Road to Maishima 04 : Death Cab For Cutie
第4回目は、大阪会場8月10日のSonic Stageに登場する、アメリカ・シアトルを拠点に活動する4人組バンド、Death Cab For Cutie。
このバンドに最初に興味を持ったのは、アルバム「Transatlanticism」のカバーデザイン。
動物ジャケット愛好会・福岡本部代表なもので。(ただいま、メンバー募集中)
Death Cab For Cutieは、ワシントン州・ベリングハムで工学を学んでいたベン・ギバードの失恋からスタート。その経験を9つの曲に仕上げ人に聴かせてまわったというのは、ある意味「ショック療法」と言うべきなのかも。
1998年から2001年の間に、インディーズ・レーベル Barsuk から3枚のアルバムをリリース。ツアーも成功している。バンドは休暇を取った後(その間にベンはサイド・プロジェクトで The Postal Service を結成し、「Give Up」というアルバムを作っている)、ドラムスにジェイソン・マックガーを迎え、2003年に、USパワーポップ・ファンが感動の涙とともに賞賛する名盤「Transatlanticism」をリリース。
2004年の秋に大手レーベル Atlantic Recordsとレコード契約を交わし、翌年「Plans」をリリース。このアルバムはその年のグラミー賞 "ベスト・オルタナティヴ・アルバム" にノミネートされた。
今年、3年ぶりとなる新アルバム「Narrow Stairs」をリリースしたDeath Cab For Cutie。
未だにアルバム「Transatlanticism」、その中でも「Title And Registration」、「Tiny Vessels」、「Transatlanticism」の曲の印象が強い己としては、新曲を最初に聴いた時、甘さ控えめの大人びた雰囲気に少々驚きを感じたのだけれど、今じわじわと共鳴してきています。
ビデオが公開されたばかりの「Cath...」という曲はイントロのギターメロディからぶわっとこみ上げてくるものがある。ベンのもみあげ具合など気にならなくなるくらい、悲しげで美しい曲。
(12月25日追記:先に添付した動画が削除されていたため別のものに変更)
■ Cath...(Live on The Tonight Show with Jay Leno October 31, 2008
)
「Narrow Stairs」 / Death Cab For Cutie
label : Atlantic
release : May, 2008
「Plans」 / Death Cab For Cutie
label : Atlantic
release : Sept, 2005
「Transatlanticism」/ Death Cab For Cutie
label : Barsuk
release : Sept, 2003
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