad of Donna Donna)」や「Winter, That's All」という曲は「Cable TV」からは想像できなかった轟音を鳴らしています。「Please, John, You're Killing Me」は力強く、ラストの「If Tuesday Comes」と合わせて印象に残る曲。
(source : Asthmatic Kitty Records)
Fol Chenのアルバムを聴いていて連想された音楽を一応挙げておきます。Yo La Tengo(の「And Then Nothing Turned Itself Inside-Out」)、TV On The Radio、Broken Social Scene、Lemon Jelly、etc...
[MP3を再生する]
Fol Chen「Cable TV」
Fol Chen「No Wedding Cake」
Fol Chen「The Believers」
「Part 1: John Shade, Your Fortune's Made」/ Fol Chen
release : 17th Feb, 2009
label : Asthmatic Kitty Records
寒さが徐々に緩む2月は無性に、
アコースティックギターの練習をまた始めたくなってきます。今はFleet Foxesが大のお気に入りなので特に。
アコギで弾くRadioheadの曲ならば、何年か前に「Lucky」を歌とともにけっこう真面目に練習しました。出だしを弾ければ今でも思い出して全部通してやれるかもしれない。「In Rainbows」の曲では、例えばついこの間紹介した「Reckoner」なんてきれいに通して弾くことが出来れば、自分の演奏と歌であってもぶわっと涙腺に来そうだけど、どうだろうか。
今の住まいは築30年以上のマンション。多分、壁が薄いのです。アコースティックギターの練習なんてとてもとても気が引けて出来ません。もう一台のMyギター、Fender Telecaster Deluxeなら音の問題はヘッドフォン装着でクリア。ですが、トムやんがすっかりGibson SG使いになってしまってから、あんまり触ってな・・・ごにょごにょ。元々、テレキャス・デラックスはあの楽器の形が好きで購入するに至ったのだけど、せっかくだからってんで、同じブラックをお取り寄せしてトムとお揃いにしたのに。あとはX-girlとバッドばつ丸のシールを貼れば完璧だったのに。(クリックで写真拡大)
閑話休題。今日はFleet Foxesの話でした。
Vimeoかどこかをうろうろしていた時。ある動画で女性が部屋でアコギをじゃかじゃか、Fleet Foxesの「Tiger Mountain Peasant Song」を熱唱しているのを発見。ぬあ、これはすごい! YouTubeへ行ってみたらこの曲は他のものに比べて、コピー曲としてとても人気があるらしい。メロディの美しさもあるけど、構成がボーカル1本とギターだけというシンプルさで、ファンが挑戦しやすい曲なのかも。
YouTubeで「Tiger Mountain Peasant Song」と検索すると、バンドの映像よりも上に表示されたこの動画。女の子2人によるカバーです。何者なのだと詳細を読んでみると、この2人はスウェーデン出身、KlaraとJohannaのSöderberg姉妹。「First Aid Kit」というデュオを結成し、Bloc Party、The Cribs、Her Space Holidayらが所属するWichita Recordsで若いながらも音楽活動を本格的にやっている姉妹のようです。ぎゃん、90年代生まれ?! おーまいが!
こっちは本家。