[naku-yoru] :: DIARY: 2009年1月アーカイブ

2009年1月アーカイブ

(1月18日追記)MySpace.com - Dark Was the Nightで試聴できる曲が増えてますね。追加されたのは、Feistとベン・ギバートのデュエット「Train Song」。うーん、これは良い曲。

12日にMerge Recordsの20周年記念ボックスを買うか買うまいか悩んでましたが、このコンピにもかなり惹かれます。

リリースが昨年末から告知されていたコンピレーション・アルバム「Dark Was The Night」の収録曲が、先日明らかになりました。「Red Hot Organization」というエイズ関連の国際的な団体によるプロジェクトだそうで、日本語の公式ウェブサイトを見てみたら「機関設立20周年目にリリースされる、記念すべき作品」とのこと。きてますね、20周年。

参加したミュージシャンたちはというと…
The Kronos Quartet、The Decemberists、Iron & Wine、Sufjan Stevens、Arcade Fire、My Morning Jacket、The New Pornographers、Yo La Tengoに加えて、FeistとDeath Cab For Cutieのベン・ギバード、Blonde RedheadとDevastationsなどがそれぞれコラボレーションで参加。今月に入ってDIARYで紹介したばかりのBon Iverや、Andrew Birdまで。
にゃー、これは豪華豪華! USインディ・ロック~オルタナティヴのファンなら垂涎モノのラインナップです。収録曲は以下のとおり。アメリカ盤は4ADから2月16日発売、日本盤はベガーズ・ジャパンから2月25日発売予定。より詳しいニュースはCDJarnal.comへどうぞ。

[試聴する]
■ MySpace.com - Dark Was the Night
■ FMusic (MP3) : Dirty Projectors + David Byrne - Knotty Pine

rhcompi.jpg 「Dark Was The Night」/ Various Arists(A Red Hot Compilation Album)
release : Feb, 2009
label : 4AD(US)、ベガーズ・ジャパン(日本)

(Disc 1)

  1. 「Knotty Pine」Dirty Projectors + David Byrne
  2. 「Cello Song」The Books featuring Joses Gonzalez
  3. 「Train Song」Feist and Ben Gibbard
  4. 「Brackett, WI」Bon Iver
  5. 「Deep Blue Sea」Grizzly Bear
  6. 「So Far Around The Bend」The National
  7. 「Tightrope」Yeasayer
  8. 「Feeling Good」My Brightest Diamond
  9. 「Dark Was The Night」Kronos Quartet
  10. 「I Was Young When I Left Home」Antony with Bryce Dessner
  11. 「Big Red Machine」Justin Vernon + Aaron Dessner
  12. 「Sleepless」The Decemberists
  13. 「Die」 Iron & Wine
  14. 「Service Bell」Grizzly Bear + Feist
  15. 「You Are The Blood」Sufjan Stevens

(Disc 2)
  1. 「Well-Alright」Spoon
  2. 「Lenin」Arcade Fire
  3. 「Mimizan」Beirut
  4. 「El Caporal」My Morning Jacket
  5. 「Inspiration Information」Sharon Jones & the Dap-Kings
  6. 「With A Girl Like You」Dave Sitek
  7. 「Blood Pt. 2」Buck 65 Remix (featuring Sufjan Stevens and Serengeti)
  8. 「Hey, Snow White」The New Pornographers
  9. 「Gentle Hour」Yo La Tengo
  10. 「Amazing Grace」Cat Power
  11. 「Happiness」Riceboy Sleeps
  12. 「Another Saturday」Stuart Murdoch
  13. 「The Giant Of Illinois」Andrew Bird
  14. 「Lua」Conor Oberst with Gillian Welch
  15. 「When The Road Runs Out」Blonde Redhead & Devastations
  16. 「Love Vs. Porn」Kevin Drew

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前回、ジャケ買いして大成功だった「Armchair Apocrypha」から2年、シカゴ生まれのマルチ・インストゥルメンタリスト、Andrew Birdのオリジナルアルバム「Noble Beast」がアメリカで今月20日に発売。 今作では通常版「Noble Beast」の他に、この通常版にボーナストラック9曲をおさめたCDが付いてくるデラックス版の「Noble Beast / Useless Creatures」がリリースされるそうです。

Myspaceのアーティストページでは「Noble Beast」の全14曲を公開中。フィドルの響きとそして彼の音楽の特徴である口笛が味わい醸してて、やっぱりすてき。
Andrew Birdは現在アメリカ・ツアー中で、4月まで予定がびっしり。ライブではアコースティックギター、フィドル、サンプラー、そして口笛と次々に楽器を操って演奏するそうですが、年齢はまだ35歳。もっと下かと思っていました。あんな風に口笛吹いてみたい!

[動画」
■ Current - Andrew Bird Bike Ride



noblebeast.jpg 「Noble Beast」/ Andrew Bird
release : 20th Jan, 2009
label : Fat Possum Records

nb-uselesscreatures.jpg 「Noble Beast / Useless Creatures」/ Andrew Bird
release : 20th Jan, 2009
label : Fat Possum Records

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約1ヶ月前にお知らせした、グラミー賞の続報。
2月8日(アメリカ時間)の授賞式に向けて、各候補者の顔写真をモチーフにした広告をメインに、第51回グラミー賞授賞式のキャンペーンが始まっているようです。

grammy-thmy500px.jpg
Pitchforkに掲載された4枚の広告は、Radioheadのトム・ヨーク、Coldplay、Kanye West、Lil Wayneの顔写真とテキストでデザインされていて、とってもCool。テキストの内容は各人が今までに影響を受けた楽曲のタイトルなどで構成されているそうで、トムはBjorkの「Unravel」、ディヴィッド・ボウイの「Ashes to Ashes」、Liarsの「The Wrong Coat for You Mt. Heart Attack」などなど。カニエのにはトムのアルバム「The Eraser」が!

セントラル・パーク近くの地下鉄への階段でPitchforkのライターが目撃したと記事にありますが、こんなのあったら速攻で剥がされそう! てか己も欲しいよ!って方に、同サイトではそのイメージの超特大サイズが紹介されております。何とトムのイメージはサイズが1557×3026、4.2MB!
(source : Pitchfork)

[その他のグラミー賞関連の記事]
■ Thom Yorke stars in advertising campaign | NME.COM
■ Grammys sign up Lil Wayne, Thom Yorke for new campaign | Los Angeles Times

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Blurの再結成&ギグで話題を集めるデーモンがボーカルを取る、カートゥーン・バンド GorillazがBBC Radio 1のZane Loweの番組で、新曲のデモを披露するかも、というニュース。

放送はイギリス時間で14日の19時から21時。番組ではデモの披露と一緒にデーモンのお気に入りのレコードをかけたり、番組の合間には先日のBlurのラジオ・セッションも放送されることが予定されているそうです。
また、ファンサイトではバンドメンバーのマードックも特別出演すると噂が。
(source : NME.com / Gorillaz-Unofficial)

これは懐かしい。「異色の~」という点でも、Gorillazと「カウボーイ・ビバップ」はマッチしてるかも。
■ gorillaz and cowboy bebop

gorillaz and cowboy bebop - Watch more free videos

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January 12, 2009

Merge Recordsが20周年。

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今年平成21年は、昭和最後の世代と平成最初の世代がいっしょに成人式を迎えるということで、なんだか自分の齢を意味も無く感じてしまいますが。

score_merge20th.jpg
Arcade Fire、Spoon、She & Himなどを有し、2007年には「Neon Bible」(Arcade Fire)と「Ga Ga Ga Ga Ga」(Spoon)がそれぞれビルボードのトップ10にランク・インを果たした、アメリカのインディーズ系レーベル、Merge Recordsも今年で設立20年を迎えたそうです。おめでとうございます。同レーベルでは20周年を記念したスペシャル・ボックスセットが発売されるそうですが、これがとんでもないボリューム。
■ Merge Records - SCORE! Merge is 20!

内容は、14アーティストが手がけるコンピレーションCD(アートワークやおまけ付き)、リミックス曲集、カバー曲集、レーベルから過去に発売されたシングル盤のジャケットデザイン集、「SCORE!」専用のボックス。そのほかに、Scharpling and Wursterというデュオの爆笑コメディCDもついてくるとか。どうしてコメディなのかと思ったら、この2人組の正体はSuperchunkのドラマーのJon Wursterと、「名探偵モンク」の脚本家として知られるTom Scharpling。
「SCORE!」は店売やデジタル・リリースの予定は無く、Merge Recordsのオンライン・ショップでの申し込みのみ。今月はまず最初にコンピレーションCD2枚が購入者の下へ配送される予定。スケジュールについては専用のブログが開設されていますのでここでチェックしましょう。最新のニュースによるとThe Shinsもカバー曲集に参加したとか!
予約受付は先日11日で一旦締め切られていますが、現在も購入は可能のようです。ただし価格は199ドル。去年の11月16日までに予約してたら179ドルだったみたい。1年を通してCDが送られてくるなんてちょっと面白いし、内容も興味あるし、このボリュームなら2万円弱でも安いかなぁ…懐に余裕のある方はいかが?

リミックスには我らがTortoiseのマッケンタイア先生、カバー曲集にはDeath Cab For Cutie、The New Pornographers、Quasiなど魅力的な面々。

【14 Curated Compilation CDs】
Peter Buck、David Byrne、David Chang、Marcel Dzama、Zach Galifianakis、Georgia Hubley、Miranda July、Jonathan Lethem、Phil Morrison、Amy Poehler、Alex Ross、Marjane Satrapi、Kara Walker、Andrea Zittel

【The Merge Remix CD】
Battles、Caribou、Jason Forrest、Hands Off Cuba、Kieran Hebden (Four Tet)、Junior Boys、John McEntire、Barbara Morgenstern、Mark Robinson、Trey Told'En (Gregg Gillis&Frank Musarra)

【The Merge Covers CD】
Apples In Stereo、Bright Eyes、Broken Social Scene、Bill Callahan、Laura Cantrell、Death Cab For Cutie、Dirty Projectors、Calvin Johnson、Ted Leo & RX、Lavender Diamond、Les Savy Fav、Barbara Manning、The Mountain Goats、The National、The New Pornographers、Okkervil River、Quasi、Times New Viking、Tracey Thorn & Jens Lekman

January 12, 2009

Jagjaguwar(レーベル探訪 No.04)

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なんと1年2ヶ月ぶりにお送りするのは、自称、”Independent Music サポーター”が不定期で紹介するシリーズ、「レーベル探訪」の第4回目。
数日前に記事で新曲を紹介したBon Iverが、この「Jagjaguwar」の所属アーティストでした。あれ?Ladyhawkeもこのレーベルだっけ?と思ったら同名のバンドでした。あちらとは似ても似つかぬおっさんぶり。
■ JAGJAGUWAR

アメリカはインディアナ州、ブルーミントンを拠点とするJagjaguwar。現在お抱えのアーティストは、
Besnard Lakes、The Black Mountain、Bon Iver、Dead C、The Julie Doiron、Ladyhawk、Lightning Dust、The Lord Dog Bird、Minus Story、Monroe Mustang、Nagisa Ni te、Odawas、Okkervil River、Oneida、Parts & Labor、Pink Mountaintops、Skygreen Leopards、The Spokane、Sunset Rubdown、Swan Lake、Wilderness、Will Sheff、Women、Richard Youngs

The Black MountainOkkervil RiverOdawasなども、お気に入りのMP3系ブログで何度か目にしたことのある名前。なるほど、Jagjaguwarって中堅なんですね。
このレーベルのウェブサイトでは、MP3音源や動画を大量に公開しています。
■ JAGJAGUWAR MP3's

刺激的!って感じではないけれど、地味ぃなテンポのポップ~ローファイでストレートなロックがメイン。そして、無駄に動画の画質が高い。10月にCDリリースしたばかりのWomenってのがなかなか良いですね。

foremma.png 「For Emma, Forever Ago」/ Bon Iver
release : Feb, 2008


inthefuture.jpg「In The Future」/ The Black mountain
release : Jan, 2008


The Stand Ins.jpg 「The Stand Ins」/ Okkervil River
release : Sep, 2008


women-women.jpg「Women」/ Women
release : Oct, 2008
[MP3を再生する]
Women「Black Rice」
Women「GroupTransportHall」

January 10, 2009

2月22日への構想。

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kitten-vs.jpg 頼まれてもいないのですが、また2月22日に向けて「あれ」の準備をしようかな。
というのは、MovableTypeを離れたユーザの声を聞いて興味のあったWordPressを今日はぽちぽちと触っていました。いきなり引っ越すのも何なので、じゃまぁ、簡単なブログからまず始めたらええやん。ということで、両方を同時に扱ってしっかり勉強してから動きたいと思います。
2月22日の期間限定ブログは、そのWPのテストを兼ねてやってみることになるかも。実際は時間が無くて、使い慣れたMTのこのサイトの中でやるかもしれないけれど、こうやって宣言しとくと自分の中でいくらか勢いがつき易いので・・・。とりあえずドメインだけは猫っぽいやつを取得出願中。

今晩は、その身勝手企画のための猫のブログパーツなどを探してうろうろ。このなかから上の2つを左サイドバーに貼ってます。黒にゃんこの「ねこちか」がめっちゃかわいい。
■ ネコ温度計(デスクトップで動くパーツもあります)
■ ねこちか2
■ [ペット大好き!] - ネコ図鑑
■ 宅配はネコである。

yamato-blgpts.jpg ヤマト宅急便の「宅配は、ネコである」は去年からずっと気になっていて、YouTubeでCMを見つけてお気に入りに速攻で登録してしまったくらい。特設ウェブサイトでユーザ登録を済ませると、この宅配ネコちゃんに名前を付けることが出来て自分の猫になってくれます。今日、その特設サイトへ久々に行ってみると、背景が冬バージョンになってる! ブログパーツとムービーも新たに追加されていました。

猫好きの間でヤマトといえば、このウェブサービス以上に話題になってるのが、梱包資材のひとつ「ウォークスルーボックス」。猫は狭くて暗い箱の中が大のお気に入りですが、これはうってつけの遊び道具。YouTubeにもこの箱で遊ぶ猫の動画がアップされています。

■ 宅配は、ネコである。Long Version

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「動く」ジャケットがユニークな、アメリカ・ボルチモア出身のサイケデリック・バンド Animal Collectiveの新アルバム「Merriweather Post Pavilion」がいよいよ発売されます。
期待が大きいかのように「いよいよ」なんて書きましたが、彼らの音楽は2005年の「Feels」を最後に、次のアルバム「Strawberry Jam」はスルー。あのジャケットがグロくて仕方ないんだもの!ウエーッ! ある意味、この新譜のもグロい。(下の画像をクリックすると拡大。が、閲覧注意。注視すると苦手な人は酔います)

merriweatherpostpavillion.jpg 「Merriweather Post Pavillion」 / Animal Collective
label : Domino
release : Jan, 2009

この新作が発売されるまで、リークを防ぐためにレーベルからの規制がとても厳しかったそうで、反発したファナティックなファンによる「偽メール事件」なんてものまで起こってしまう始末。そんなこんなで現地アメリカでは、19日にラジオ局 NPRの「Listening Party」でこの新アルバムをフィーチャーした番組を放送する予定。新曲は日本ではどういうわけか、mixi ミュージック+ラジオで全曲公開されています。というわけで、久しぶりにmixiに入ってみたりしてます。

発売に合わせて、アメリカ、イギリスの主要音楽メディアではさっそくレビューが配信されています。Pitchforkに至っては、未だかつてお目にかかったことの無い「9.6」という超超高評価。「単にレビュアーがファンなだけだろー」と野次が飛び出しかねません。
■ Pitchfork - Best New Music - Animal Collective「Merriweather Post Pavilion」
■ The Milk Carton - Animal Collective「Merriweather Post Pavilion」
■ NME.COM - Album Review - Animal Collective「Merriweather Post Pavilion」
■ The Guardian - Animal Collective「Merriweather Post Pavilion」

PitchforkはどんだけAnimal Collectiveファンなんだろと思ってサイトの中を漁ってたら、動画が7本も。ソロでも活動してるメンバーのPanda Bearのも入れると9本! やーこれはホンモノだ。
■ Animal Collective: Water Curses | Pitchfork.tv

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