福岡で「マトリョミン・アンサンブル」イベント開催 - [naku-yoru] :: DIARY
December 8, 2008

福岡で「マトリョミン・アンサンブル」イベント開催

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12月13日(土)、福岡市天神の丸善福岡ビル店で、「マトリョミン・アンサンブル」と題して、マトリョミンの演奏イベントが開催されるそうです。時間は午後3時から。
店内フロアでは、マトリョーシカのフェアも同時開催されていて、実際にマトリョミンを触ってみることもできます。

テルミン演奏家でマトリョミンの生みの親でもある竹内正実氏と、その弟子たちで結成されたマトリョミン・アンサンブル、Marbleの1stアルバム「曙光 -SHOKOU- 」が来年3月に一般発売を控えていますが、それに先駆けて今月3日より、iTunes Music Storeなどで6曲が収録されたミニアルバムが配信開始。
MySpaceのアーティストページでも3曲を試聴できます。同サイトではアルバムの製作日記も公開されています。

matryomin-marblealbum.jpg 「曙光(しょこう)」 ミニ・アルバム / Marble
1. Caravan
2. Dark Eye (黒い瞳)
3. Chiisana Sora (小さな空)
4. Edo Spectacle (江戸スペクタクル)
5. Marble's Winter Medley (マーブルの冬)
6. Song of Marble (マーブルのうた)

【関連したサイト】
■ Mandarin Electron - マトリョミンとテルミンの情報サイト
■ Mandarin Web Shop (マンダリン・エレクトロン サイト内)

試聴してみると、まるで人間がファルセットで歌っているみたい。マトリョミンの演奏には検定もあって、プロになるとこんな安定した音が出せるのですね。以前、触ったときにはチューニングだけで疲れてしまった己。

Radioheadのアルバム「Kid A」では、このテルミンに似たあの不思議な音色が登場しますよね。ジョニーが出しているあの音は最初、テルミンを使う案もあったけど、結局安定性を重視して、右手のリボンで音程を取るオンド・マルトノを選んだというエピソードを聞いた覚えがある。
「KId A」とオンド・マルトノについては、雑誌「BUZZ」2001年11月号の、世界的オンディストであるハラダタカシ氏とジョニーの対談&レクチャータイムのページが詳しい。
ハラダ氏にお手本を弾いてもらったあと「弾いてみて」と促され、モジモジしながらも楽器に触れ、頬を赤らめるジョニー。・・・ここだけ描写がやけにかわいいんだから。

動画は、その誌面でジョニーが告白していた、「マルトノ奏者に(独学の奏法を)笑われた」という2001年のパリでのTV収録ライヴから。ジョニーのオンド・マルトノはあのつんのめるような前傾姿勢がかっこいいんだよ!

■ Radiohead How To Disappear Completely

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