森を離れ、ペンギンと戯れる
Radioheadファンサイト、at easeの15日付けニュースより。
バンドの広報によれば、現在制作中のLP7は、リリースは2008年以降とのこと。
遅れの理由は、話題のひとつでもあった「新しい契約レーベルはどこになるのか」ということと他にあるのか?
詳細は不明。(source : at ease)
おーい、いつまで森の中に隠れとるのー?
リニューアルされたat easeでは、これまでにRadiohead.comのブログページDEAD AIR SPACEでメンバーによって投稿されたLP7の情報の断片が、きれいに整理整頓されています。こちらから。
ちょうど昨年の今頃は、ミニ・ツアーでヨーロッパとアメリカを回っていましたね。
新曲の「15 step」「Bangers N' Mash」「Down Is The New Up」「All I Need」「Videotape」などなど、そして長らく未発表曲としてライブでだけ演奏されてきた「Nude (a.k.a "Big Ideas")」の出来上がりを、それはそれは楽しみに待っているのです。
しかしながら、未だ5人(プラス1人)は深い深い森の中で、あーでもねぇ、こーでもねぇと思案中みたいだから、己はちょっと森を離れて、北の方へ行ってみたよ。
"Penguin Cafe Orchestra - Best - "/Penguin Cafe Orchestra
release : 2007
label : エイベックスMC
ベスト盤なのに、たった12曲。ベスト盤なのに、紙ジャケ。うーん・・・。
ペンギン・ガールなデザインはかっこいいし、1曲目が「Penguin Cafe Single」で良い曲だったから許そう。
許そうって偉そうな態度もとれないけれど、ペンギン・カフェ・オーケストラ。名前だけ知ってて、まともにちゃんと聴いた事のなかった音楽なのでした、この音楽隊。
音を聴いてみて思ったのは、Tortoiseとかライヒ好きの己なら逆の経路で遠からずいつか出会えてただろう。
ブックレットの解説はピーター・バラカン氏。スライドショーのBGMのくだりでは、PCO初心者の己でも「ミスター・バラカン、ワタクシも同感です」と、はつと膝を打ったよ。
歌詞のない器楽という性質は無論、作品の温度感、空気、なんとなく音楽の個性みたいなやつを捉えるのが容易い音楽って、何も考えず、気楽に楽しめるから良いですね。
って、そういう「捉えやすさ」のことを「独創性」って言うのか。
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