Sigur Ros 5thアルバム「残響」 - [naku-yoru] :: DIARY
June 5, 2008

Sigur Ros 5thアルバム「残響」

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Bjorkとともにアイスランドを代表するアーティスト、Sigur Ros。
5枚目となるフル・アルバム「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」(邦題:「残響」)が今月発売されます。(日本国内盤は7月2日発売)
今作ではプロデューサーにFLOODを迎え、初めてアイスランドから離れてのレコーディング。

sgrs-zankyo.jpg 「残響」/Sigur Ros
オリジナルタイトル「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」
ralease : 2nd, July 2008
label : EMI Music Japan

バンドのオフィシャルサイト(日本)のトップページでは、アルバムのオープニングを飾る曲「gobbledigook(ゴッベルディゴーク)」を期間限定でフル試聴できます。
が、.ukドメインのオフィシャルサイトの方で、同曲のMP3ファイルがダウンロードできます。トップページからメニュー "media"へ進んでください。(DLにはサインアップが必要)
メニュー "media"では、MP3ファイルの他、ミュージックビデオ、写真、アートワークなど様々なアイテムが公開されています。
■ official sigur ros website(公式ウェブサイト/UK)
■ シガー・ロス OFFICIAL WEB SITE(日本)

と、ここまで書いておいて、Nabbrにこのアルバムのフリーウィジェットがありましたので貼っておきます。
イントロから聴こえるアコースティックギターの和音は軽快で、リズミカルなビートがとても印象的。明るい雰囲気で始まるアルバムに仕上がっているようです。


ちなみに、己のお気に入りのサイト「Dead Flowers」の6月3日付けの記事で、新曲「Festival」がアップされていました。よく見ると、ラジオからリッピング音源・・・?
■ Dead Flowers

本日5日から本格的なワールド・ツアーに入るSigur Rosですが、スタートはなんとメキシコから。その後はアメリカ、ヨーロッパ圏とイギリス、母国であるアイスランドと北欧、後半には東欧とロシアも含まれていて、かなりハードなスケジュールのようです。
NMEのニュースによると、6月17日にアメリカ・NYのMoMAにてスペシャルライヴの予定。場所が場所だけに、どんな「スペシャル」なのか気になるところ。
(source : NME

新作でどうしようもなく気になっているのは、アルバムジャケットの元気なお尻たち。
1stアルバム「Von」から「Ágætis byrjun」、「( )」、「Takk...」まで一連のアルバムジャケットから己が連想したものは「肉体に宿る前の魂」、「胎児」、「( )=新しい名前を付ける」、「少年時代」といった感じで、「人間の成長」といったようなものがテーマなのかなと個人的に思っていました。今回は青年たちの開放的なヌード写真、NSFW(Not Safe For Work=「仕事中に見るには危険な」)なイメージが取り上げられています。「少年時代を経て、性に目覚めた活動的な青年期」といったような意味合いなのでしょうか。

先月、Pitchforkで紹介された記事によると、新作のアートワークを手掛けたのはニューヨークを拠点に活動する写真家、ライアン・マッギンリー(Ryan McGinley)。
上に貼ったウィジェットからは「gobbledigook」のミュージックビデオも見ることができます。これも彼の作品ということなのでしょうが、上も下も全開で写っています。MTVで放送できるのでしょうか?ウィジェットからは、作業中のスタジオ内を撮影した動画なども合わせて見ることができます。
■ Ryan McGinley(公式ウェブサイト)
(source : Pitchfork


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