「There Will Be Blood」がリリース。
来月公開予定の映画「There Will Be Blood」の映画音楽を手がけたジョニー。
■ アカデミー賞サイト オスカーノユクエ/「There Will Be Blood」
アルバムがAmazon.comにてプレ・オーダー開始。日本での公開は年明け?
(source : at ease)
「There Will Be Blood Sountrack」/Jonny Greenwood
レーベル:Wea/Atlantic/Nonesuch
曲目は次のとおり。
1. Open Spaces/2. Future markets/3. Prospectors Arrive/4. Eat Him By His Own Light
5. Henry Plainview/6. There Will Be Blood/7. Oil/8. Proven Lands/9. HW/Hope Of New Fields
10. Smear
トレイラーはこちらから。しっかり雰囲気出ております。
(2003年にジョニー名義でリリースされた、同じくオリジナルサウンドトラック「Bodysong」の「Convergence」という曲が聴こえるのですが、これも使われているのか?)
■ SlashFilm.com/New There Will Be Blood Movie Trailer
ついでに、少し古いニュースですが、ジョニーがオーケストラのために作曲し、2006年に
「British Composer Awards」のBBC Radio3リスナー賞受賞した「Popcorn Superhet Receiver」という曲がありまして、この曲が、今秋から翌年1月までアメリカで開催されるイベント
「The Wordless Music Series」の、1月の公演で披露されるとのこと。
■ The Wordless Music Series 公式サイト
ユニークな名前の割にペンデレツキ・サウンドばりばりの不穏な音響です。
BBC Radio3でストリームされているのを聴く事が出来ますが、どうも不安定。聴けない時は何度かリロードしてみてください。
■ 「Popcorn Superhet Receiver」(RealPlayer Media File)
ジョニーくんの作曲した曲は、好きだと公言しているペンデレツキの音楽をルーツにはしているものの、
「不穏さ」と隣り合わせて、彼なりに「美しさ」が表現されている。優雅だけど、恐ろしい。
「Popcorn〜」や「Smear」を聴くと、新曲「In Rainbows」の6曲め「Faust ARP」のバックに聴こえる、
あの美しいストリングスはジョニーの仕事なのかな、と想像してみたり。(なんせ、公式のコメントが出ないもんだから、どこをどう、誰がアイデアを出し、組み立てていったのかとか詳細が掴めない…)
この曲は、例えば、第一楽章のラストなどは曲の静的な導入部分と対照的で、弦を叩いてビートを強めているところに、彼の音楽的嗜好を垣間みて、一ファンとして興味深く。
また、これらの曲はRのメンバーは既に聴いていると思うのだけれど、ジョニーをお気に入りな皮肉屋トムくんは、一体どういう感想を彼に言ったのか、妄想的ファンとして気になるところ。
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