Mission Complete! /「In Rainbows」Discbox到着。
本日、ようやく到着しました。Radiohead「In Rainbows」/Discbox。
Vestaxハンディトラックス! お前の出番だ!
・・・うーん、予想通り「In Rainbows」ってばアナログでもいけますね。むしろこっちの音の方が好みかも。
同梱のCD2枚組は、先にダウンロード版としてリリースされたDisc1に、今回初対面となるDisc2。
を、早速聴きながら、この記事を書いております。
MK 1
Down Is The New Up
Go Slowly
MK 2
Last Flowers To The Hospital
Up On The Ladder
Bangers & Mash
4 Minute Warning
これらの曲のうち、「Down Is The New Up」「Go Slowly」「Banger & Mash」の3曲は、2006年のツアーの音源を、「Last Flowers To The Hospital」は、2005年にトムが参加したTrade Justice Movementのシークレットギグの音源、「Up On The Ladder」は、2002年のサラマンカ公演の音源を既に聴いていました。
その時に聴いて好きだった「Down Is The New Up」と「Bangers & Mash」は如何に完成されたのか?!
前者は、最初「デモっぽい音だな」と聴いていたら、これもジョニーくんの仕事なのでしょうかね?ストリングスが主張してきて、ムードのある曲に仕上がっています。
3分を過ぎたあたり、メロディに合わせてストリングスがドラマチックに背後から迫ってくるような音は、すごく雰囲気が出て良いと思うのですが、どういうわけか笑ってしまったよ、己。
後者は・・・うーーーーーーーん、どうなんだ!! ライヴで演ってた時よりもテンポが遅いぞ。やっぱり、ライヴ向きの曲なんだろうなぁ、うん。ちょっと見当外れだったかな。
「In Rainbows」がDisc1、Disc2と揃い、ようやくコンプリートしたところで、今回のアルバムのコンセプトと音の方向性とは・・・なんつって、それは音楽ライターにお任せしましょう。
しかし、改めて4年前の「Hail To The Thief」から今回の「In Rainbows」を続けて聴いてみると、思ってみなかった落差を感じる。10年分の経験がしっかり凝縮され、とにかくパワーのあるHTTTに対して、素材そのものの風合いを残した「In Rainbows」の音。
Radioheadの音楽を時系列順で見たとき、一つ前の「HTTT」までは、どのアルバムも前回の作品を踏まえての「進歩」あるいは「成長」であったのに、今回のこの「In Rainbows」の力の抜けようと言ったら!
特にDisc2の「4 Minute Warning」という曲などは、ある種の境地に至ったのかとも思ってしまいますが。
まぁ、物は言い様で、 ”コテコテ”に作り込んでいない薄っぺらい部分を不満に思うファンやリスナーも多くいるだろう。「HTTT」やトムの「The Eraser」でRadioheadの音楽を好きになった人たちはどういう感想を持っているのか興味のあるところ。
ところで、気になったことが一つ。
このDiscboox、己はてっきりw.a.s.t.e.からの発送かと思いきや、伝票を見ると差出人が「ホステス」。
・・・んっ?! ってことは今月末にレーベルから出る「In Rainbows」って、このDiscboxのことなのか??
私もIN RAINBOWS DISCBOXを買おうと思っているのですが、海外のものを購入したことがないので、方法がいまいちわかりません。
W.A.S.T.E.の入会費はいくらでしょうか。支払方法はどのようでしょうか。よろしくお願いします。